恍惚の人の投票された口コミです。

恍惚の人

[コウコツノヒト]
1973年上映時間:102分
平均点:6.85 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-01-26)【イニシャルK】さん
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監督豊田四郎
キャスト森繁久彌(男優)立花茂造
高峰秀子(女優)立花昭子
田村高廣(男優)立花信利
乙羽信子(女優)京子
篠ひろ子(女優)エミ
吉田日出子(女優)瀬川邦子
野村昭子(女優)笈川千恵
中村伸郎(男優)藤枝
浦辺粂子(女優)門谷のおばあちゃん
杉葉子(女優)木原夫人
原作有吉佐和子「恍惚の人」
脚本松山善三
音楽佐藤勝
撮影岡崎宏三
製作佐藤一郎
市川喜一
配給東宝
美術小島基司
編集山地早智子
その他IMAGICA(現像)
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【口コミ・感想】

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3.《ネタバレ》 小説もテレビドラマもまったく見たことがなく、この映画で初めてこの物語に触れたのだが、最初は少しボケているだけだったおじいちゃん(森繁久彌)が最後には子供のようになってしまう認知症の恐ろしさと、そのおじいちゃんの介護をする家族(主に嫁)の姿がかなりリアリティを持って描かれていて怖い映画だった。豊田四郎監督の晩年の作品だが、脚本を担当した松山善三監督の作風の色が濃く、「名もなく貧しく美しく」もそうなのだが、本作も当時まだ今ほど理解が進んでいなかっただろう認知症を真正面から取り上げた社会派映画となっていて今見ても考えさせられるし、テーマ的にも今日に通ずるものがあり、古びていないとまでは思わないが、現代においても本作の価値はじゅうぶんにあると感じる。おじいちゃんを演じる森繁久彌は当時60歳と認知症の老人を演じるにはまだ若干若い気もするが、その演技がものすごくリアルで、まるで本当に惚けてしまったかのような演技に圧倒されっぱなしだった。そんなおじいちゃんの介護を一人で背負う嫁が徐々に神経をすり減らしながらも献身的に介護を続けるという姿が見ていて痛々しいのだが、それを見事に演じ切っている高峰秀子の演技力もやはりすごく、主演のこの二人の存在が本作の完成度を一層高めている。白黒スタンダードという73年当時既に古めかしい映像もよく、汚物をこねくり回すシーンなどのリアルさを抑えるためもあるのだろうが、おじいちゃんが花を見ているシーンの美しさはまさに白黒ならではだろう。ラストの孫のセリフも良かった。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-08-12 23:56:25)(良:1票)
2.2013.10/15 鑑賞。昭和48年話題になった作品も敢えて鑑賞せず。
現役バリバリの時に両親の未来に結びつく気の重い題材は敬遠。有り難い事に大きな苦労もなくその時期も過ぎ、今は自身が当事者に近づいてきた。思い切って鑑賞も全ての気持ちが良く解る。40年経過もこの問題は残ったまま、政治の貧困だけで済ますことではないが・・。
ご自由さんさん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-15 16:34:57)(良:1票)
1.《ネタバレ》 いじめられていたのにその義理の親の介護をしなければいけなくなったというのは割とありそうな話で、その介護の時間は本当に苦しいものだったけど、亡くなってその苦しさから解かれたときに残るものがあったのがよく伝わってき、上手く演出出来ているなあと思いました。認知症への理解が今と違っているのも興味深かったです。あとみなさんおっしゃる通り森繁久彌は完ぺきな演技をしましたね。
さわきさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-21 01:18:17)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.85点
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200.00%
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515.00%
6735.00%
7735.00%
8420.00%
915.00%
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