《改行表示》 6.《ネタバレ》 コメディー映画でありながら、エンターテインメント映画ではないという奇妙な映画。 ある意味で「芸術系映画」と同じように、エンターテインメントを期待する観客には不満だろう。 初めの方では整合性を保ちつつ不条理を描くように進行していくが、途中から構造自体が破綻し始め、何をやっているのか分からなくなる。そうして全体が台無しになっていく構造や、コメディらしくない極めて冷めた雰囲気の自己破壊的な側面に、体験として特有のものがある。 笑える笑えないかという水準で判断される作品でないし、本当に面白いものは笑えない(笑えるものは手加減している)という感触がある。「監督・ばんざい!」よりも作品自体としての質は高い。 世間で言われているような意味合いでの下らない作品ではない。 例えば「その男、凶暴につき」や「座頭市」よりも、この作品からのほうが多くの感銘を受けた。 【浅田荷葉】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-03-13 01:35:47) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 ビートたけしのくだらないモノ集大成的作品。 もう中盤以降はダレまくりだが、不思議と嫌な気分にはならない(お金払って劇場で観ていたら発狂するかも知れんが・・・)。 それよりも、ここまで馬鹿馬鹿しい事で最後まで貫くのは、ある意味凄いし潔い。 好きとは言えないが、嫌いじゃない映画。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-02 21:29:12) |
4.1~4作目まで出ていた人がけっこう出演しているのでなかなか面白い。僕も白竜さんに「はい合格!」と言われてみたい。 |
3.好きなんですよ。この馬鹿ばかしさ、くだらなさ。笑えなかったけど、これを腹抱えて笑えるようになりゃ、日本の文化もたいしたもんだと思うけど。出るのが早すぎたかも。あと何年かしたら再評価されるんじゃないかな。そういう期待をこめて5点。 【ひろみつ】さん 5点(2003-06-13 22:29:17) |
2.これって結構お金かかってると思うんだけど、それで普通はもうちょっと観客のこと考えてちゃんとやろうとか思ったりするとおもうんだけど、これは迷いがないよね。ほんとやりたいことやってるって感じで。それってなかなかできないよ、すごいことだよ。僕もほとんど笑えなかったんだけどね、わきげで遊ぼう♪わきげで遊ぼう♪ってのだけかなり笑えたんで、まぁそれに5点を。 【あろえりーな】さん 5点(2003-06-02 01:12:29) |
1.ダンカンも嫌いではないのだが、あの主人公をシリアスな役者が演じたとしたら、もっと締まりのある映画になったんじゃないかな。「北野ファンクラブ」のノリから脱していないのが残念(金は段違いにかかっているだろうけど)。最初の車ネタはけっこう笑えた。戸田奈津子訳も。 【とし】さん 5点(2003-02-26 03:09:44) |