ゆきゆきて、神軍の投票された口コミです。

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ゆきゆきて、神軍

[ユキユキテシングン]
1987年上映時間:122分
平均点:6.90 / 10(Review 87人) (点数分布表示)
戦争ものドキュメンタリーバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-05-24)【イニシャルK】さん
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監督原一男
助監督安岡卓治
出演奥崎謙三
撮影原一男
企画今村昌平
美術赤松陽構造(題字)
編集鍋島惇
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11.奥崎謙三という人物の魅力でこのドキュメンタリーはなりたってると思います。これほどの圧倒的パワーに満ちたおっさんはなかなかいない。彼の言動に賛否あるのはしょうがないが己の確固たる信念をもって行動する生き方は今の世の中では逆に新鮮に映ります。サブカル好きに好まれそうな方でした。
しっぽりさん [DVD(邦画)] 9点(2008-11-13 19:52:21)(良:2票)
10.《ネタバレ》 私はこれほどまでに刺激的な映画を観たことがない。凄いの一言。奥崎謙三という人間は、類い稀なる人物だ。自らの暴力を「世間の間違いを暴くための暴力なら、それも必要」と、肯定する。キ印であることは、まず間違いない。しかし、同時にエンターテイナーとしても一流。カメラを意識し、常に最高のパフォーマンスをカメラの前で発揮してみせる。興奮しながらも、自分の言いたいことは、的確にしゃべっている。そして何より、もの凄い度胸の持ち主。「無理が通れば道理ひっこむ」まさにこれが証明されている感じ。戦時中、仲間殺しをしたと思われる人物をアポなしで訪問しては、ねじふせる。時には暴力、時には執拗なまでの詰問で。最初は相手方も口を堅く閉ざしているが、奥崎謙三の執念の詰問に、やがては重い口を割らざるを得ない状況に追いこまれる。この執念と技術が凄い。この人は、お金もうけをしようと思ったら、まず間違いなく成功するに違いない。このドキュメンタリーは、ものすごく良くできている。頭から最後まで、時間を忘れるほどにのめりこめた。暴力あり、暴言あり、泣きどころあり。そして反戦映画としての真面目な側面もありだ。とにかく観ていて血の騒ぐドキュメンタリーだった。正論をかざして正義感ぶったり、気が弱くて自分の言いたいこと言えなくて悩んでる人、綺麗なアメリカ戦争映画しか観たことない人、などなどは是非観てほしい。そして疑問に思ったのは、奥崎謙三氏の不思議なほどの喧嘩強さ。
痩せていているのに、何故だかめっぽう強い。喧嘩には度胸と喧嘩慣れが一番重要だと言うことを、奥崎謙三氏は体を張って教えてくれた。喧嘩に強くなりたいヤンキー諸君にも、非常にタメになる作品である。印象的なシーンを挙げてみる。それは、皇居でのお手製マークⅡによる街宣シーンだ。警官たちが車を取り囲むが、全く意に介していない。世の中で最強権力とされる国家権力を向こうに回しても、全く動じないのだ。この人に怖いものってあるんだろうか。私もこの人の様な度胸が欲しい。そういえば奥崎謙三氏、誰かに似ていると思ったら、ボクシング評論家のジョー小泉氏と軍事評論家の江畑謙介を足して二で割った感じの風貌である。どうりで喧嘩と戦争に強いハズだ。エンドロールで流れる激しい太鼓が素晴らしい。最後の最後まで完璧な演出。この映画を、知らぬ存ぜぬは許しません!
にじばぶさん [DVD(邦画)] 9点(2008-07-06 23:19:59)(良:1票)(笑:1票)
9.《ネタバレ》 ドキュメンタリー映画。主人公である奥崎謙三が、かつて自分も所属した日本軍ニューギニア残留部隊において実施された、兵士の不可解な処刑について、その遺族とともに関係者を訪問して、真相を追求するという内容です。当初、関係者の口は非常に堅かったのですが、暴力的に追い詰めることにより、口を割らせていきます。関係者が深刻に苦悩しているのがよくわかるわけですが、どういうわけだか、どこか笑ってしまうつくりになっているんですよね。奥崎謙三という男のキャラがとにかく強烈で、バイタリティと行動力が半端じゃなく、物腰低く相手の懐にもぐりこんだり、滔滔と自分語りをしたり、思い通りに行かないと急にキレて恫喝したり、文字通り寝技に持ち込むしぶとさです。適所でキレることで、こいつヤバイと思わせて、相手の戦意を削ぐんですよね。実際それ以上にヤバい人なんですけど。変な人が一人いるだけなら、あり得る話と言えるのですが、処刑された兵士の妹なる人物が、これまた強烈なキャラで、なんと、こともあろうか、(インチキ臭い)霊能者なんですね。奇跡的です。笑ってしまうシーンは多いのですが、特に好きなのは、押しかけた関係者宅のこたつの上に、たまたま置いてあったみかんを並べて、処刑時の立ち位置を再現して、問い質すシーンですね(人が死んでるんやで・・・)。処刑を指示したとされる隊長の妻が、撮影隊に対抗して写真を撮りまくっていたシーンも、結構好きです。
camusonさん [DVD(字幕)] 9点(2023-03-20 19:21:03)(良:1票)
8.《ネタバレ》 ドキュメントの最高峰
テーマがアレなもんで薦めにくい のではあるが
 
じじぃがじじぃにマウントとって殴りつける
総合マニアでなくてもヨダレが出る内容
 
とかゆーんでなくて、これはぜひ多く人がみてみるのが良い映画かもしれません
ドキュメンタリーの何たるか ヒトとしてのなんたるか
と時に穏やかに、かつ暴力的に考えさせられます
正直こわいです これぞドキュメンタリー
 
水野晴郎のいう『戦争はよくない』
とは一味も二味も いや 全然違う
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 9点(2010-06-13 18:22:36)(良:1票)
7.《ネタバレ》 確かに奥崎謙三はDQNでどうしようもない男だが、彼のおかげで貴重な戦争の体験談をこうやって残すことができたのは偉業といえる。
それよりも、奥崎の奥さんの何も言わないでついていく姿が泣けた。二人とももうこの世にはいない。
no_the_warさん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-31 03:16:09)(良:1票)
6.こんな映画があったとは・・眠たい時に観たが、冒頭あのおじさんが登場した瞬間にシャッキリと目が覚めた。吐き気がするくらいの衝撃。戦争によって様々な人がここまで追い詰められる事実。義務教育の国語の教科書を読んでも、はだしのゲンを読んでも、プライベートライアンを観てもわからなかった戦争による人間の心の傷の生々しさがある。8月15日の深夜に毎年放送したらいいと思う。
素敵な鯛の靴さん [DVD(吹替)] 9点(2008-12-10 00:59:05)(良:1票)
5.ドキュメンタリー映画の最高峰。とにかく奥崎氏の行動力に終始圧巻。彼の行動、元兵士達の証言等どう受け止めるかは個々の自由だが、とにかく多くの人に一度見てほしい映画です。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-30 19:03:35)(良:1票)
4.《ネタバレ》 これはある一人の人間の物凄いドキュメンターリー映画である。奥崎謙三、このあまりにも常識外れな人間、行動、それは例えば昭和天皇が皇居参賀の日に天皇陛下に向って、パチンコ玉をぶつけようとするという普通では考えられない行動を取る。その一方で戦争によって、亡くなった戦友のお墓の前で涙を流すその姿は人間としての正しい有り方、行き方、例えどんなに他人からおかしな奴、変人扱いされても、一人の人間としての進むべき道を物凄く現実を持って知らせる。この親友の墓参りのシーンがあるからこそより一層、他の部分での奥崎謙三という一人の人間の持っている奇人変人的な一面というものが物凄い力を持って観る者に衝撃を与える。今まで観たどのドキュメンタリーよりも力の持った恐るべきこれこそ本物のドキュメンタリーだ!本当は満点にしたいぐらいのとにかく物凄い作品なのだが、奥崎謙三ということの男がどうにもこうにも私の上司の顔にそっくりなのが気になって仕方がないので、マイナス1点とするが、それでも本当にこの作品の持つパワー、恐ろしさ、奥崎謙三という一人の人間性がずしりと重くのしかかる物凄い傑作!
青観さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-07-10 21:59:01)(良:1票)
3.《ネタバレ》 みんな、オクザキさん凄すぎ!って言うけれど、旧ナチスを追求するユダヤ人グループは、今でもみんなでオクザキしてる。つまり、欧米の規準だと、悪いヤツはオクザキさんぐらいにきっちり追及するのが正常で、水に流すのは悪に加担するのと同じ。これは「グローバルスタンダード」だったりするから始末が悪い。私は、オクザキさんがそばにいたら引くけれど、原則として、オクザキさんは偉いなぁと思いました。別の意味で凄すぎるのが、もう一人の、確かヤマダさんというニューギニア生き残りがもらしたコトバ。自分は山の中であっち行ったら水があるとか、何かと勘が働いたから、みんなに喰われないで済んだ、ですと。取り柄がないヤツはマジで喰われるってのは、うーむ、いや、ほんとに、凄いな。そこにいる他人を、食べようかな、ってマジで考えるって、どういうことだ?これこそ真に想像を絶している。
哲学者さん 9点(2004-06-24 12:48:17)(良:1票)
2.この人マジ者やし…凄いし…絶句やし…戦争が人を変える?お勧めは出来ない!でも見るべきだと思う…こういう人がいることもでも理解してはならない… 神であるから…マジに見ないように笑える人以外は…かなり不愉快になると思う!
レスマッキャン・KSKさん 9点(2004-02-05 01:42:10)(良:1票)
1.《ネタバレ》 衝撃作にして怪作。人間が作った「法」に抗い、「神の法」のもと強行される奥崎謙三の一連の言動にえもいわれぬ悲哀と空虚を感じずにはいられない。殊に「良い結果をもたらす暴力なら使う」という論理で本当に事件の当事者(の長男)に発砲して逮捕されるという衝撃のラストは一生忘れないだろう。テロが日常化した近年、暴力で問題を解決しようとする姿勢の愚は誰もが知っている。しかし、奥崎の思想を論破できる人間が果たして世の中にいるのだろうか。戦争とは?法律とは?天皇とは?死とは?暴力とは?慈愛とは?という人間の根本的命題のみならず、戦争という呪縛に囚われた者の因果や戦争という地獄を体験した者の悲愴がこの作品には強烈に刻印されている。
スペシャルラブさん 9点(2003-06-20 00:10:29)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 6.90点
0910.34%
133.45%
211.15%
311.15%
411.15%
578.05%
655.75%
71213.79%
889.20%
92528.74%
101517.24%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.60点 Review5人
4 音楽評価 9.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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