バウンス ko GALSの投票された口コミです。

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バウンス ko GALS

[バウンスコギャル]
Bounce KO Gals
1997年上映時間:109分
平均点:7.20 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-10-18)
ドラマ青春もの
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タイトル情報更新(2021-09-18)【イニシャルK】さん
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監督原田眞人
助監督竹下昌男
キャスト佐藤仁美(女優)ジョンコ
佐藤康恵(女優)ラクちゃん
岡元夕紀子(女優)リサ
役所広司(男優)大島
桃井かおり(女優)サキ
村上淳(男優)サップ
矢沢心(女優)マル
ミッキー・カーチス(男優)老紳士
小堺一機(男優)小出
今福将雄(男優)教授
塩屋俊(男優)芳賀高光
原田遊人(男優)モロ
脚本原田眞人
音楽川崎真弘
撮影阪本善尚
製作テレビ東京
ホリプロ
配給松竹
松竹富士
編集阿部亙英
録音柴崎憲治(音響効果)
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【口コミ・感想】

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4.アメリカの青春映画では、よく楽しませた後にさわやかなラストシーンがあったりするけど、邦画でここまで感動をもらえるとは正直思わなかったです。「青春」というテーマは普遍的でありながら、ともすれば時代の切り取り方で説得力がなかったりするとしらけるので、非常にリスクが多いジャンルだと思いますが、そのリスクを避けようとあくまで空気的に捉えた「ラヴ&ポップ」に対し、「バウンス」は真っ向から勝負していて、それが見事に結実した傑作だと思います。でも「コギャル」という非常に難しい世代文化は見ていて理解不能という部分もあるし、クサイ演出もいくつか見受けられます。それを補った佐藤仁美、役所広司、村上淳の演技は秀逸です。邦画では貴重な、”逃げてない映画”なんじゃないでしょうか。
ハッチさん 10点(2003-08-07 18:47:36)(良:2票)
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3.《ネタバレ》  中盤におけるヤクザとコギャルとの問答シーンの緊迫感は凄いですね。  結果的には意気投合して「見逃してもらった」形となる訳だけど、殺されるなり殴られるなりしても全くおかしくない雰囲気だっただけに、息が詰まるような思いがしました。   今となっては古臭くなっているかも知れませんが、当時における「コギャル」の生態を描いた品としても、凄く貴重。  コギャル当人に言わせれば「私ら、こんなんじゃないし」という答えが返ってくるかも知れませんが、年代も性別も異なる自分の目線からすると、極めてリアルに描かれているように思えます。   援助交際を行っているグループの中でも、すぐに身体を許す子は「サセ子」と呼ばれて見下されてしまう辺りなんかも、非常に興味深い。  こういった場合、第三者の目線からは「コギャル」と、ついつい一括りにしてしまいがちだけど、彼女達の中にも差別やら区別やらが存在するんだなぁ……と、しみじみ感じました。  「別に自分達が特別な訳じゃない」 「常識ある大人が少なくなったんです」   などの台詞によって「援助交際とは、そもそも大人側の需要が存在しなければ子供側の供給も存在しない」という真理を突いてみせるのも、実に上手いですね。  男性であるヤクザ目線でも、女性であるコギャル目線でも、互いの言い分に一定の説得力があるというか、観ていて肩入れ出来るような感じに仕上げているのは、監督さんの力量なのだと思われます。  こういった世代差や性別を越えた「対話」を扱う際に、どちらか片方を貶める事なく描いてみせるのは、中々出来ない事かと。   「どうして子供が売春なんてするんだ?」という観客の疑問に対し「子供の内は捕まっても罪が軽いから、悪い事をするなら今の内。二十歳になったら悪い事は止める」と語る少女を作中に登場させて、一つの答えを示している辺りなんかも、色々と考えさせられましたね。   それまで大人の「欲望」を利用して金稼ぎしていた少女達が、終盤にて大人の「善意」によって救われる構造なども、面白かったと思います。  ただ、自分としては最後の最後で、妙に綺麗にまとめてみせたというか、ちょっと終盤の展開だけ映画の中で浮いているようにも感じられて、そこは残念。  あの終わり方だからこそ、青春映画としての魅力も強まっているのかも知れませんが、もう少し苦みを含んだハッピーエンドでも良かったかも知れませんね。  それまでの展開がリアルであっただけに、爽やか過ぎて非現実的に思えてしまいました。   エンドロールの最後に流れる笑い声が、凄く怖かったりもしたのだけど、あれの演出意図も気になるところ。  大人目線による「子供の得体の知れない不気味さ」を表したにしては、劇中でその「不気味な子供」を好意に近い目線で描いている訳だし、どうも不可解。   全体的にクオリティは高いのですが、最後まで謎や違和感も残るという、後味爽やかとは言い難い映画でありました。 
ゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2016-08-10 10:11:46)(良:1票)
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2.《ネタバレ》 コギャルが話題になり始めた頃に作られた映画なので、旬は過ぎている。 それでも、当時の風俗の中での青春群像劇としてよく描けている。 コギャルなりの論理とルールで大人社会の暗部と渡り合う。 女子高生の会話がとてもリアルで自然な演技。 主役が凛とした美少女だったらもっと役に適っていたと思うが、いまいちオーラを感じなかった。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 7点(2014-04-21 18:38:05)(良:1票)
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1.日本にもこんな素晴らしい群像劇があるんです。 タイトルや援交という題材によって、かなり客を敬遠させてしまっているのが勿体ない。  これを観て佐藤仁美って綺麗で上手い子がいるもんだなと認識したんだけど、今は目立った活躍をしてないですね。残念。
カラバ侯爵さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-03-23 11:55:52)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4210.00%
5210.00%
6420.00%
7210.00%
8315.00%
9630.00%
1015.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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