7.音楽、というか歌詞が全部良かったです。ヘドウィグの、心を開放するまでの過程が音楽に乗せてこちら側に放出されて来て、気付けば真摯に聞き入っている自分がいました。切々と歌い上げる姿はまさに‘魂の叫び’。「愛の起源」も最高ですが、全てを脱ぎ捨てて歌った「Midnight Radio」には泣かされました。 【Tweety】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-09 23:02:09) (良:1票) |
6.表面上の涙は出なかったんですが”心”が泣いた作品です。正直観るのが辛かった・・・。 【tetsu78】さん 10点(2004-06-02 23:44:14) (良:1票) |
《改行表示》 5.典型的なジャケ引きタイプの映画ですね、そういう戦略なのかは分かりませんがあれではあんまりな気が・・・(あくまで私見ですが)とはいえ印象には残るからそれはそれでいいのかも。まぁそんな事は置いといて、深い映画でした。若干設定に分かりづらい部分があった事が残念ですが、元々がミュージカルなんですよね。映像・音楽的にもイイ感じでした。さすがにそのケのない男にはややツラい描写も無くはないですが、まぁそれは少女マンガを読んでるようなものですからね、良かったです。ただジャケットが(まだ言うか)やりすぎ!井筒監督が「手術に失敗したなら再手術しろよっ!」って言いながらかなり評価してたのにも納得の作品。(評価・意見ともに) 【HLB傭兵】さん 8点(2003-12-25 11:42:48) (良:1票) |
4.言葉にできない程、とても深い話だった。カタワレを探し求めては裏切られて傷つきっぱなしだったけど、彼女は強くあろうとした。だからこそ痛々しかったし、かわいらしく見えた。最後は愛する人に自分の事を理解してもらえて、初めて弱さを見せて泣いていた時にはこっちもジンとした。そしてありのままの自分が完全体なんだと気付いて一人で歩き出す終わり方も前向きで良かったし、もうサイコー!!モチロン、音楽はスバラシイ。 【もりしげひさや】さん 10点(2003-05-24 02:14:09) (良:1票) |
3.凄い映画だった。これはかなりキリスト教的な話なのかな、と思った。ヘドウィグが客席にダイヴするシーンはキリストの磔。とするとトミーはユダ?といろいろ考えてみるものの、そこんところはイマイチ判らず。ベルリンの壁は崩壊しても、人間の前には性別、性差という高い壁が今も厳然と聳えているのか…なんて考えるも、難しくてよく判らず。そんな何も判らんアホな私にも、判ることがある…「これは凄い映画だ!」 そしていうまでもなく音楽が最高に素晴らしい。ヘドウィグの繰り出す名曲の数々に、小生の怒りの数インチ(泣)も大興奮!!すんません。 【愚物】さん 9点(2003-05-11 23:57:52) (笑:1票) |
2.ウ~ン感情移入できませんでしたね。愛というものの苦しさを見出せませんでした。そりゃあなたの性格によってそうなるのだろうという感じです。雰囲気は大好きなんですが。音楽と物語の交互の演出良いですね。私は手術していなくても怒りの?インチです。失礼。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 6点(2002-12-18 03:49:56) (笑:1票) |
1.男女は互いに失われた半身、だから男女は互いを求めてやむことがない。では男でも女でもない者は自らの半身として誰を求めればよいのか? そして未だ半身を見つけられない者(私か…)は? 永久に満たされぬ存在達は、だからこそ永久に愛を求め続けることができる、それを歌い続けることができる、ヘドウィグ&ジ・アングリー・インチと共に…。ゲイのロック歌手の映画だと思ったら、これは不完全な愛の迷い子達へ捧げたロック・ミュージカル。この勢いで私の好きなこの分野も、もっともっと製作されて欲しいと思います、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-04-07 17:50:19) (良:1票) |