5.緒方拳って、「私は、捨てない。スモーキン・クリーン」なんてニコニコ微笑んで人情おやじみたいになってちゃいけない人なんですよね。全盛期の彼って、本当にスクリーンの向こうからでも、ビリビリ来るような異様な迫力があった。決して暑苦しくない、ギラギラした感じがね。この頃の彼は凄かったですね。対する三國連太郎も、その前の世代のそういう存在でしたから、この組み合わせはクールでしたね。賠償美津子も強烈な存在感で、決して悪女とか濃いキャラではないんですが、何しろあのおっぱいでしょう。子供心に、なんて凄い女優さんなんだと思いました。ラストシーンでは涙が止まらなかったですね。決して泣かせるシーンではないはずなんですけど。この頃の日本映画って、角川映画ばっかりだと思われてるところあるんですけど、こういう作品がけっこうあなどれなかったりするんですよね。最近観てないけど、そろそろ観直してみたい頃かな。 【anemone】さん 8点(2003-12-21 02:20:14) |
4.まあまあだった。でも人を殺し過ぎですよね。これって実話なんですか?そう思うと怖いです。 |
3.こういうノン・フィクションの犯罪物が大好き。小金を得るために淡々と殺人を続ける、緒方拳が怖い。 |
2.私はこのドロドロとした映画好きです。緒方拳、三國連太郎の迫力の演技に圧巻です。 【まりん】さん 9点(2003-02-09 03:31:59) |
1.思ったより面白くなかった、というのが率直な感想。殺人シーンの撮影は、全て実際の各事件現場で撮っているらしい。これは凄いと思った。殺人の動機について説明がなく、緒方拳もあまりに淡々とした演技のため、見ていてやや拍子抜けする感じがした。でも、殺人犯なんて実際はあんなもんだろうなと思った。結構リアルな映画なんでしょう。 【クロマス】さん 5点(2003-01-30 15:35:23) |