《改行表示》 4. 歌って踊って恋をするプレスリー映画は理屈抜きで楽しめる。本人は「くだらない映画」と思っていたとのことだが、明るく屈託のない役柄はエルヴィスにお似合いだと思う。対照的に、本作ではJ・ディーンを意識したかのような陰影のあるシリアスな演技を見せるが、これはこれで悪くない。白人と先住民の子という葛藤を抱え、反抗心を見せる複雑な青年像を手堅く演じた。 本作のように先住民を悪役視するだけでない映画がニューシネマ以前にいくつか製作されており、アメリカ映画の奥深さを感じた。最後は尻切れトンボが惜しい。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-10-29 13:21:15) |
3.あれこれ複雑な人間関係を置いている割には、脚本上も演出上も何も整理されておらず、もちろんプレスリーに演技力など望むべくもなく。つまり、映像としての再現シーンを羅列しただけで終わってしまいました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2022-08-17 23:49:18) |
2. まぁ、確かに不朽の名作!とかいう様な映画じゃないけど、そう捨てたモンでもないと個人的に思うんだがナァ…。インディアンと白人が所帯を持っているに止まらず、その混血児を主人公にして白人対インディアンの争いの狭間で苦悩するなんてテーマは当時としちゃズバ抜けて画期的だったハズだし。プレスリーも野性味を押し出して意外に好演してるし、母役のドロレス・デル・リオがイイ味出しててグー。「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の30年先を行っていた感じだけど、監督のドン・シーゲルは歯切れの良さが身上なんでチト畑違いな感は否めないか。 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-09 21:18:54) |
1.エルビスプレスリーが初めて演じた西部劇で劇中一回も歌を歌わない本格的な映画と言われて高校生の時に見に行きましたか。しかし歌を歌わないプレスリーになんの意味が、と言う映画でした。 |