7.ザ、ハルストレムという感じで普通に良かった。 |
6.アストリッド・リンドグレーンの「やかまし村」シリーズは、彼女の「ピッピ」「カッレ」より幼年向きで読み物としては食い足りないところがありますが、視覚的な媒体である映画にすると昔のスウェーデンの田園風景がすばらしく、田舎の子どもの生活を描いた同じスウェーデンの画家カール・ラーションの水彩画を思わせます。 本は3冊で映画は2本、タイトルは同じでも構成は入れかえて映画の1作目は夏の話だけの夏休み日記。 リンドグレーンが脚本も手がけ、望みどおりにハルストレムに撮ってもらえたのではないでしょうか。 三軒きりの村の北屋敷・中屋敷・南屋敷もそのままに、草や水とたわむれるリサたちは本当に幸せそう。 6人の顔と名前が一致する頃には終わってしまう理想郷のような世界。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-07 14:15:08) |
5.ほのぼのしたい時はこの映画見ればよし。 【akila】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-03-10 13:21:31) |
4.疲れが取れいくような作品だった。観ていて時間がたつにつれ,「映画を観ている」という感覚はなかった。ムツゴロウ王国のスウェーデン版をテレビで観ているみたいだった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-05 14:50:34) |
3.映画であれ小説であれ音楽であれ、芸術とは、それに触れる者へ挑戦し、時に鼓舞し、時に畏れさせるものであるべきだ! よって癒し系などというヌルいものは許せん! などと吼えられたのも20代まで、30越えるとだんだん弱気になってきちゃう(笑)。こういうストーリー性の乏しい映画、いささか構成力という面では緊張感に欠け、昔なら見向きもしなかったかも知れないが、最近では、う~む、こういうのこそ貴重かもしれんなあ、としみじみしてしまう。「退屈な映画だ!」の一言で斬って捨ててみたい気持ちも無いでは無いが、やっぱり歳には勝てません(笑)。世知辛い現代の時代性ってのもありますしね~。ま、それはともかく、さすがにこの「やかまし村」、ここまで田舎過ぎると、個人的に懐かしさは感じませんが、子供達の視線には、きっとピンとくる懐かしさがあります。買い物に行くエピソード、分かれ道まで戻ると必ず買い忘れした物を思い出すので、その地点を走り抜けちゃえばOKだろうというおバカな発想。ああ、子供ならしそうな発想だ、自分の子供の頃もそんなこと思いつきそうだ。いやいや、大人になった今でも、結構それに近いこと考えてるような気もするなあ・・・・。 【鱗歌】さん 7点(2004-08-13 01:35:26) |
2.これじゃあ教育ビデオじゃないか。と、最初は思った。でもだんだん、このストーリーの無いやかまし村の日常に心が溶けこみ、最後のほうではまるで村の一員になったかのような気分にさせられた。とにかく自然が綺麗。こんな映画もありかも。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-04-16 15:25:01) |
1.やかまし村は現代における清涼剤、郷愁に浸るも良し、子供の笑顔に癒されるのもまた良し。大きな事件ひとつ起きず、のどかな時間だけが過ぎていく。終始子供の視点で描かれている点も好感を持てる。たわいもないことで一喜一憂する子供、好奇心旺盛な子供達は自然に存在する生き物、植物なんでも遊びに変えてしまう。こう見てると、遊びは提供されものではなく、自ら探すものであることがわかる。ラッセ・ハルストレムが本当に撮りたいのは、こういった映画なのだろう。もう一度、母国が舞台の作品も見たいものだ。最後に続きが見たいと思った方、続編「やかまし村の春・夏・秋・冬 」を見ましょう、その後のやかまし村が見られますよ。 【ゆたKING】さん 7点(2003-04-25 17:34:44) |