《改行表示》 9.'10.10/18鑑賞。第14回アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞他を受賞した名作をやっと観る。 何分、活劇でなくヒューマンドラマ、長い間その気にならなかったがやはり観るに値する作品。時代が変わり暮らしだけを見るとよい時代になったものだ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-31 21:18:42) |
8.人の心のつながり、家族の心のつながりが心に染みました。家族には辛いことが起こりますが、それでも前向きに生きていく姿に家族の絆を感じます。最後父親が亡くなってもあの家族は前向きに力強く生きていくだろうと想像させ悲観的な感じにならなく、歌の響きも手伝ってむしろポジティブな余韻が残りました。年齢を重ねるほど感動しそうな素晴らしい作品です。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-13 03:26:15) (良:1票) |
《改行表示》 7.この邦題自体にすごく価値がある。 緑かどうか、実際は炭鉱なんてすすけてかすんだ色なのかもしれないが、 モノクロのためなんとなく説得力があります。 はでではないけど、いつかもう一度観てみたくなる映画でした。 少年が一人前になって、お父さんも安心したのかなあ。 息子たちが旅立っていき、残ったお母さんがさみしいです。 |
6.私を映画好きにさせてくれた作品の1つ。決して派手な内容ではなかったし(確か)、小さい頃観たきりですが、なぜか心に残ってます。 【泳ぐたい焼き】さん [地上波(字幕)] 8点(2009-01-11 14:47:49) |
5.ジョン・フォード監督による西部劇以外の作品で一番最初に観たのがこの映画です。個人的には「静かなる男」の方が好きなのだが、これはこれでまた味わい深い映画です。舞台となっている十九世紀末の炭鉱の町並み、そこに描かれている人達の人間的なドラマとして見応え十分の秀作という言葉がぴったりの作品だと思います。ジョン・フォード監督は西部劇だけの監督でないことをこの映画を観て知りました。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-17 22:39:46) |
4.人生、辛いこと悲しいことが沢山あっても、愛情にさえ恵まれていれば、愛着が持てるし、美しい故郷だったと懐かしむことができる。時代の流れに飲み込まれ家族はバラバラになってしまうけれど、それぞれが精一杯生きていくだろうと思わせる。淡々と力強く、あの時代には普通であった生活を描いている。涙はでるけれど、感傷的でない分、後味が悪くない。それにしても、努力が報われる世の中、善良な人が幸せになれる世の中になってほしい。やっぱり、ジョン・フォードはいいなあ。 【こみち】さん 8点(2004-07-06 23:56:05) (良:1票) |
3.名作に出会うとその監督のイメージが作られます。感動が大きければ大きいほど、確固たる作風が固定されてしまいます。したがって、その思い込みが裏切られたときは失望もかなり大きくなります。しかし、期待を裏切る作品が、とんでもない名作であれば、逆にその監督の評価は何倍にも跳ね上がります。ウェールズの炭鉱で生活する一家の色々な出来事が描かれていきますが、失業、事故、離婚にいじめと、違う時代の違う国の我々にとって、それらは不幸そのものであっても、何と彼らは生き生きと生活していることか。自分の置かれた立場をわきまえ、誰を恨むことなく、できることを一生懸命やろうとする姿勢に、すがすがしさを感じ、感動しました。私のジョン・フォードのイメージを塗り替えた黒猫さん、ありがとうございました。 【パセリセージ】さん 8点(2004-04-01 02:04:22) |
2.恥ずかしながら未だに僕はフォード監督の作品は【駅馬車】しか見たことがないんですが、それでも彼の才能の素晴らしさを垣間見るには充分だったと思ってます。何しろ普通の娯楽作品ながらあれにはちゃんとした人間ドラマが丁寧に描かれているし、映画というものを心得ている人なんだなと思いました。そして今回は【わが谷は緑なりき】前者と違い、なまじっけな娯楽作品ではないけれど、笑うシーンや愉快なシーンなどがありこれもまた娯楽映画とは違った面白さがあります。これを見て思った事は、幸せってなんだろう?お金じゃなくて、ひもじいながら楽しく生活する事なんだと思います。それが前半の、頑固親父や肝っ玉母ちゃんのいる家庭の描写、そして後半の不本意な結婚をしたアンハードの描写等でよくわかります。どんなに辛く苦しい事があっても美しい思い出はいつも心の中にある。私のの谷は…緑だった! |
1.今の日本に失いがちな何かを伝えるドラマですね。是非家族揃って観て欲しい一作。 【Mr.MONK】さん 8点(2003-12-15 23:50:01) |