69.ヒーローたるもの、泣いちゃいけない。あきらめちゃいけない。どんな時も悪には勝たなきゃいけない。でも、この映画で謳われる「大いなる力には、大いなる責任が伴う」は、こんなちゃちな約束事ではない。力を備えた者として、どのように活かすか、どのように力ないものと生きるか、そして、どのように社会と関わって行くか。自分で考え、自分で決断する。スパイダ-マンがアメリカでも特別人気があるのは、学生がふとした偶然から超人になり、その生き方を成長物語として観ているからではないだろうか。映画の中では、確かに特撮はすごい、舌を巻く。あんなことや、こんなことも、もう何でも出来ちゃうんだ、今では。など、感動するが、やはり主人公の動向にこそ、注目したい。持ちたい力ではないが、実際に手に入れるとどうなるのか。力に溺れ、自分を見失う。それが叔父さんの死に繋がる。自分に問う。「何ができるのか」「何がしたいのか」その疑問に答えを出す為に、スパイダ-マンとして生きる。恋人1人の自分ではなく、自分を必要としてくれる大勢のための自分になる、その決意は熱い。その決意がこの映画の最も大きいテーマだと思います。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-03 13:35:47) |
68.やっぱり、原作がよいと映画もおもしろいですね。これからもこのヒーロー系統の映画に期待できます。 【000】さん 8点(2004-02-28 21:45:19) |
67.《ネタバレ》 お気づきになった方も多いだろうが、主人公は身に備わった能力のことを"gift(神からの授かりもの)"と表現している。知ったかぶりをして言えば、これは英語では一般的な表現で、文化的な背景も含めて意訳すれば「その才能を使って"やるべきこと"をやりなさい、ということで神様があなたに与えたのですよ」というくらいの意味である。だからといって、それに関してこの映画が特に変わったことをしているわけではないのだが、しかし、そのあたりを分っているかいないかで、この映画の印象が結構左右されるのではないだろうかと思うので、ちょっと一言。私が思うに、これは「スパイダーマンになって楽しい」とか「勧善懲悪」とか、そういう映画ではないと思う。理数系に天才的才能を持ちながらカメラマンになりたい、などとぬかすような彼のような少年は、神からみれば自分の"gift"に全く無頓着な、許しがたい人間である。そこで神は、主人公の"少年"を、新たなパワーを持ち新たな使命を持った"男"として強制的に生まれ変わらせ、叔父を死なせ、「使命」を果たす道を選ばせる。しかも、与えられた"gift"が強大なだけに、使命もそれに見合った大きなものになる。となれば、必然的に彼は友人やロマンスといった「個人的な事情」も切り捨てていかねばならないだろう。この先ずっとだ。これはやはり「呪い」ではないか。「所詮はアメコミ」と言われるかも知れないが、サム・ライミは、少年が一人前の男になる課程を見せると同時に、スパイダーマンをそのような過酷な運命を受け入れて生きる男として捉えたのだ。私はそこが気に入った。ラストの言葉、特に「私は(ピーターではなく)スパイダーマンなのだ」という力強いがある種の諦観を含んだ言葉が、この映画のテーマをズバリ表している。 |
66.主人公が弱いという設定や、蜘蛛をモチーフにした数々のギミックなどにもかかわらず、正統派のヒーローものという印象を受けました。それはスパイダーマン自身の性善性から来ているのだと思います。ベン・パーカーはいじめられっ子ではありますが、ティム・バートンの『バットマン』のような、トラウマからの開放という意味合いは弱い。倫理から逸脱しかける展開でも、それほど深刻には揺れ動かない。「正義の味方でいること」という決意は固い・・・パーカーは凡人などではなくて、やはり本質的にヒーローなのです。これはトビー・マグワイアの功績で、繊細で頼りなさそうに見えながら、芯に強さを秘めた主人公を実に上手く演じています。観客は彼に感情移入し、一人の青年の心理の微妙な揺れ動きを、リアルに共有します。マグワイア以外の配役であったら、並以下の凡作になってしまっていたでしょう。 【円盤人】さん 8点(2004-02-17 02:16:41) |
65.《ネタバレ》 ヒーロー物なんですが、なぜかそれを感じさせない作品でした。アクション、ストーリー展開すべてが典型的なんですがね。もしかしたら完璧な善悪の戦いではないからかもしれません。それゆえに最後もハッピーではなかったし。ただ特筆すべきは、なんと言ってもスパイダーマンのカッコ良さ!あの動きには惚れます。 【Я】さん 8点(2004-02-13 19:38:41) |
64.面白かったです。ヒーロー物映画で一番好きです。あんなふうに摩天楼をかけめぐりたいですね。 トビーマグアイアぜんぜんかっこよくないじゃんとか最初は思ったんですけど、最後まで見るとすっごいはまりやくですね。いい俳優になりそう。 【りょう】さん 8点(2004-02-09 21:14:17) |
63.主人公のウジウジ感や俗っぽさが、なんとも良い。ラストシーンも結構ビッと決まってた。日本の特撮ヒーロー業界も、見習いやがれ。 【aksweet】さん 8点(2004-02-07 00:05:07) (良:1票) |
62.ワクワクする~なんだろ、ベタベタな展開なのに・・夢があるんだよなあ~この映画には。主演のトビー・マグワイヤは、キテレツ君みたいな雰囲気がイイ。だけどキルスティン・ダンストのノーブラは何かの陰謀? 【青犬】さん 8点(2004-01-29 00:15:21) |
61.単純に面白かった。特にマンハッタンを飛び回るシーンがいいです。悪役の見た目があまりにも漫画チックな気がしたけど(原作が漫画だから仕方ないか…) 【erica】さん 8点(2004-01-28 18:03:05) |
60.これはかっこいいです☆この映画は日本語吹き替えで見ちゃダメですね。グリーンゴブリンのセンス抜群の雰囲気やコメントが日本語吹き替えではまったく対応しておらず、ただのバカ映画になってしまっています。英語版ではアメコミチックのバカっぽさがうまく表現されてて、最高にセンス良かったです。“ダメな主人公がヒーローになって好きな子を守る”って言うストレートなストーリーがまたすばらしい!ひとつケチつけるなら、CGのモーションがかなり不自然でした。2はもっと自然にスパイダーマンを動かして欲しい。
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59.もしハリウッドでドラえもんを映画化したなら、のび太は120%トビー・マグワイアで決まりでしょう。…あ、でも歳が離れ過ぎか。スパイダーマンになる前のマグワイアは本当、机の引き出しからドラが出てきそうな位弱っちかった。洋画のアメコミは完成度が高くて面白いですね。話も良いし、アクションも満足満腹だった。ちょっとマトリックスしてたけどw 【流月】さん 8点(2004-01-12 14:45:38) |
58.笑いどころ盛りだくさんのヒーロー映画。サム・ライミとウィレム・デフォー(これで大好きになった。)が、割り切ってきちんと遊んでいる、という印象。この「大人」二人のおかげで若者俳優さんたちがみずみずしく見えるんだと思った。バットマン以来、アメリカンコミックヒーローを映画化したものはパート2など含めると数知れないが、ライミが新境地を開いた。ちょっと変わったやり方で。 【のはら】さん 8点(2004-01-01 20:20:40) |
57.飛んでるシーンはいいですね。ただ配役は失敗でしょう。 【 バース】さん 8点(2003-12-28 09:39:46) |
56.おれの学校ですっごい流行ったよ♪掃除で家庭科室に行くと必ずミシン糸があっちこっちに張りめぐらされていたのを覚えている。…掃除、めんどくさかったなぁ。 |
55.一見幼稚なのだろなって思われがちなヒーロー物ではありますが、大人であっても楽しめる出来でした。ビルからビルへのジャンプシーンだけでもかなり爽快感が味わえました。。 【3737】さん 8点(2003-12-25 21:59:19) |
54.面白かった!でもMJはヒロインなのに可愛くなかった!!(マグワイヤはダサい役だから別に気にしない)カップヌードルの宣伝が面白かった。笑 【ゆりあっち】さん 8点(2003-12-12 13:53:22) |
53.面白かった!クモにはならなくてもいいけど、空飛びたい。最後2人は結ばれるな~~って思ってのに、結ばれなかったところがまたいい。2が楽しみ! 【アンナ】さん 8点(2003-12-06 22:30:42) |
52.おもしろかった!!!でもヒロインが可愛くなかったマイナス2点!! 【ジョ一ズ】さん 8点(2003-12-06 14:20:02) |
51.バカバカしさがまた面白い! 【きんた】さん 8点(2003-11-16 17:28:01) |
50.単純明快なストーリーとスパイダーマンの機敏で奇妙な動きが見る者を飽きさせない・・。素直に楽しめた。 主演のトビー・マグワイアがいいね!!普通すぎるところに惹かれてしまう^^;; それからデフォーさん。。悪役をさせると天下一品ですなぁ。こわすぎる~ 【つたきち】さん 8点(2003-11-15 01:48:04) |