5.もしも過去を変えることが出来るのなら、あるいはあらかじめ未来が分かるのならというのは大好きなSF的テーマのひとつ。そこで、そんな夢をかなえてくれるのが、時空を自由に超えることが出来るタイムマシンという魔法の装置。監督は原作のH・G・ウェルズの曾孫に当たるらしく、本作が初メガホンという。平坦な演出と説明不足な展開はこれからの課題としたいが、オリジナル版に敬意を払った仕上がりには好感が持てる。映像とセット美術は申し分ない。期待に応えてのマネキン人形の衣装替えに、加速度的に変化するコクピットから望む眺望。そして何より、42年ぶりにリニューアルされたタイムマシンのゴージャス感溢れる魅力的なデザイン。基本的なコンセプトを継承しつつ、パーツひとつひとつが手作り感に満ち溢れており期待どうりの近未来型となっている。このニュータイムマシンを拝見出来ただけでも及第点を与えたくもなります。世間の評価は決して高くはありませんが、オリジナル版に敬意を表した作風とニュータイムマシンに、ちょっと甘いが8点を差し上げます。《ネタバレ》ところでラストなんですが、主人公アレクサンダーは婚約者を救うべく執念の産物ともいえるタイムマシンに見切りを付けます。変えられない過去に執着するよりも、今現在をそして未来に向けて生きることの方が大事なんだと、タイムトラベルを通じて悟ったわけなんですよね。このあたり、作り手の説明不足もあり観客に上手く伝わらなかったのがちょっと残念。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-04-26 23:14:41) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 映像に圧巻された。ほんとにきれいだったと思います。この映画は監督や脚本家によりいろいろと映画の方向性を変えることが出来るけど、ひとつの「H・G・ウェルズ原作タイムマシン」として見るなら完成度はかなり高いんじゃないでしょうか?確かにB級映画っぽいところもあるけど、映像は美しく、音楽もすばらしいと思います。時間を移動するシーンも好きだけど、映画の最後のほうに主人公の言った「所詮、物さ。」というセリフが好きです。そして、なりよりも好きなのがエンディング。アレキサンダーは自分の家を見つけた。そして、それをよかったことだと言う親友。そして、エロイ族のテーマへ。クレジットの最後まで余韻が残るラスト。あのエンディングだけでもいい映画だったと思えます。 【ALEC】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-06 23:16:41) (良:1票) |
《改行表示》 3.80万年後かぁ。。HGウェルズ、、巨人だね。。古典中の古典だね。。 さすがに、時代考証っていうか未来考証に憧憬が深い。。これこそSFの古典にて真の歴史時代劇です。。理解できない人は1940~50年代の古典を読んでください。 過去は変えられません。変えていいのは未来だけ。。 【ぐっきい】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-02 04:13:40) (良:1票) |
2.結構好きです。自分ではこういうの借りないけど、なんとなく見てみたら眠くならないし、映像も綺麗でした。現実味があると思います。 【もも】さん 8点(2003-02-02 17:14:55) (良:1票) |
1.タイムマシンがとても綺麗!! 【ヒロパパ】さん 8点(2002-12-07 00:23:12) (良:1票) |