7.《ネタバレ》 “Raiders of the Lost Ark”『失われた聖なる櫃の略奪者たち』かな?古風に表現すれば『聖櫃泥棒』とかになるかと。私のDVDセットでは『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われた…』とシリーズ化を前面に出していました。 兄「来週金曜ロードショーでレイダースやるぞ」私「なにそれ?面白いの?」兄「面白いぞ」姉「ふぅ~ん、レイダースやるんだ~」私だけ知らない映画らしい。映画に興味の薄い姉さえ知っているのがなんか悔しい。悔しいからそれ以上食いつくのを止めたっけ。'85年秋のことでした。
いよいよ金曜日。この音楽。この主人公…え?これって去年すごい流行ってた“インディ・ジョーンズ”じゃないの??新春かくし芸の“インディ・ジューンズ”の元ネタの映画じゃないの?まさかレイダースとやらがインディ・ジョーンズとは思ってなかったから、凄い得した気分♪ 背中にびっしりの蜘蛛に驚き、ミイラ化した死体に驚き、トラップにイチイチ驚き、黄金像と砂袋にガイドの男と同じ気持ちになり…飛行機で脱出するまでで、もう映画一本分の満足感。噂に違わない名作でした。 凄く頼りになるのに蛇が怖い。二枚目なのにマリオンに思いっきり殴られる。剣を振り回す悪党を銃で倒す。こんな主人公観たこと無い。こりゃ人気出るわ。
更に敵が謎の組織とかでなくナチス。当時はナバロンの嵐とか第二次大戦の戦争映画が割とテレビで流れてたから、ナチス・ドイツって身近な存在で、しかも歴史上実在した悪の組織だったのね。初めて観る全翼の輸送機(オリジナルらしい)。よく現存してるなって関心したUボート。空に海にとナチスの謎だらけの秘密装備がどんどん出てきて素晴らしい。 ジャングルや砂漠を舞台とした冒険映画の中に、戦争映画の悪者が出てくるんだから、ジャンルの違う映画2本一緒に楽しめてる感覚になってました。 世界を股にかけたインディの冒険。まだ終わらない、まだまだ終わらないクライマックスの連続。最後は悪党まとめてドーン!!…悪党の最後とは言え、まだお子ちゃまの私にはショックだったわ。「絶対目を開けるな!」うんインディの言う通りだったわ。 あれだけ奪い奪われしたアークのその後も洒落が効いてて、本当に本当に素晴らしい映画でした。
もう“映画”というより“体験”でしたね。翌日の学校で、友だちにレイダースの素晴らしさを延々と喋ってました。まだウチにはビデオなんてなかったから、近所のスーパーのレコード店で、レイダースのビデオ予告をエンドレスで流してたので、急いで友だち連れてきてず~~~っと観てました。友だちが帰っても私だけず~~~っと観てたから、店主に時代劇物に変えられました。 当時映画に革命を起こしたスピルバーグとルーカスの夢のタッグ。一番驚くのは、これだけの密度の映画が、たった115分の上映時間に収まってる事ですね。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 10点(2023-05-28 22:57:04) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 スター・ウォーズと並んで、過去のものとして忘れ去られていた冒険活劇ジャンルをVFXの効果的な活用で蘇らせた意義は絶大。以降数多い類似作品が製作され、ロマンシング・ストーンやハムナプトラなどが登場した。 それでも、インディアナ・ジョーンズ教授の冒険シリーズが数多の作品と一線を画すのは、稀代のクリエイター2人の奇跡のコラボレーションだからか。当初予定ていたトム・セレックが先約のTVシリーズのためキャンセルされ、ハリソン・フォードがキャスティングされたのも奇跡だが、 最大の魅力は、VFXマジックで観客の想像を完全に覆すクライマックスだ。 奪い合いの末、宝は悪の手に渡る。しかしその中身は風化して只の砂と化していた…皮肉なラスト。それまでの作品ならこれが落ち、これで終わり。だが、発電機が不気味な唸りをあげ…ここから真のクライマックスが始まる。観客は神秘の宝が持つ戦慄すべき神の力の目撃者となるのだ。その余韻が冷めぬ間にもう一つのVFX画面、無数の箱が並ぶ広大な倉庫に神器が消える二度目の皮肉なラストだ…もう呆然とするのみ。
観客が見たいものを〝これでもか〟と見せ、更にもう1回クライマックスを用意する。007シリーズがスタンダードとしたが時代を経て陳腐化したスタイルを視覚効果の力で復活させ再定着させたのが、レイダースだった。 観客はもちろんだが、当時の映画人こそ大きな衝撃を受けたはず。間違いなく歴史をつくった作品。今なお同じスタイルでシリーズが継続しているのも奇跡である。 【墨石亜乱】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-10-07 19:45:28) (良:1票) |
5.これは面白い。シリーズすべて観たあとでも、やはり一番はこれです。序盤のシーンだけで一つの映画としてもいいくらいの完成度です。アークの神秘性、謎解きなどの説明からワクワク感が高ぶり、その謎を一つ一つエピソードを交えながらの展開など、無駄が一切ありません。「連続活劇」という言葉をこの映画で知りました。(もともとはもっと古い時代からあった言葉ですが)部類としては「アクション映画」となるのでしょうが、肉体アクションではなく、知性派アクションという感じが強いです。偶然性・以外性が主人公のキャラを際立たせているという形が私にとっては新鮮でした。 【金田一耕助】さん [地上波(吹替)] 10点(2014-12-28 08:43:28) (良:1票) |
4.南米のジャングルで遺跡を追うところから始まる。いくつものブービー・トラップをクリアして、黄金の像を手にいれるが、ライバルに奪われてしまう。後は逃げる。ここからのシーンがいいですね。命からがら水上セスナ機に乗り込んで助かる。こんな冒険一度でいいからやってみたい。レイダーズシリーズのダイジェストが一作目の冒頭シーンにあると私は思います。 【池田 進】さん 10点(2002-12-28 22:11:28) (良:1票) |
3.これだけは絶対に飽きない自信があります! 【橘】さん 10点(2002-02-23 23:02:56) (良:1票) |
2.オープニングからハラハラドキドキの連続!ストーリーやアクションもすべて完璧に練られててまったく無駄がない、初めて見てから結構経つけど今でも全く飽きていない! 【T・Y】さん 10点(2001-03-30 18:59:56) (良:1票) |
1.冒険アドベンチャーの原点。初めて見た時「こんな面白い映画があるなんて!」と強く思ったのを覚えてます。発想と展開にハラハラしっぱなしで何回見ても飽きません。ホントに最高!! 【DEL】さん 10点(2000-07-22 11:56:46) (良:1票) |