《改行表示》 4.88人の死体を使って造られた人造人間ラザロ。しかしいくつかの死体の記憶が蘇り、って感じの、ゆーたらフランケンシュタイン系の映画やんねけど、演出がうまいんか、結構引き込まれてもーた。視点がラザロで描かれてるんが、まず感情移入しやすかった。そしていくつもの記憶が混在する感覚がなんとなく不気味でそれでいて悲しく観てる俺の不安感をあおるねん。さらに全編の三分の二がまっ白い実験室の中。マトリックスの白い部屋みたいな空間。そこでのラザロと博士の日々のやりとりを描いてるねんけど、これは、ちょっとキューブみたいな感じで、この映画が普通とちょっと違うニュアンスやってのがよくわかる。ただ後半の展開がすごく急でまるで早送りで観てる感じやったのが、テンポよく観れてまったく退屈にならずにいーねんけど、なんかあっけなすぎるとゆーか。お約束すぎるとゆーか。でもラザロの台詞にはちょっと泣いてもーたけど。 【なにわ君】さん 7点(2005-03-15 10:35:25) |
3.なにげに観たんだけどおもしろかった。不思議な雰囲気・カルト臭・主人公の悲壮感が上手い具合に描かれています。サブタイトルの「悪魔の種子」っていうのは無視してかまわないと思われます。(笑) 【猫パンチ!】さん 7点(2003-02-17 19:40:41) |
2.《ネタバレ》 オープニングの真っ白い部屋と包帯ぐるぐるがとても印象的。現代版フランケンシュタインかとおもいきや少し違う。いや,同じかな。泣ける話と言う点では。「Stand by Me」のWil Wheaton(ジャケットの一番左)がその包帯グルグルの人です。当時まだ10代後半ぐらいだったのかな。目がとても奇麗です(今は随分変わってます)ラストではその超人的な力を生かして独裁者を倒すのだが,全編シュールな感じがただよう中で,そこだけちょっと違う感じ。 【蝉丸】さん 9点(2002-12-15 09:26:08) |
1.なんだか突然思い出してレヴューします。はっきりとは覚えてないのだけど、単純なB級ホラーと思って見たら意外にもスタイリッシュで奇妙な映画。かなり意表を突かれて面白いです。最近、ビデオ屋にも置いてないから見つけるの難しいかなあ。 【GO】さん 7点(2002-04-23 00:53:46) |