6.同じバーネットの優等生的な「小公女」「小公子」よりドラマ性の強い物語。(でもあちらも好きです) 不器量な設定のメアリー(ケイト・メイバリー)はともかく、コリンとディコンは本のイメージそのまま。 ディコンと(花園と対照をなす)原野の比重が小さいので脆弱なイメージではありますが、ガーデニングが盛んな英国らしい作品。 小説の最後はコリンと父親だけの世界になっていて不完全だったのは補充されており、メアリーが庭園の鍵を見つけるあたりも本より自然な流れです。 厳格な家政婦メドロックは、マギー・スミスが演じるだけあって終盤はいい場面も用意されており、医者やディコンの母親など削られているキャラクターもいますが、無難にまとめて原作好きな方は十分満足されそう。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-06-16 16:02:57) |
5.原作は未読です。退屈しはしないかと正直不安でしたが、幸いなことに杞憂に終わりました。ミステリチックな面があって、なかなかに面白かったです。子供たちの友情もよく描かれていて、後味爽やかな作品です。 【K】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-06-24 00:21:50) |
4.私のイギリス好きを決定付けた物語。故に、自分の中で世界が構築されすぎていて、自分の世界とコッポラさんの世界の違いを確認するに終始してしまいました。 クレイヴン伯爵はもうすこしどっしりした感じの人がよかったけど、原作に基本的に忠実で、人物も、及第です。 そしてヨークシャーの風景がとにかく美しいです。メアリ達の生きた地に、後に『カレンダーガールズ』の登場人物たちが生まれて、そしてメアリたちが走り回ったであろう丘の上で、太極拳するんだよな~って思わせるような、とても大きな時間の流れを感じさせる作品です。 【稲荷寿司】さん 6点(2004-06-26 10:30:48) |
3.冬の間寂しかった我が家のベランダも、春になって近頃俄然賑やかになって来た。新しく植えた苗もかわいいのだけど、冬の間茶色くてカサカサだった枝からポツポツと生えてくる緑はもっと愛おしい。冬の間ほっぽらかしておいたのに春になれば何度でも再生する、その生命のエネルギーにはすさまじいパワーがある。この映画はそんなエネルギーが奇跡を起こすことをすんなり受入れさせるような作りになっていて、こじんまりとした良い作品だと思う。それにしてもここにレビューされてる方は原作ファンの方が多いようですね。かく言う私も子供の頃大好きで何度も読んだのが「秘密の花園」と「ああ無情」それとアンデルセン童話で、これらの作品は現在の自分の感性に結構影響を与えている気がします。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2004-04-14 11:17:19) |
2.なんでだかはわからないのですが、不思議な魅力のある映画です。ラストのエンドロールの音楽も映画に合っていて余韻を残します。 【omut】さん 6点(2003-08-04 03:59:27) |
1.子供達3人の演技は少々浅はかだが、まぁしょうがない。大目にみよう。華が咲き誇る花園はとてもきれいだった。花園ってなんか憧れる。話自体はたいしてどうも思わなかったが、ま、コリン坊やは立ててよかったね、そんなところですか。 【あろえりーな】さん 6点(2002-05-06 23:52:44) |