4.「エル・トポ」(1970) と併せて一気に鑑賞。
アレハンドロ・ホドロフスキーという人についての予習はゼロで挑んだ二作の連続鑑賞、崇拝者の皆様からとってみると不届き極まりない所業であろうとは思われど、そこには抗うすべもない。しかも本作を鑑賞した場所がかつてWaverly Theatreと呼ばれた本作の北米初公開を1973年に16週にわたって、それでいてその内容故に週末の深夜帯でしか上映できなかったというような状況の中開催していた、まさにその場所だったということを後から知り、ますます信者から背後を刺されそうな気分に襲われた次第。今後共「バチあたり」と呼ばれることは覚悟するし、これら作品を今観ている時点で映画人と自称することは今後とも控えようと新たに決意せざるを得なかった…。
鑑賞後に寺山修司監督作品「田園に死す」(1974) を自分の頭のなかで関連付けていたりしていたのだが、時系列的には寺山作品の方が後であってかつ寺山自身が「エル・トポ」を絶賛していたという記述を見つけるにあたり「やはり。」と勝手に満足していた次第。
4月のWeekende Midnight Seriesのスケジュールが発表され、実は1月からのラインナップを繰り返すことになっていたということを知り、ではまたスクリーンで観られるではないか!と歓喜していたのであるが、この二本は確実にここに入る。
前回との心持ちの違いは明白。今後この時間帯にこの場に入るときはWaverly Theatreとして扉を押して入っていくことになるであろうということ! 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2018-06-11 00:09:14) |
3.エルトポが気に入った人はこっちも見ましょう。あの映像と世界観を、より金のかかった豪華なセットと美術で見せてくれます。後、エログロ描写も更なるパワーアップを遂げています。ストーリーは相変わらず抽象的で、難解ですが、次々と繰り出される刺激的な映像のおかげで、退屈することはないでしょう。ラストは・・・見なかったことにしておきます。 【peeper】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-08 00:24:39) |
2.ホドロフスキーって人は本当にこういう題材が好きですね。“意味不明”という言葉で片付ければそれでお終いなんですが、この作品って人間の物欲や肉欲などの精神面を描いた作品ですね。しかしながらあのオチは…ねぇ。なんかどーでも良くなってああしたようにも思えるんですが、あれも一つの答えを見つけた…ということで良しとしますか(笑。それにしても、ラブ・マシーンね(笑 |
1.メキシコっていったい何?(笑)なんでこんなメチャクチャな映画の為にこんな大量のエキストラが出演したりバカでかいセットをおっ立てたりする?「エル・トポ」のヒューマンな部分をすっ飛ばしてキ○ガイ度をアップさせたような怪作。奇作。 【3Mouth】さん 7点(2002-05-22 20:18:49) |