5.《ネタバレ》 人物相関が見事、この一言に尽きます。ある男がたまたま出会った男の元仲間の悪徳保安官がつるむ牧場主の一味がある男の暗殺を企て・・・と、辿っていったらキリがないくらい複数ありまくる人物同士の絡み。海堂尊並の絡みっぷりです。それが主役4人と悪の親玉1人以外のサブキャラにもきっちり行き届いていてどのシーンをとっても面白く飽きさせない、そんな作品かと思います。シンプルな勧善懲悪を軸に据えた王道でありながらここまで楽しませてくれる練られた構成、見事だと思います。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-27 00:33:07) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 長らく西部劇が作られていなかったその当時、再び復活させようとその魅力を詰め込んで作り上げたという本作。友情、復讐、正義、決闘、西部劇を構成する要素をみんな入れている。唯一足りないのは恋愛要素でしょうか。ただまぁ、恋愛要素も入れると本当にお腹いっぱいになりそうなので、これはなくてもいいかもしれません。本作の魅力は、やはり男の生き様でしょうか。エメットにしろペイドンにしろ、寡黙なんですがそのたたずまいや銃撃のシーン、そしてなにより信念や正義に忠実に生きる、その生き様がとても格好よい。押し付けがましいキャラでなく、こういう人になりたい、と思わせるようなキャラ作りになっていて、観る人に清い生き方の格好よさを提示してくれてます。チャラ男キャラのケヴィン・コスナーもなかなか巧かったですね。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-22 21:40:19) (良:1票) |
3.予想以上に、面白かったです~ 脚本がよく練られているな~って感じです..物語として面白いし、一つ一つのエピソードに必然性があって、ちょっとずつ捻りを加えた展開がイイですね~(玄人好みです) 娯楽性の高い現実離れした西部劇とは違い、主人公達の言動にも説得力があるし、リアリティーを感じます..終盤は予定調和的ではありますが、十分楽しめました..良作です!.. 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-01 12:56:29) (良:1票) |
2.出演者たちが皆、「やった~西部劇だ~」と楽しくノリノリに演じてる(ように見える。気のせいかも知れないけど)のが、イイですね。拳銃をクルクル回す練習、かなりしたんじゃないですかねえ、そりゃ西部劇に出演させてくれるなら私だって練習しますぜ。製作側もノリノリ、詰め込めるだけ詰め込んで(銃撃戦の充実ぶり。登場人物の多彩さ。ちょっと欲張り過ぎてまとまらない面も?)、これぞまさに娯楽大作、愉しいこと愉しいこと。善玉4人が集まるべくして集まり、一方の悪玉はいかにも悪玉で、恨みだの復讐心だのを過度に強調することなく、内面より行動、ただ戦う。理屈っぽくないのがまたよろしい。要するに、西部劇って面白いんだよ、ということを言わんとした映画で、その目的は十二分に果たされた訳です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-10 09:37:23) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 初めて西部劇を見ました。こんなに面白いものとは思いませんでした。 僕は少年○○系の漫画雑誌もよく見るのですが、「この映画に影響を受けている作家さんって多いのでは?」、って思うくらい、少年漫画っぽかったです。それに、ド○クエや、初期のファイナ○ファンタ○ーを思い出しました。 まず、主人公が4人いること。 一人ひとりにイベントが用意されていて、そのイベントをクリアすると仲間になっていくこと。 この時点で感情移入はばっちりです。「ペイドンは仲間になった。」 また、一人ひとり得意とする武器が違うこと。 よってキャラ設定も完璧。 そして、弟が処刑されそうなときでさえ、ちょっと余裕のあったメンバー。決して自分たちのことでは怒らない。 でも、シルバラードで、自分たち以外の人たちが傷つけられると、本気になるメンバーたち。まるで「ワン○ース」のよう。 こういう映画、たくさん作ってほしいです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-11 15:00:26) (良:1票) |