6.年間の自殺者数は約32000人。一日約、87人の方が自らの命を絶っている。人知れず、約15分に一人のペースで今この瞬間も日本のどこかで、見知らぬ誰かが自分を殺している。作中で無垢な子どもが言っていたが、「自殺クラブ」なんて存在していないのに、毎日それだけの人たちが死んでいく。「ここがプラットホーム」という言葉の通り、日本中のいたるところがプラットホームのように、次々と身を投げ出して命を絶っていく。同時に54人の高校生がプラットホームから身を投げれば、あれだけ話題にもなるが、一人一人が別々の場所で身を投げても話題に上がることがない。また、自殺は法律で罰することができない。結局、誰にも止めることは出来ない。するのもやめるのも、自分の判断でしかない。だから、あなたはあなたの関係者ですか?や、勝手にしろという台詞が重く胸に圧し掛かってくる。ぼくはこの問題を覆う、多くの物事に無関心だった。園子温監督の想いがヒシヒシと鑑賞後に伝わってきました。やはり、映画は鑑賞後にしかないのだと改めて学ばせていただいたように思います。 【ボビー】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-24 19:20:15) (良:4票) |
5.なぁ~んだあれ。スズキムネオの足の組み換えに1点。スチャッ! 【40円】さん 1点(2003-12-11 01:08:49) (笑:1票) |
4.それではみなさんさようなら 【ken】さん 2点(2003-11-28 18:40:03) (笑:1票) |
3.グロいグロいグロい~!!しかもワケわからん!!最悪!! 【Ronny】さん 0点(2003-11-16 17:39:55) (良:1票) |
2.傑作な事は傑作です!この意味不明さがとってもよかったです!幽霊感覚とは違う自分の中の怖さを引き立たせてくれる映画でした!現代のすべての人の中にあるなにかを映し出していました。そこが怖かったし最後まで食いついてみてしまいました。ただ勧められる映画ではなかったです(笑)でも自分の中ではある意味この点数 【ヨーヨ】さん 9点(2003-07-05 03:39:50) (良:1票) |
1.<ネタバレあります>冒頭のつかみは素晴らしいです。こういう破綻の効いた始まり方は好きですね。事件発生前後の変化の差の激しさは、そうやすやすと表現できない。前半はかなりぶっ飛んでいるというか、和風サイコホラー独特の狂気がにじみ出てます。これが全編までよかったら『バトル・ロワイアル』よりヤバイって言えるんですが、後半から息切れしてくるのが残念。自殺サークルの首謀者役としてROLLYが出てくる辺りから下降線をたどっていっちゃった。ボクが監督だったら、自殺サークルには首謀者はいないって設定にしますね。もともと、誰かが自殺した事で自殺ブームを引き起こした。それで十分だと思うんです。どう見てもROLLYは小物でしょ。もちろん『真の首謀者』が存在しているんだけれど、ボクから言わせると、そいつも小物。見えない力ほど恐ろしいものはないです。ラストがハッキリしないので、イマイチ。見所が、若者たちがパタパタ自殺していくところだけというのも寂しい。前半のインパクトから4点。 |