5.《ネタバレ》 色んな人が言ってるように、このラストはあんまりです・・・もう少しセッションテープを掘り下げて欲しいなぁ。まあ確かに関連性はあるけど。ちなみに私も、ゴードンとフィルの顔の区別が付いたのは、1時間過ぎたくらいからでした・・・(笑) |
4.製作者スティーブンキング好きっぽいなぁと前半あたりおもった。でもオチ(そもそもオチがある時点でキングとは違うか。)はなんだか違う感じだったね。ビデオのパッケージに‘精神状態の不安定な方は…‘て書いてあったからかなり身構えたのに。あれがなければみんな期待しないで観て評価上がりそうだよ。前の方に書かれた方がいらっしゃったけども、うしろから暗闇に呑み込まれていくシーン怖いねー。 【らいぜん】さん 3点(2003-11-24 21:34:46) (良:1票) |
3.ラストがかなりいまいち。なんだかセッションの意味も薄れてるし。それなりにいい展開だった気がするけど。確かに精神病院じゃなくてもいい気はしてしまう。 【かりぶ】さん 2点(2003-10-25 12:37:12) (良:1票) |
2.(完全ネタバレ) ↓いやいや、これは単純に最近仕事の苦労が絶えなかった男が、子供をもうけて生活が変化したこともあって統合失調症になってしまった、という所でしょう。工事契約の日の帰宅後、病気の衝動から妻子を殺してしまい、その罪悪感と殺人隠匿のストレス、そして病院の雰囲気が症状を進行させ、完全な殺人鬼になってしまったのです。廃病院や診察の録音テープ等はあくまでも小道具。写真は他の病室を真似て自分で貼ったものです。しかし、最近は完全なホラー(怪奇・心霊)映画って作らないんでしょうか。本作もホラーではなくサイコ・サスペンス。つまらなくはありませんし雰囲気も充分怖いんですけど、人力では抗えない恐怖を久しぶりに体験したいもんです、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2003-01-12 19:00:08) (良:1票) |
1.あの「ワンダーランド駅で」のブラッド・アンダーソン監督がホラーに挑戦し、廃墟と化したダンバーズ精神病院の解体作業を行う男たちが次第にこの病院の狂気に巻き込まれていくと言うお話。これといってホラー定番の派手な演出はなく、ジワジワを恐怖に叩き込んでくれます。ハンディカメラでの撮影やいくつかのシーンに少し「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を意識した」ようなつくりですが、恐怖の演出の仕方が暗闇とか派手な効果音などはほとんど使用していない分、正当派と言えるでしょう。得体の知れないものに心理的に圧迫される感じがしました。「やぁ、ゴードン...」とのっけからブキミな声、コウモリの形をしただだっ広い廃墟、アスベストに囲まれた部屋、手術に使われた器具の数々と細部にこだわった心理的な恐怖空間が物語を盛り上げてくれます。特に精神患者メアリーの録音テープは背筋がゾゾゾッとしながらも早くセッション9まで聞きたい衝動に駆られました。それだけではなく、登場人物の人物描写にそれを演技として確立している俳優陣(女性はほとんど出てこない)に拍手です。ゴードン役のピーター・ミュランの病んだ演技はこっちまでおかしくなりそうでしたし、あの「ウェルカム・ドールハウス」で『ファック・ユー...』と連呼して独特の雰囲気をかもし出してたワルガキを演じたブレンダン・セクストン・サードが出てるではないですか!!大きくなったねぇ。いやいや彼もいい演技してました。中盤までは中々盛り上がりに欠けますが、それ以降からラストまでは一気に見入りました。でもこの物語の背景にある精神病院での人体実験とも思われる数々の治療方法(”ロボトミー”とか)は実際何とも無い人に施されたらしいから恐ろしいです。 【さかQ】さん 7点(2002-07-23 01:32:50) (良:1票) |