22.《ネタバレ》 この映画はずるい女の逃避が主題だと思う。心の深い部分でつながっていた(多分)、夫と離婚し、それでも平気だと思って次の恋愛へ。軽い気持ちで「一緒のお墓に入れたらいいね」などと甘えたりしてみたものの、いざ現実に結婚の気配がすると過去の失敗という恐れが顔を出す。結果、表面的なスカした男との浅い楽しい付き合いに逃げる。別れ話を切り出した時「僕を愛してる?」と男に聞かれて「愛してない」とはっきり言えない。言えるわけがない。終盤、腕を払って花を返すシーンは、男が成長したのではなくやせ我慢で拒絶した感じで、そこがまたいい。多分あの女性は人生において幸せになることを放棄してしまったのだろう。ラストの、男の幸せそうな顔に救われる。 【ラーション】さん 10点(2004-05-23 01:12:18) |
21.何か雰囲気でもっていく映画?アンニュイすぎて…映画に何かを求めて見るタチなので…ダラダラとしたこう言うのは理解できなかった! |
20.桜の下で彼女に花を返すシーンが秀逸。離れていた時間はほんの少しの間だと思っていたのに、すでにここまで遠くなってしまったというどうしようもない事実が、こちらの胸にまでジンジン沁みてきた。夜中、彼女のもとに車を走らせる彼の姿もかなり胸にこたえたけど・・・・ね。(我ながら年甲斐もないなあ) 【showrio】さん 8点(2004-03-25 23:07:17) |
19.イ・ヨンエやっぱきれいですね。それだけに吹き替えじゃないのがみたかったかな。韓国ってこんなんなんだとも思った。内容では彼女のほうはなんとなくわかるが、彼氏がちょっとな。もっと押してけよなと思った。彼氏は今しかみてないけど、彼女は先を見ているんだと思った。前半のバカップルぶりが結構好き。イ・ヨンエの背伸びキスなんていいなぁと。 【バカ王子】さん 8点(2004-03-14 20:30:24) |
18.何かね~、雰囲気や音楽とかはいいんだけど、今ひとつ入り込めなかったなあ。自分の昔の恋愛と重ね合わせて見たし、うちも私の方が年上なんだけど、別れましょ・・って言ってるウンスが淡々としすぎてるっていうか、その理由がはっきりしてなくて、優しい彼はただあわれなだけで・・・気持ちはわかりますよ~最初は好きで毎日でも逢いたい思い、だんだん相手が別れを切り出す予感なんかも。春の日はほんとに短いですよ~。でも急に相手が嫌になることってあるからね、特に女はそうかもしれないね。それと、サンウ役のユ・ジテさんが近所の旦那さんに妙に似ててどうもシックリこなかった、それも原因。 【fujico】さん 6点(2004-03-03 06:26:24) (笑:1票) |
17.イ・ヨンエさん、大好きなのにこの役はしてほしくなかったです・・・。ラストプレゼントであんなに泣かせてもらったのに・・・。ってそういう話でそういう役なのだからしかたないんですけど。でも私はイ・ヨンエさんはいい人の役ばっかりが見たいです。 私って単純すぎ・・・。 【mako】さん 6点(2004-02-18 21:06:41) |
16.若僧の失恋という平凡な話しで、作品も平凡。退屈でした。 【じふぶき】さん 5点(2004-02-13 19:20:14) |
15.《ネタバレ》 いやー、ぼくちゃんえらかったよ~大人になろうよね、と思いました。祖母コン気味の彼だけど、ラスト、おばーちゃんを理由にしなかった事、得したやん。キャリアウーマン(←今ドキ言いませんのかしら)の方が向いている彼女の押したり引いたりですが、秋の空を持ってる同性としては憎めませんでした。二人の恋愛模様は皆さんがお書きのように素敵でしたね。↓おばちゃん様のご提案実現するなら…妻夫木クンでしょうか?//(12/15)女優は・・一瞬、なんと私の頭を石田ゆり子!が一瞬横切ったのですが、娘「DJに見えん、トシも」。では誰よ?「稲森か、、観月ありさ」(←!)と全く話になりませんで、バカ母娘恥ずかし。↓☆☆ええ、ひかりちゃんいいです∨(^^)∨流石です☆☆ (ちょっと前なら渡部くん&マツシマで観たかった私です・・が、ラーメンよりこってりするに違いない) 【かーすけ】さん 8点(2003-12-15 01:23:18) (笑:1票) |
14.アタタタタ・・心が痛すぎます。私は50になりなんとしているオバチャンだけど、彼女がラーメンをかじりながら彼にほほえむシーンで、まず涙がドワッとあふれてきてしまいました。(ン、泣くとこじゃないって?!)いやあ私のこんな姿は、ほとんどホラーの世界ですが、映画のほうは、これはレンアイ映画。恋を休みすぎて心がかわいてるかもしれない人に、オススメ!!!(日本の若手女優、男優たちにも、こういう役をやらせてあげてほしいなーと思いました。また「やりたい」という役者さん、けっこういるだろうなあ、と。このまんま日本で翻案した映画、つくったらどうですか?・・但しヘタにいじらないでね。このまんま、がいいです。)・・追記:私も実は妻夫木君を思い浮かべてた! 但し彼女の役が思いつきません。一昔前の石田ひかりなんかだったら似合いそうだった気がするけど・・。それにしてもこの映画をほんとに「そのまんま」日本映画にしてくれたら、私はきっと見に行くんだけどなー。幅広い層に受けそう! 【おばちゃん】さん 8点(2003-12-14 21:43:30) (笑:1票) |
《改行表示》 13.録音技師のサンウ(ユ・ジテ)と、離婚歴のあるDJの女性ウンスが出会い、別れる様子を、美しい景色を挟みつつ淡々と描いています。セリフはかなり少なくて、パンフレットには場面説明とセリフを採録したシナリオが完全収録されているんですけど、わずか5ページ。しかし、セリフがなくても、じわーっと心にしみてくる場面描写は見事。二人が愛し合うようになっていくシーンはステキ。何気ないキスシーンばかりなんですけど、本当にシアワセそうっていうのが伝わってきて・・。 「1ヶ月会わないことにしましょ」 でも、多くの恋愛がそうであるように、二人はすれ違っていく・・。離れていく彼女の心にとまどう男のダメっぷりのシーンで観ている女性は結構ひいてしまうのでは?とも思ったのですが、映画はまだまだ淡々と・・ ラスト近くの桜並木のシーンで、画像をぼかした演出がまた良いです。そして淡々としたまま終わる映画。観終わった後、心にしんみり残る何かが・・。 一つ一つの何気ない動作に一喜一憂して、まるで擬似恋愛してしまうような映画。心の中に置いておきたい映画です。 【ムレネコ】さん 10点(2003-11-10 21:25:20) (良:1票) |
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12.彼女の身勝手さに腹が立ちっぱなし。でも観終わって冷静になってみると、普段自分がしてることそのまんまだと気付いた。そうなると、気持ちや行動も理解できてくる・・・。切ない。そして、反省。 【桃子】さん 7点(2003-10-28 19:15:09) |
11.八月のクリスマスと同じ監督だったんですか。道理でダメな訳です。古臭いベタな失恋映画で面白くない。シムウナやイヨンエに釣られて見るのは止めにしよう。 【亜流派 十五郎】さん 1点(2003-09-15 14:35:25) |
10.結構、映画にするには難しそうな作品ですよね。ともすれば退屈になりそうで。でも、主人公の二人の演技と台詞のリアリティが秀れてるので、見ていてすごく自分の経験とオーバーラップするものがありました。人間っていくつになっても不完全で、楽しくなったり、わがままになったり、そのときの感情で相手を傷つけたり、でも後悔したり・・・・そして少しづつ大人になっていくという。淡々とした進行の中にちりばめられているBGMと音と、何気ない会話の数々が素敵です。勢いとわがままと、未練と後悔のブレンド具合、うまいです。 【SHU】さん 8点(2003-08-15 14:50:01) |
9.友人と映画の解釈で激論があった。こんな映画は久しぶりです。なぜ彼女はあの時、あんな行動を?と考えたらいくらでも答えを考えられそうな気がする。イ・ヨンエの魅力に引き込まれました。日本の女優ではあまり見られなくなった綺麗な黒髪がとても素敵(一般の女性ならなおさら黒髪は珍しい)。彼女の役を悪女と見るかどうかは過去の恋愛経験によるかな。 【ものものぴー】さん 10点(2003-05-23 23:14:28) |
8.過去の自分の恋愛とどこかオーバーラップさせながら見てしまう作品。ただ、別離に至るまでの過程のほうがより力を置いて描かれているので、二人で見るのはちょっとつらいかもしれない;; 点数が辛めなのは男の、この恋に対しての「引きずり」が、あまりにも長すぎ・深すぎだと感じたので、、 【wood】さん 6点(2003-02-12 09:52:18) |
7.八月のクリスマスがよかったので、期待して見ました。全く、裏切られてません。また10点になっちゃった。 【やんいー】さん 10点(2003-01-24 12:46:21) |
6.安物のホラー映画よりも怖かったです。イ・ヨンエのあの清純な笑顔で、さらりと迫られる恐怖を味わいたくて、また見たいと思ってしまいます。しかし、韓国映画は、不思議な魅力がありますね。日本が失ってしまった、映画の世界をしっかり持ってます。羨ましいです。 【kenji22】さん 6点(2003-01-07 03:55:42) |
5.『八月のクリスマス』の監督ならはずれはない!と思って見たのですが、裏切ったなホ・ジノ…って感じ。でも風景、色彩、音は、さっがすがホ・ジノ監督ですね。 【ピッカリ~ン】さん 5点(2003-01-01 00:07:29) |
4.「八月のクリスマス」同様ハッピーエンドではありませんが観終わると不思議に幸せな気分になれる映画です。ホ・ジノ監督が「傷ついた心は時間が浄化してきれいな想い出にしてくれる」と答えていましたがその通りの映画だと思います。今年一番の恋愛映画でした。 【カリメロ】さん 10点(2002-12-24 18:24:26) |
3.とってもよかった。「8月のクリスマス」や「リメンバーミー」で有名なホ・ジノ監督最新作。せりふらしいせりふが少なく、音や空気の流れ、会話と会話の微妙な間で最大限に情感を表現。好きだな、こういうの。一般的に韓国人というと「気性が激しい」「性格がはっきりしている」などのイメージでとらえられがちですがこの映画は、とても韓国人らしい部分を引き出していると思う。私の個人的な韓国人イメージは「かなりロマンティック好み」「ソウルの人は田舎好き、山とか森とか、小川にあこがれてるみたい?」「男は見た目強そうだけど、実は気は弱い人が多い」「女も大人っぽい外見に反して意外に幼く、かわいらしい子が多い」「いつもははっきりしてるのに、肝心なところで本当の感情を隠してしまう(言えない)」といったところでしょうか。そういうのがよく出てます。それから、いままでの韓国映画は、日本の昔のトレンディドラマみたいに「20代一人暮らしサラリーマン、、OLがこんな所に住める??」っていうような、ちょっと無理してる感じがあったけど、「春の日は過ぎゆく」では、生活感があふれている。現代的な乾いた生活と、韓国にまだまだ残る儒教的生活を同時に見せることによって、とても身近に感じることができる映画に仕上がっています。また、さりげない季節の移り変わりの感じさせ方もいいな。ご覧いただくにあたってのインフォメーションを少し。主人公男の子が住むのは、ソウル郊外の街。韓国ではソウル中心を出ると「田舎」のイメージが強い。家も古びた感じで韓国らしいつくり。一緒に住んでいるのは叔父、叔母、祖母。韓国では親戚縁者が長男宅に住み、家族同然に暮らしていることがとても多い。また、老人痴呆について描いているのはこの映画が初めてではないだろうか?韓国は日本より老人の数が少ないが、(平均寿命も低い)そろそろ高齢化社会について考える時期にきているのかもしれない。恋人の女の子は、ソウルから高速バスで約4時間の「カンヌン」という所。「ソラクサン」という山があり、有名な観光地で四季を通して美しく、風光明媚な場所です。ただ日本と違って、観光地と言えどもめちゃ田舎です。だからほんと長距離恋愛です。特にカンヌンへの荒涼とした山の間を延々続く道は、目的地によほど期待するものがない限りは、なんだかわびしくなってしまう。一人暮らし用のアパートに住んでいますが、これもごく一般的な韓国での一人暮らし用のつくりになっています。韓国ではまだ、独身女性の一人暮らしは日本ほど多くなく、(下宿は多いが。女性の就労賃金が比較的低いこともある)他人は「何か理由があるのかな?」と思うようだ。それから、恋人同士が訪れる寺は、韓国人では知らない人がいないくらい有名。境内に黒い竹が生えていることが名前の由来になっている「オジュッコン」という所。韓国紙幣にも、のってる(確か10000ウォン??)主人公の祖母役の女優さんと、恋人役(JSA出演)の女優さん、とってもいいです。祖母の名ぜりふは聞き逃す事なかれ!!この辺のツボがわかれば、おもしろく見られると思います。 【mya】さん 8点(2002-11-19 16:22:58) (良:2票) |