50.「平和主義者の僕には不向きです」では済まされないテーマを掲げ、それを見事に体現した稀有な作品である。青春期の危うい人間関係、感情的であるにも、それを口に出せないもどかしさ、暴力という手段を用いて、伝える愚行。これらは映画の枠に収まらず、現実世界の至るところに潜んでいます。 【ノマド】さん 6点(2004-03-02 04:10:49) |
49.無軌道な青春。 【NIN】さん 6点(2004-02-10 05:34:49) |
48.この作品はかなりいい!きっと男子高校生だったら共感できる部分とかかなりあると思う。人の弱い所。いじめ。嫉妬。言葉に表さずじわじわと伝わるものがある。 【アンナ】さん 8点(2004-01-31 19:08:40) |
47.まさに青春である。青い春である。暴力高校という一般的には馴染みの薄い設定であるが、その裏に隠されているのは将来への不安、現実での葛藤という十代なら誰しもが抱える鬱憤の日々である。それを象徴的に表しているのが主題歌だ。ロックとはそもそも世の中に対する自己主張を表現する手段だった。それらが融合し観た者に深い感動を与えてくれる(私は特別ミッシエルガンエレファントのファンというわけではないが)。音楽と映像が見事にマッチした秀作。刹那さが心地よい傑作である。 【HARVEST】さん 9点(2004-01-23 16:19:02) |
《改行表示》 46.《ネタバレ》 俺はなんかこの映画に熱い思いを感じます。正直予想していた、ビーバップ現代版見たいな感じとは全く違ったんですけど、かなり良かったっす!友情の間に生じた傷や、色々な考え。仲間の色々な変化。もう青春です。決してこんな事あったら嫌だしバラ色ハッピーな感じではないけど、本当にピュアで熱い!俺の学校あんな殺人とかないし、自殺も無かったけど、似たような感じがあって共感も持てました(^^) |
45.負のパワーで満ち溢れていると言えばそうでも無い、それでも漠然とした絶望感が感じられる映画だった。というのは、学校の風紀こそ似てないが、同じ様な環境に置かれ、私が同じ様な年齢で在るからなのかも知れない。「何も無い訳では無い。だけど何も無い。」そんなある意味での孤独が浮き彫りにされ、とても痛みを覚えた映画だった。10年後にこの映画を観たとしても、「ああ、痛いなあ。」と思える大人で在りたいと願った。 【めい】さん 8点(2004-01-10 19:23:59) |
44.僕が中学生だった頃、世の中(あれ、それとも茨城だけ?)は「ビーバップハイスクール」に代表されるヤンキー文化花盛り。いわゆる「不良」だけでなく、割と普通の生徒も二年生以降になると(一年がそれをやると上級生にシメられるから)微妙に校則違反の学ラン(ちょっと太かったり細かったりする)を着用していたのですが、僕は最後まで普通の学生服を着ていた少数派の一人でした。別に「よい子」だったわけではなく、単純にファッションに対して異常なほど無頓着で「別に制服がどうだろうと関係ないじゃん」と思っていただけなのですが(今思うとあんまし可愛くない)、そんな訳でヤンキーとかヤンキー的なものがしばらく苦手でした(あ、でも紡木たくの「ホットロード」は好きだった)。で、この映画を観ながらぼんやりと当時の事とか、不良と呼ばれ恐れられていた同級生の事とかを思い出しました。こんなこと言うと「分かったっぷりしてんじゃねぇぞ、オッサン!」とボコられてしまいそうですが、未来に希望を持てず、さりとて特にやりたいこともない少年達の苛立ちや絶望感、切なさが伝わってきます(「怖いです。自分の欲しい物を知ってる奴が怖いです」という台詞が印象的)。ここで描かれている学校の屋上は「自由(解放感)」と「死」の象徴のように思えたのですが、青木は果たして「自由」になれたのでしょうか・・・ミッシェル・ガン・エレファントのエンディング・テーマ「ドロップ」の切ないギターリフに、胸をかきむしられる思いでした。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-01-07 22:00:26) |
43.《ネタバレ》 相当期待しないで見た映画なのですがなんか感動してしまった.見終わった後すぐに見直したのはこれが初めて.何か凄い短かったしね.個人的にはヤクザ入りしたヤツがかなりクールでお気に入りでした.松田龍平はこの映画を見るまでは嫌いだったんですが好きになりましたしね.とにかくタイトルどおり青春を描き切った感じだと思います.若いうちに見るべき.ラストの青木はとにかく凄い. |
42.《ネタバレ》 お話よし。音楽よし。ただ、松田龍平が…。私には、ああいう演技なのではなく、ただ演技力がないようにしか見えません。本当は7点つけたいけど、それで1点減点。ただ、青木君はいい。本当にいい。九條に対する憧れ・嫉妬・憤りがよく出ていました。屋上から落ちていくシーンが切なくて… 【キートン】さん 6点(2003-12-14 22:12:36) |
《改行表示》 41.《ネタバレ》 幸せなら手を叩こう! 屋上であのゲーム実際やろうと考えた私がバカでした(笑) なんかいきなりヤクザのとこに世話になるヤツや 同級生を刺してしまうヤツ、もう少し主人公以外の 個性をだしてほしかった。なんかだれがだれで、といった ことを理解しないまま、終わってしまった。 【ZVo】さん 5点(2003-11-30 20:32:55) |
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《改行表示》 40.後味がちょっと悪い映画。 公開当時は知りませんでしたが、新井浩文、忍成修吾、高岡蒼佑、山崎裕太ら若手俳優が出ていたんですね。 【ムレネコ】さん 6点(2003-11-29 00:32:24) |
39.《ネタバレ》 バイオレンスシーンはあまり好きではないのでこの点にしました。ミッシェルガンエレファントの曲があまりにも合っていて良かった。松田龍平君、綺麗、カッコいい、ステキ♪最後のシーンが特に好き。それで9点です。屋上まで松田龍平君が登っていって、青ちゃんを食い止めようとするけどその前に青ちゃんは落ちていく・・・。このシーン見てたら自分の中で何かが動き出した気がした。 【スマイル】さん 9点(2003-11-27 14:44:36) |
38.「青い春」というタイトルがピッタリ。センスのいい映画でした。高校時代の漠然とした不安のようなものが伝わってきたし、見てて痛々しかった(精神的に)。男子校って、あんな感じなの?松田龍平もはまり役だったと思う。 【もちもちば】さん 8点(2003-11-26 14:58:00) |
37.マメ山田は狙っている! 【セクシー】さん 10点(2003-11-04 23:27:45) |
36.《ネタバレ》 暴力描写を配慮して、描いていた、ような気がします。でないと拒絶していた。私の知らない世界、の話なので「こういうこともあるのか」と・・・。振り向いた青木君の表情がまぶたの裏に残っています。少し切ない話だった。松田君は両親のDNAに逆らうような演技ですよね。美しいです。 【きなこ餅】さん 4点(2003-11-02 16:12:05) |
35.え、カッコ悪いんすけど。 【紅蓮天国】さん 2点(2003-11-01 22:56:49) |
34.生きてるのか死んでるのかわからない少年達。彼らは目的もなく毎日を過ごし、そんな中で生を感じる儀式や事件。学校での日々の生活に生死を感じるってそれほどないが、本当は学校は生死をもっと教えるべきところなのだろうか。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2003-10-29 10:20:00) |
33.こええ。「そこまでしなくてもいいだろ」だらけ。つーかオレは私立の温室育ちだからわかんないけど、こんな高校あんのか?あったらショックなんだけど。でも相当レベルの高い邦画かも。作品としてすごくまとまってるし。なんか言いたいことも伝わってきた。全体的に画がとてもいい。細部までこだわっているのがわかる。でも一部の北野映画同様、すごいんだけど観たら絶望的な気分になるからあんま何度も観れないかな。 |
32.かっこ悪いところもCoolに見えた。映像、ストーリー、キャスト、音楽がここまで合ってる作品ってすごいね。 【tomomi】さん 9点(2003-10-28 00:17:02) |
31.全体が青春のイタさに満ちていて、何とも言えない感じのする映画です。どのシーンも心に残るシーンばかりでしたが、特に最後のシーンは短いけれど、グッときました。あまり宣伝されていなかったし、話題にもなってなかったので、期待しないで見たけれど、良い作品でした。思わぬ拾い物をしたような感じです。ピンポンも良かったけど、この作品にはまた別の良さがあります。 【しゃぼんだま】さん 9点(2003-10-18 19:47:22) |