5.序盤は話の本筋がなかなか見えてきません。時代設定から、弾圧とか検閲とか抵抗とかがテーマかなとも思ったのですが、それにしては緊張感がない。地下のダンナが登場して、ようやく焦点が定まった感じです。 要するに、ちょっとひねくれた三角関係の話でした。ラストシーンのオチも含め、フランス版「蒲田行進曲」もしくは「寝取られ宗介」といったところでしょう。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-28 12:57:26) |
4.壮麗だけど、満足感が足りない。美女(ドヌーブ)が出てるけど、トリフォーらしくない。舞台劇と脱走というサスペンス一杯の映画だけど、ワクワクしない。 ただ、中年のドヌーブの美しさを見る映画。(若い時は、もちろんシュルブールの雨傘です。) 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-12-21 13:47:48) |
3.設定は絶妙。舞台の下に隠れる演出家、舞台の上での「恋を自覚していない者同士の恋」にいち早く気づき、自分を含めたドラマを演出していかざるを得なくなっていく、というか手に負えなくなっていく。この「恋を自覚しない者たちによって綴られるメロドラマ」という趣向がメイン。意識が、反感や無関心を装って表れるところが味わい。それが実に抑えて抑えてやってるんだよね。こちらがそれに見合うだけのデリカシーがあれば堪能できたのかもしれないが、もうちょっとワクワクさせてくれてもいいんじゃないの。設定だけに寄りかからない態度は立派でも、せっかくの設定が十分に生かされてたのかなあ。趣向が直接映画の楽しみに結びついていかないようで、なんかじれったい。とは言えこの設定は評価。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-05-18 09:53:32) |
2.なるほどね。そういう終わり方か!洒落た終わり方を見せてくれる。そういう意味では良いのたがフランス映画なのに、フランス映画ぽさが全然感じられない。カトリーヌ・ドヌーブの相変わらずの美しさとトリュフォーの足フェチぶりには毎度ながら感心させられる。後半は楽しめたけれど、前半がかなり退屈です。トータルで考えると6点てことで、けしてつまらなくはなかったけどちょっと物足りない感じがしました。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-12 10:48:38) |
1.トリュフォーだから6点だけど、トリュフォーじゃなかったら4点かもしれない。 【みんな嫌い】さん 6点(2004-10-24 11:17:45) |