10.《ネタバレ》 何も起こらないただ過ぎていくだけのつまらない新生活。それが好きな人がいるというだけでそれまでのつまらない生活、行動の一つ一つがその子にとってはこんなにも希望に満ちあふれ輝いていたなんて。その瞬間モノクロ映画に色がついたような感覚になりました。改めて監督には驚かされます。素晴らしい映画です。 【pnpls】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-17 10:23:49) (良:3票) |
9.肌はツルモチ、髪の毛はサラツヤ。 一番好きだった頃の松たか子。 彼女のプロモーションビデオの様相。 着ている服は全て似合っている。 最後の雨のシーン、余韻が素晴らしく、雨に濡れた松たか子は奇跡的に美しい。
内容? まあ、いいじゃないですか! 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-12-05 20:43:07) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 岩井俊二が撮影する少女は躍動感にあふれている。 この作品の松たか子も例に漏れず。二十歳の松たか子は衝撃的にキュートだ。 特に最初の荷物が運ばれてくるシーン。 引越し業者をどうにか手伝おうとする彼女の行動に自然と笑みがこぼれてしまった。 優しくてどこか繊細な彼女。 (他のレビューワーさんが記述しているように) この映画はそんな兎月の日常の一部を描写するプロモーションビデオに近い。
4月という短い期間を切り取った不思議な魅力を持つ作品。 最後壊れた赤い傘で雨を凌ぐ彼女の姿とそこに浮かぶ笑顔。 なんだか明るい未来の兆しが見えた。 【鈴木】さん [インターネット(邦画)] 9点(2017-05-24 21:33:04) (良:1票) |
7.四月の淡い青春を追った短い良作。途中からがぜん良くなってきて、最後に奇跡が起きる。 じつは苛烈な人生はこれから夏に向かう季節に続いていくのだが、そこは描かずに短い季節を切りとり、あえて事件など起こさずに淡々と描いた監督の試みが成功している。 主人公の松たか子が、どこにでもいそうで現実にはいない初々しい女性をみごとに演じている。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-06-10 09:10:05) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 期待と不安、そして大きな希望が渦巻く新生活、その起点となる4月の美しさを見事に切り取り映像化した作品。
主演の松たか子の不安定な美しさがとても心地よく、あっという間の1時間強でした。
実は、本当の物語はこれからはじまるのですが、それはまた別のお話 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2014-04-26 10:35:06) (良:1票) |
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5.《ネタバレ》 岩井俊二演出の小品 たわいない話だが松たか子が抜群だ 「みずみずしい」と言う言葉がぴったりの映画 高校を卒業して実家から離れて大学生活を始める、長い人生の中で一番きらめいている時期を、一番いい時期の松たか子で表現している こんな時期が自分にもあったかな?あるいは、あったあったと思わせる、又はうらやましく思い起こさせる、ノスタルジックな作品だ ラストのセリフはいくらなんでも恥ずかしい、笑ってしまった 67分という尺がちょうどよくこれ以上長いと見ていられなかっただろう 劇中劇の「生きていた信長」はなんだったんだろう もしかしたら瑞々しい新生活に対して対照的なモノクロ生活のようなものか?だったらちょっと無くてもいいかな そうすればもう少し尺が短くなってちょうどいいかも くそじじいになったらもう一度見て、がっかりして死ぬのも悪く無いと思わせる映画だった (笑) 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:49:25) (良:1票) |
4.リアルに懐かしい風景(ロケ地の近くに昔住んでいたたもので・・・)とノスタルジックな映像が、個人的には妙にハマった。98年の映画だけど、片思いで大学まで決めちゃうという前時代的な主人公のキャラや大学の風景に、それ以上の古くささ(80年代末~90年代はじめくらい)を感じるのも、そのノスタルジックな雰囲気ゆえなのか。ただ、ぷつりと終わってしまうラストは、東京に来てもどこか周囲と別世界を生きていた主人公が、新しい生活の世界に本当に足を踏み入れた瞬間を描いたという感じがして好きだ。あ、あとお隣さん、ふつうに怖いです。カレー食べてる姿も、どこかホラー調でした。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-30 09:39:07) (笑:1票) |
3.ドキュメンタリータッチで描く入学式とクラスでの自己紹介、見ていて恥ずかしくなるくらいのリアルな初々しさが画面に溢れている。松たかこのプロモ?たしかにそうかもしれませんが、松たかこはちゃんと卯月という名の女の子になっていました。岩井監督の作品を見ていつも思うのは”綺麗で淡い映像”というのもありますが、それ以上に役者が映画の中の役にちゃんとなっている、綺麗な映像の世界にちゃんとはまっている、というところ。これは役者の力というよりも監督の演技指導という演出の力がやっぱり大きいのではと思う。そういう意味でもやっぱり「映画」してると思います。短くない短編映画って感じ。作中に卯月が見ていた白黒映画『生きていた信長』のキャストの方が豪華で、いかにも年季の入ったフィルムを丁寧に再現していたのも面白かった。 【R&A】さん 7点(2004-11-11 11:58:02) (良:1票) |
2.あこがれの先輩と出会って これからって時に 物語終了かよwwwwヽ(`Д´)ノウワァァン!! まぁ家族総出による松たか子宣伝映画ですね^^ かわいかったから許すか^^;ww 【アキト】さん 7点(2004-06-23 03:07:15) |
1.岩井作品はなにげない日常の様子を独特の撮り方で伝えようとしていますね。それがおかしいほど自然で、映画と言うよりはまるでホームビデオを見ているような錯覚に陥ります。この四月物語も同じ。上京したての女子大生の新生活に慣れない様子がうまく描かれています。季節感が溢れた、さわやかな映画ですね。松たかこ、可愛かったです。 【未歩】さん 7点(2004-03-28 14:11:07) (良:1票) |