インドシナの投票された口コミです。

インドシナ

[インドシナ]
Indochina
(Indochine)
1992年上映時間:159分
平均点:6.90 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-10-03)
ドラマロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-05)【Olias】さん
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監督レジス・ヴァルニエ
キャストカトリーヌ・ドヌーヴ(女優)エリアーヌ
ヴァンサン・ペレーズ(男優)ジャン・バチスト
リン・ダン・ファン(女優)カミーユ
ドミニク・ブラン(女優)イヴェット
ジャン・ヤンヌ(男優)ギイ
脚本レジス・ヴァルニエ
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
配給日本ヘラルド
美術ジャック・ビュフノワール(プロダクション・デザイン / 美術監督)
衣装ガブリエラ・ペスクッチ
字幕翻訳古田由紀子
その他フジテレビ(提供)
あらすじ
1930年代後半のベトナム。独身フランス人女性で農場経営者、ベトナム人のカミーユを養女にしていたエリアンヌは、年下の士官ジャンとの仲を父に引き裂かれる。一方、十代の娘カミーユは親同志が決めた相手と婚約中のある日、共産主義者が暗躍するサイゴンの市中でジャンに出会い、養母との関係を知らずに恋に陥る。カミーユは結婚後もジャンを慕い、僻地に左遷された彼を追って豊かな生活を捨てて旅立つが、一般のベトナム人姿の彼女を冒険と出会いと別離が待ち受ける。年老いたエリアンヌがカミーユの息子に語る運命の物語。
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【口コミ・感想】

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1
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4.よかったです。これを見ると、フランスが旧植民地のインドシナに寄せる未練というか、ねっとりとした恋情を感じます。映画の中でもそういう表現が出てきますが、仏印の関係はちょうど愛憎相半ばする恋愛関係のようなもので、フランスが豊かで誇り高い暴力男ならば、ベトナムは、豊かさとしおらしさ、そしてそのかげに、鋼のような強さと狡猾さを併せ持った美しい女性。で、たぶん、フランスがベトナムを想っている方がちょっと勝っている。映画は冒頭から、濃厚なアジア趣味・中国趣味でして、(やっぱり文化の高い同士は惹かれあうんでしょう)ベトナム相手にこうなのですから、フランスが中国を植民地にしていたら、えらいことになっていたという感じがします。このなかで決して若くはないカトリーヌ・ドヌーブのまあ美しいこと。ばけもんですね。(ヴァンサン・ペレーズのよさは、今ひとつわかりませんが)老いていく女性の恋と諦念、一緒にいることで惹かれていく惰性の恋、こうやって恋愛を生々しく酷薄に描くところ、フランス映画はいいです。
sophieさん 8点(2001-12-23 02:07:04)(良:2票)
3.カトリーヌ・ドヌーブ扮する女農場経営者のエリアンヌが使用人を鞭で叩いたり、現地人や貧民に同情するフランス人がエリアンヌを「あなたの美しさはうわべだけ!」と非難したりするシーンは往年の大女優ドヌーブのファンならずともあまり見たくはないシーンかもしれませんが、これが植民地の現実だったのか、と考えさせられました。エリアンヌよりも養女のカミーユのほうが出番が多くカミーユが主人公のようでしたが、中身はフランス人で外見はベトナム人のこの子が非常に印象的でした。私たちはすでにベトナムの南北分断、続くベトナム戦争とその結末を知っているわけですが、カミーユとその夫、そして子孫に農場を受け継がせることが母性愛の核であるようなエリアンヌのその後を想像してみると悲しいです。スイスの銀行にいっぱい預金してカミーユの息子に相続させたんだろうな・・・なんていうのはちょっと俗っぽい想像ですけれどね。漢字の看板が溢れるサイゴン市内やジャンク船が浮かぶベトナムの雄大な風景が素晴らしく、ジャンとカミーユの関係も控えめながら濃厚でエロチックに描かれていたのが非常に良かったです。
かわまりさん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-15 09:31:35)(良:1票)
2.基本的に長い映画は嫌いです。昨今良くある‘無駄に’長い映画にはゲンナリ。しかしこの作品、全く長さを感じません。この世界を描くには、また受け手側にも、この時間が必要ですね。一言で言えば「正統派大河ロマン」でしょうか(なんだかこう書くと実に安っぽい響きですね・・・)。若くはないカトリーヌ・ドヌーブの美しいこと美しいこと。女性の場合特に素敵に歳を重ねるのは難しいですが、いやあ大人のオンナの真髄を魅せてくれます、存分に!そしてそのカトリーヌを上回るインドシナの美しさ!溜め息ものです。時代に翻弄されつつ、己の意思で歩いていく女の後ろ姿は美しい。‘萌え~♪’となっちゃってる男性諸君にゃあ分からんだろうな。
タマクロさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-21 15:28:24)(良:1票)
1.これはちょっときました。個人的に好きなのですよ、時代と運命に翻弄されながらも強い意志と情熱を持ち、自ら嵐に突入してもみくちゃになる人の話しが。↓【sophie】様のレビューにこの映画の雰囲気がバッチリ書かれているので、そちらを参照頂きたいです。肌にまとわりつく湿気を感じる映像、特に船で湾内を漂う美しく幽玄な映像は頭にこびりついて離れません。取りあえず私も、今も忘れられない昔の男を探して旅をしようかな、とか年甲斐もなく考えたりして・・。
黒猫クロマティさん 8点(2004-06-15 14:20:46)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.90点
000.00%
100.00%
200.00%
329.52%
400.00%
514.76%
6523.81%
7523.81%
8419.05%
9314.29%
1014.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1992年 65回
主演女優賞カトリーヌ・ドヌーヴ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1992年 50回
外国語映画賞 受賞 

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