12.真面目な演技で、ストーリーも若干深刻な面があるけれど、適度に笑えて、ジーンとさせてくれる作品は好きです。英国的ユーモアのセンスが光っています。独身の印税生活で、ガールフレンドにも不自由してないのに、やっぱり満足は得られない。人間は社会との関わりなしには生活できないし、精神的な満足感を得られるためには、それなりの精神的負担を負わないといけないということか。コンサートのシーンは思わず応援したくなりました。ヒューが助けに入って、バシッと決まらないところも、またいい味出てます。まあ、しかし、一度はやってみたいなあ、独身の印税生活。 【パセリセージ】さん 8点(2004-08-26 19:14:06) (良:1票) |
11.38歳で独身で人とは深く関わらず、親の財産で暮らす男って俺にとっちゃ全く憧れや理想なんか無い。そんな男が1人の少年と出会い、変わっていく姿には何故か深く感情移入してしまいました。とにかくこの主人公にヒュー・グラントを起用したのは大正解だったでしょう。彼がいなかったらこの映画の魅力は間違いなく著しく衰退してたと思います。今のところ点数は7点にしてますがこの先、俺が38歳になった時にこの映画に対してどんな感想を抱いているかがヒジョーに興味深いです。あと22年後か・・・よーし!(何が「よーし!」だよ>俺) |
10.《ネタバレ》 この映画、楽しいよぅ~。レンタルで観たのに10回くらい観ちゃった。特にコンサートのシーンは何度見ても嬉しくて思わず泣いてしまう! 無職だったり、フリーターだったり、仕事はあっても誇りを持てなかったり、仕事に楽しみを見出せなかったりと、自分の仕事に対する姿勢に罪悪感を持ってしまっている多くの人が、ヒューに自分を重ねてしまい、多少イタイ思いをするのでは?私もそんなひとりですが、今の自分を責めたくなった時は、責める代わりにヒューの相変わらず無職でも開き直ってる図太さを見習って、前向きになろうと思う。 【tommy】さん 9点(2004-06-11 12:46:30) (良:1票) |
9.はぁぁぁダメだ。どうしてもヒュー・グラントとニコラス・ホルトが好きになれなかった…特にニコラス君の強引に人の生活に入り込んでくるところがなんか図々しく思えてきて…それにあの顔が…どうも…ダメだ、どうしても感情移入できる人がいない…こんな映画初めてかも… |
8.ほのぼのしていて楽しかったです。少年が学校のステージで「やさしく殺して」を歌ってあんなにバカにされてしまうのは、昔の歌で時代遅れだからっていっても、ちょっと哀しいじゃないか…と思いましたが。「社会的な自殺」とまで言われてたけど(笑)ヒュー・グラントの軽率なグータラ男の役、少年に関わっていくうちに(というより振り回されたのか)ハートがだんだんと引き出されていくところがイイですね!薄情だけど、もともとどこか温かみが感じられるような人でもあって、だから少年に好かれた(利用された)のか!?最後に、改心して仕事について社会の大勢の一員になるというんじゃなくて、ボランティア活動を熱心に始めたところは、自分の生き方のスタイルにいい意味でけっこうこだわりを持っているように感じられて自分は好感が持てました! |
7.《ネタバレ》 ウィルとマーカスの関係が2人にとって居心地よさそうで良い。最近ウィルみたいな人がたくさんいると思うし、その生活が悪いとは言えない。でもこの映画で、人と人の交流とか支え合いとかの良さを見せられると、ウィルみたいな考えがもったいないことに気付く。最後、マーカスのためにウィルが一緒に歌を歌ってあげるとこなんか涙なしでは見られなかった。それにしてもヒュー・グラントのあの魅力はどこから出てくるんだろ。作品選びうまいし、この人が出てると観てみようって気になるんだよね。あとウィルの住んでる家はちょっと理想。 【ヒョー$】さん 7点(2004-01-26 21:04:53) (良:1票) |
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6.これは◎でした。あれだけ、人間薄っぺらく自己中みえみえのウィルに ヒューはこの役もハマリ役でした◎ 大人ウィルのプライベートに自らズカズカとにじり寄って行ったマーカスには拍手ものでした。途中からあの子がとてもカワイらしい子に見えて来ました。髪型はイケてないけども。。 【3737】さん 9点(2003-12-23 11:28:33) (良:1票) |
5.ストーリーは悪くないが、結末のパンチが弱い気がした。ヒュー・グラント演じる金持ちの独身男、適当な遊び相手にバツイチ女性ばかりを狙う軽い役は彼にぴったりだと思った。友人になる男の子は料理下手の母親が作った固いパンを公園のカモに投げて死なせてしまったところがウケた。この映画をみて、クイズミリオネアが外国のテレビ番組のパクリであることに気づいた。ヒューグラントのショートヘアがなかなかさっぱりしていて好きです。 【パンプキンパイ】さん 7点(2003-10-21 21:11:20) (良:1票) |
4.・・・ほかの方たちのコメントを読んでから今これを書いているんですが・・・おかしい。この映画を観て声がもれるほど号泣したのって、ひょっとして僕だけですか?え?どこでって?もちろん、あのコンサートのシーン!だってさあ、偉いじゃないかっ!馬鹿にされるのがわかっているのに、心の弱いお母さんのために、みんなの前でお母さんの好きな時代遅れの歌を歌うんだぞ!あなたはその勇気がわかるかっ!ああ少年よ、君は素晴らしい!かつてセルジュ・ゲンズブールが「フランス国歌・レゲエバージョン」を発表した時、激怒した右翼が大挙してコンサート会場に押し寄せたことがあったそうな。バンドのメンバーがビビッている中、ゲンズブールは一人、ステージに立ちアカペラで「フランス国歌」を歌いきり、その勇気に感服した右翼達は立ち上がって敬礼したそうです。そのゲンズブールと同じくらい偉いぞ!もちろんその子をサポートするためにステージに上がったヒューも偉い!ま、ほかにもこの映画には見所もあるし、思うこともあるんですけど、どーでもいいです。このシーンだけで僕には素晴らしい作品なんで。ああ、でもこれから「キリング・ミー・ソフトリー」を聴く度に「思い出し泣き」してしまいそう・・・。 【ぐるぐる】さん 10点(2003-06-15 22:40:09) (良:1票) |
3.ヒューグラントはイギリス人だし、舞台もどうやらイギリス。描き方もすごくイギリス映画的ユーモアに富んでいるのに、なぜかアメリカ映画なのが不思議なこの作品。すごく良かったのだが期待したほど弾け切れず、しかも感動度合いも微妙なライン。ユーモアも笑っていいのか微妙なところがあって、見ている側をどこへ連れて行きたいのか分からないような印象が、消化不良を起こしてしまった原因かもしれない。ただ役者陣が素晴らしかったおかげで、ドラマとして成立した映画だ。辛口のようだが満足はしているので、一応この点数。 |
2.おもしろいし、ユーモアもある。だけど共感出来ない。ああやって「しょせん孤島さ」なんて呟けるのは、一度も働かなくても「親の」「親の」(笑)遺産で暮らしていけるから呟けるとしか思えない。ウィルは自己中というよりながーーーい反抗期としか思えてこないのである。どっかの宣伝に「ブリジット・ジョーンズの日記、男版」と言っていたが、それは違う。男版の方は「アバウト~」でなく同じホーンビィモノの「ハイ・フィディリティ」の方なのである。ブリジットも「ハイ~」のロブも少なくとも働く中でもがいている。なんかこれ観てると「悪いのは俺じゃなく、社会の方さ」なんて空気が聞こえてくる。頑張り過ぎもイヤだけど頑張らなさ過ぎもちょっと、というところだろうか?? 【mmm】さん 5点(2002-09-27 00:00:16) (良:1票) |
1.そこそこお金もあって、都会でお気楽極楽な独身生活を送っていると、寂しさや不安など感じることはありません。好きな映画を観て、たまに飲みに行き、休日に惰眠を貪っていれば、そんな暇はない(最近は何故か、試写会に行くのにも忙しいし)。しかし、それは寂しさや不安を感じないのではなくて、知らないだけなのです。一度でも団らんや恋人の温もりなどを知ってしまうと、一人になった時に、どーしょーもない孤独感と無気力感に襲われてしまう事があります。これは結構、身につまされる。映画では12歳の少年が物語のポイントになりますが、あくまでヒュー・グラントが主役なのが良かったです(因みにレイチェル・ワイズは役名レイチェル、もろゲスト出演って感じ)。そして後半の唐突な展開も、甘々のラストも不思議と許せてしまった…。そんな訳で、かなりの主観的評価になりますが、7点献上(「ブリジット・ジョーンズの日記」を観た同年代独身女性の気持ちって、こんな感じなのかいな?)。 【sayzin】さん 7点(2002-08-10 19:41:49) (良:1票) |