5.《ネタバレ》 オープニングが衝撃的(笑)、「ジョーズ」のパロディですか。真っ二つになった源ちゃんと足だけになったさくらが出てきます。それが予兆していたのか、物語後半はちょっと悲しい展開になります。寅さんは決してファンタジーではないので悪者がやっつけられて無事ハッピーエンドというわけには行きませんが、その分現実味があって生きる勇気が湧いてきます。中でも今回は宇野重吉演じる老画家の飄々としたキャラクターが良く、又出演時間は短いながらも岡田嘉子さんの台詞が非常に奥深いです。そう、あの時上手く行っていたからと言って必ずしも良い人生が送れていたとは限らない。後悔している暇があったら前へ進め!ラストシーンの素晴らしさからもシリーズ最高傑作の一つと言われている理由がよく分かります。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-13 00:25:04) (良:1票) |
4.シリーズ最高傑作だと思う。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 10点(2005-04-28 15:40:59) (良:1票) |
3.ヒロインに辛い現実を背負わせ、しかもその女性を陽性の太地喜和子に演じさせた事が最大の勝因ですね。寅さんシリーズの中でも屈指の出来だと思います。いいお話。 |
2.何て苦いハッピーエンドであるか。社会の悪意に見舞われた時、物言わぬ善良な庶民がいかに無力であるかが描かれてる。シリーズ中、「怒り」を感じさせる唯一の作品。太地喜和子がすごくいいし、宇野重吉と岡田嘉子が語り合う場面は両者の演技、そして演出ともに絶品。 【ひろみつ】さん 8点(2003-04-29 01:05:27) (良:1票) |
1.17作目。今回はなんか終わり方がよかったです。寅さんがフラれてないというのもめずらしいかな。幸せな結末です。 【バカ王子】さん 8点(2002-08-17 05:49:32) (良:1票) |