10.役者がちがうだけで、ハリウッドにありがちな作品でした。「トータル・フィアーズ」よりはマシだけど。これといって印象に残ってるものはないです。東欧の妻子を亡くした男が復讐を決意する、観客の同情をあおるようなことしといてラストはああですか。その上クルーニーとニコールがその後デキちゃうみたいな終わらせ方はあんまりじゃないですか。だからミミ・レダーはあんまり信用できない。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-25 16:50:16) (笑:1票) |
9.主人公たちや悪役との間に最後まで何ら因縁がなく、ただ「味方側」「敵側」という色分けしかありません。「贅肉がなくて良い」と取るか、「旨味を削られた」と取るかは、受け手次第でしょうか。ラストの爆弾解体がかなり安直だったのが残念ですが、それ以外はジェットコースター的にストーリーの波に乗って楽しめると思います。 【K】さん 6点(2005-03-03 17:18:20) (良:1票) |
《改行表示》 8.ミミ・レダーが「ディプインパクト」の前に撮った作品だけあって、ニューヨークにツインタワーが残ってますね。女性がメガホンをとった作品ですが、感心するのは丁寧な作り込みです。女性特有の繊細さが伺え、シーンのつなぎもしっかりしています。特に人物を撮るに当たり、光の光源に気に遣っているので俳優が引き立つんです。アクションシーンも悪くないし、上手く緊迫感を出せていると思います。 ジョージ・クルーニーはいつも通りの??な演技なのですが、ニコール・キッドマンは良いですね。動きが大袈裟すぎていないし、台詞の無い場面での表情の作り方が上手い。彼女の能力には「ムーラン・ルージュ」でも驚かされたのですが(歌も上手い)、才能が有りますね。 テロリストを徹底的に悪とみなしていない点にも好感が持てる。悲しい裏側を見せることが(妻と娘の死)、人物の作り込みに深みを増すことになる。普通の人間でも“復讐の炎”に包まれると常軌を失った行動をとってしまう。 アメリカによるイラク攻撃後、現在も行われているアルカイダによるジハードを思い起こした。 ただ、犯人に同情してしまうようなことが有ってはならない。これ見よがしにアメリカばかり批判して満足している人間をよく見かけますが、この問題はそんな単純なものではないと思う。 【おはようジングル】さん 7点(2005-02-28 13:21:50) (良:1票) |
7.如何なる状況にあっても、N・キッドマンはばっちりメイクで服もしっかり着替えている。素晴らしい。女の鏡である。 【ぽめ】さん 5点(2004-01-25 10:35:53) (笑:1票) |
6. 細かな突込み所は一杯あるけど、全体の出来が良いので気にならない。アメリカは正義とゆうスタンスで作られた映画かと思いきや、紛争の原因を作ったり間接的に煽ったりしときながら過去のそういった自分達の行動に悪びれる素振りもなくしたり顔で「平和を与える」とか言って正義の味方ぶるアメリカのやり口を批判するようになってるし、[やましん]さんの指摘通り、「市民を絶対に巻き込まないアメリカ」みたいなふざけんじゃねぇよこの偽善者みたいな話でなく、国家は巻き添えを出してでも目的を達成するとゆう本来はこの手のポリティカル・アクションには本来必須である非情なスタンスもGOOD! 【神父】さん 8点(2003-10-02 12:49:54) (良:1票) |
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5.映画の後半、マンハッタンのど真ん中で爆破させるため核弾頭を持った男を、警察の狙撃手がビルの屋上から狙う。が、男の手前で、子どもを肩車した男がさえぎって発砲できない。その旨を無線で聞いたジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンは、同じように「早く撃て!」と叫ぶ。再び、ライフルの望遠スコープを覗く狙撃手。大写しになる子どもの笑顔…。本来が正義の側に入るはずのヒーローとヒロインが、一人の子どもの死を顧みることなく核弾頭の爆発を防ぐことのほうを選択する。つまり、彼らはここで「アメリカ」という”国家”の立場にあることを図らずもも暴露している。ここまで、シビアに「ヒーロー」の実態をさらけ出した(しかも「娯楽アクション大作」で!)アメリカ映画なんて、なかったのでは。結果、カタルシスのないほろ苦い後味が残ることとなったけれど、観客をバカにしている(というか、バカになるようしむけている?)映画ばかりが横行する昨今、こうした志の高い映画は、とても貴重だと思う。ぜひ見てください。 【やましんの巻】さん 8点(2003-06-02 13:24:19) (良:1票) |
4.これねぇ・・・やっぱつくづく映画って音響をないがしろにしちゃイカンと思うですよ。ドリームワークス第一回作品ってだけで劇場まで観に行ったんすけど、すんばらしい音響効果がインプットされてるからそれ以降ショボいテレビ画面で観ても同一映画と思えないんスよ!オープニングの暗殺シーン・・・アレなんかちゃんと5.1chドルビーサラウンドとかで再生すればかなりの迫力ですが、日本語吹き替えと同時に効果音まで再録してるからヒデーのなんのって。あのオープニングで発砲して薬莢が床に落ちる迄の”本当に痛そうな音”の凄さ。確かにストーリー重視の御仁からは批判も出ると思う。音が悪くても面白い映画は面白いと。でもね、音響スタッフのちゃんとした仕事も映像に負けず劣らずスゴイって事を教えてもらいましたよ。あぁ、そう言えば街中のカーチェイスの後、怒りに任せて敵に銃弾を撃ち込むところもスゲー音してたなぁ(TV放映じゃ全然わからんが) 【シュールなサンタ】さん 7点(2003-01-02 21:53:55) (良:1票) |
3.この映画、すばらしいのはハンス・ジマーのスリリング極まりないスコアに尽きる!ニューヨークでの追跡シーンの鳥肌が立つような緊迫感は音楽なしでは成立し得なかっただろう。グラディエーターで聞かせた技ありのボレロ並みのできばえを見せる音楽だけでも、10点の価値あり!天才です! 【たんけ】さん 10点(2002-09-30 23:17:40) (良:1票) |
2.監督カメラワークよい。テンポもいい感じ。主役2人もいい。主役以上に脇の国連大使役(マーセル・ユーレス)さんがいい。ピアノの旋律だけで涙する。最後は、ハンス・ジマーでドキドキ感ばっちり。 【ぶぶーさん】さん 10点(2002-07-04 21:17:23) (良:1票) |
1.すごい!!! ニコール・キッドマン、超美人!!!!! 内容も、ジョージ・クルーニーが、衛生で監視していたときに、何気なく爆弾をのせたトラックを指さして、「ドカン」と言ったのに爆笑しました!! ニコール・キッドマンのジュリアもかわい~!! 最初の核の爆発の炎が、プールでの飛び込みの泡に変わったのがすごい!! クロールも、すっごく上手だった! も~、ダイスキ! ニコール!!! 【グウ】さん 10点(2001-07-06 18:57:12) (良:1票) |