88.二人で彷徨い歩く事を映画にしようとしたことは斬新だが成功していない。散りばめられた幾つかのエピソードも本筋にうまく絡んでいない。冗長で退屈な凡作です。 【クロ】さん 3点(2004-05-23 18:06:34) |
87.私の北野映画の過去に評価したものを挙げてみました(なるげく簡略します)。キッズが8点で最高点。その男、ブラザー、座頭は7点。菊、ソナ、花火は5点。3×4が最低点で3点です(以上で、他はまだ拝見してません)。ちなみ私は北野作品は結構好きな方です。さて、本作品のDollsは本日拝見しました。ずばり、キッズに匹敵する最高点の8点です。この作品は近年の北野作品にしては今ひとつ知名度が低く、正直あまり評価もされていませんが、私的には非常に「あたり」の映画でした。ラストは私も「?」ですが、全体的に北野作品ならではの独特の虚無感が、やはり私は好きだと感じました。この作品の前に「座頭市」を観てるのですが、やっぱり北野作品には久石譲さんが欠かせないと感じましたね。つくづく北野監督の映画は、久石氏の音楽の力にかなり助けられていると、改めて感じました。なのに、久石氏が音楽担当していない「座頭市」が、北野作品最大のヒットになるのは、私的には面白い現象でした。話はずれましたが、私はDollsはかなり好きな映画となっています。暫く時間を置いてから、また是非とも鑑賞したいです。 【はむじん】さん 8点(2004-05-14 06:03:46) |
86.北野監督って、余計な説明入れずに省略するところにその良さがあったと思うんだけど、この映画はちょっと分かりやすい説明が入り過ぎのような気がした。登場人物が皆無表情で、人形のようだったのも、あざとさが見え隠れしてどうも感情移入できなかった。どうせならホーキング青山の恋愛話でも入れてくれればずっと面白くなったのに。 【konkon】さん 3点(2004-05-12 03:01:37) |
85.映画としては起伏に乏しいし、淡々と過ぎていきますね。おもしろくなかったです。北野映画としても出来はよくないと思います。そもそもそれぞれの恋愛模様に思い入れを持てなかったです。三橋さんのエピソード、今時(といっても過去だけど)あんなに待ってる人いないしそれだけ待ってる人が来たらすぐわかるでしょ!きっと。
【たかちゃん】さん 3点(2004-05-11 10:05:04) |
84.タイトルを英語にしてまでするならもっと分かりやすくしないと…日本人でも難しいわ~ ただ菅野美穂のとんでもないウマサにより際立つ、でくの坊の西島さんと四季の色合いの綺麗さが印象に残る映画! |
83.映像がきれいなのは分かるけどそれを二時間近く淡々と見せられても・・・ただただ退屈な作品でした。 【新井】さん 2点(2004-04-25 21:18:37) |
82.色彩鮮やかでデジタル向き。ストーリーは見るものに想像力を求めるもの。深田恭子が「キミノヒトミニコイシテル」を歌うシーンがよかったです。表現力があって歌うまいですよね。 【海野やよい】さん 6点(2004-04-23 15:56:39) |
81.うーん。映像の美しさ、特に四季折々の日本の情景は素晴らしいけれど、ストーリーが意味不明。3つの愛はどこで繋がっているの?浄瑠璃「つながり乞食」が下敷きになっているらしいけど説明も何にもないので、まったくもって私のような素人凡人には理解しがたい。感動も突き動かされるものも微塵もなし。夏夜の情景とか、特に群を抜くシーンもあったので、ストーリーは気にせず綺麗な風景を楽しむのがよいかと。 【mhiro】さん 4点(2004-03-31 10:24:37) |
80.3つのストーリーに何の関連性も感じられず、なんか中途半端に感じてしまいました。映像はきれいでよかったです。 【あゆみ】さん 3点(2004-03-29 22:37:34) |
79.各々のコメントに恋愛観が表れていて興味深いです。私はこういう愛の形はどちらかと言えば共感します。そうでも思わなければ人を信じる気にはなれません。 |
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78.退屈っちゃ退屈な映画なんだが、いい感じにイベントがあって飽きさせない。ラストの菅野美穂の表情だけの演技にゃやられました。一人だけ別次元。でも良くも悪くも芸術映画になっちゃってるんで評価しにくいんだなぁ…。 【ふくちゃん】さん 5点(2004-03-16 14:32:19) |
77.人形の呪いは恐ろしひです。 |
76.幻想美と浄瑠璃観。映画館で見たかった。 【彦馬】さん 7点(2004-02-29 12:16:15) |
75.少し謎なところが好きだった。めちゃ好きってわけではないけど普通に良い映画だなと思った。ふかきょんがかわいい。 【ぺて】さん 7点(2004-02-24 06:45:52) |
74.四季の移ろいを鮮やかな色彩感覚で見せる映像は非常に美しい。だが、NHKのハイビジョン大自然ドキュメンタリーを見てる訳ではないので、必要以上の長回しは止めて欲しい。例えば菅野美穂と西島秀俊のシーン。“景色に溶け込む2人”というコンセプトが有るのだろうけど、ダラダラとした演出とカメラワークは見ている側に対して感動を与える以前に眠気を与えている。 あと、映像に芸術性を加味したいというのは分かるのだが少々くどい部分が目に付く。特に菅野美穂の衣装などはくどい。演出的に賞狙いというのが見え見え。 俳優の演技も気になりました。まず菅野美穂、あのチョコチョコ歩きはなんですか? 大げさに演技をすれば良いと思っているのだろうが、逆にわざとらしさがにじみ出ている。 次に深田恭子、「この人はアイドル(素人)なので仕方ない」と言われればそれまでなのだが、まみむめマジカルビームの歌を含めて酷すぎる。 最後に松原智恵子、大御所なのに台詞が棒読みなのには驚いた。 問題のシナリオもイマイチですね。菅野美穂のエピソードは前に述べたとおり“くどい”。滑り落ちて崖の木に引っかかるというオチはギャグにしか見えない。 三橋達也のエピソードはストーリーが単純。というよりもマンネリ。しかも、やっぱり出ました“ヤクザ”・・・・、この監督ヤクザ好きですね。 深田恭子のエピソードも今ひとつ。サイコ感覚満載のストーカー版茶番劇といった感じ。 全体的な印象は、どこかで見たことのある恋愛物語をコンパクトに一つにまとめたという感じです。 |
73.旧型プリメーラ(しかも黄色)がいかしてないね! 【k】さん 7点(2004-02-12 12:17:28) |
72.映像が素晴らしく綺麗。ここで多くの方が語っているように四季の移りかわりが叙情的だ。だがしかし内容が私にはピンと来なかった。究極の愛を撮りたいのはわかるのだが、山場が少なく悪くいえば退屈。個人的にはしっかりと軸のある話が好きなので。個々の趣味によって評価のわかれる作品であると思う。 【HARVEST】さん 4点(2004-02-10 21:40:02) |
71.本当にキレイな世界のなかでみんな人形になりすぎだ。悲しく。 【ヒロヒロ】さん 6点(2004-02-08 03:18:31) |
70.色彩感覚にただただ感激。北野監督に乾杯! 深田恭子の大スクリーン映えには思いがけず驚いた。 テレビドラマより映画の方が断然向いてると思いました。 【イチヨウ】さん 8点(2004-02-02 02:07:45) |
69.日本とはこんなにも美しい国だったのか。今、日本に住む日本人だからこそ、この映画を観た後にはこういう感想を持つに違いない。現在の、あらゆる汚れに覆い尽くされた日本において、これほどまで自国の美しさを描き出すことは非常に難しく、価値のあることだと思う。心の底から導き出される恋愛の末の死、それは決して肯定されるものではないが、その愛の形こそ、日本が高尚な美しさとともに受け継いできた芸術なのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2004-01-30 14:36:04) |