4.《ネタバレ》 冒頭からなにやら謎ばかり ミステリーサークル 水を厭う娘 狂った犬 神父を辞めた理由 母親の死 父親への不信感 燃える自宅 ただこちらに投げかける謎だけでほとんど理由を語らない 推測できるものもあれば、息子の父親への不信感とか最後まで判らないものもある どうやら母親が死んだ理由が父親にあるようだが、後に語られる交通事故と父親の因果関係は無いと言うよりも語られない 宇宙人の侵略を極々ミニマムなアメリカの田舎町のしかも主人公の一軒家のみで描くのは新鮮だった 全編を通してシャマランらしい不思議な雰囲気である 映画の出来が良いも悪いも、その雰囲気には引き込まれた 同居人の弟も妙にコミカルで不思議な描き方 「宇宙戦争」の様な驚異はまるでない 防御もドアの目張りをしただけで銃すら出てこないのはこれはこれでとてもいいと思った なによりも今まで見た事が無い メル・ギブソンも抑えた演技で、妻の事故死の原因となったインド人が主人公に詫びるシーンでのメルの我慢した泣きの演技は絶品で、こちらも思わずグッときてしまった 最後の晩餐を思わせる夕食のテーブルで泣きながらヤケ食いをするメルも抜群だった この映画をミステリーやSFとして見たら不満が残るかもしれない しかし神に不信感を持った牧師が神のサイン(神の啓示?)を感じて失った信仰心を取り戻す話だったらどうだろうか? そう思うと心の奥の方からじわっと感動がやってきた 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-03-05 02:56:29) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 公開当時そりゃ期待しましたヨ!、なんたってポスターがミステリーサークルですよ!初日速攻映画館でした。しかし、“終わり良ければ全て良し”とよく言うけど、その逆も有るわけで、ラストは愕然としました。頭を抱えて“うっそぉー”と叫びたくなる心境でしたね。だいたい、水が苦手な異性人が惑星の表面を70%の水で覆っている、この星に来る事自体ナンセンスな設定、そもそも来た理由が人間を食料にって・・・人間の体は殆どが水分な訳で、彼らにとって人間は苦手どころか、まさに強酸性の血液を持ったエイリアンと同じ状況、“もうチョット調べてから来いよ!”と捨て台詞を吐いてしまいそうな設定です。それとも日干しにしてから食うわけ?と突っ込みを入れてしまいましたが、この映画意外にお気に入りなのか?何度も見ては突っ込みいれてます。いわゆる“嫌い嫌いも好きのうち”みたいな・・・ 【みんてん】さん 7点(2005-02-26 17:42:22) (良:1票) |
2.みんな悪く言うけど、サスペンス物としていい出来だと思うよ。 時間が短く感じられたもの。 でも、円盤でやってくる宇宙人があんなに弱いわけないし、裸体で地上に降りるなんてミスを犯すかなという疑問は残る。 アルミ箔で作ったとんがり帽子には笑った。俺もかみさんに思考読まれないようにあれかぶるかな。 【くぼごん】さん 7点(2004-10-03 01:35:57) (笑:1票) |
1.SFではない。ヒューマンドラマですね。 だって宇宙人マヌケすぎ。 ただの板張りの家に侵入できない、包丁でサックリと指がちょん切れる。水で火傷。 大勢押しかけて一体地球に何しにきたんだ…。 資源を守るためか知らないがショボイ毒ガス以外に兵器を使わない…。 キャストではホアキンコルテスが光ってました。 このヒト、いい演技しますよね。 【くまさん】さん 7点(2004-03-07 07:21:22) (笑:1票) |