《改行表示》 4. 冒険譚としてはまずまずだが、製作の狙いや観客層のターゲットが曖昧で絞り込まれていない。ファミリー向けにしてはバイオレンス過剰だし、コメディ・タッチも中途半端。何より主人公に魅力がない。 劇中に登場する乗り物(船、飛行機、気球、ジェットスキー)の魅力をうまく活かしており、特に三胴船トリマランは装備が工夫されてカッコいい。ディーコンは憎らしいというよりマヌケで笑いを誘う。 クライマックスのバンジー救出場面におけるジェットスキー衝突は、長い間珍場面と思っていた。あれじゃあ少女を奪おうが失敗しようがどっちみち3台衝突は不可避でしょ、と。でもよくよく考えると、あくまでギャグと解釈すれば納得。要は「おバカな3人」なんだね。 弱点だらけだが妙に気になる映画。 【風小僧】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2018-01-21 10:49:50) (良:1票) |
3.悪名高き本作、ケビン・コスナー好きとしては何とか高評価をと思って見たが…。オープニングのユニバーサル地球儀からそのまま導入する辺りはなかなかおもしろい。が、その後のシーンとか、登場人物とか、全体の雰囲気が汚い!荒廃した世界だからと言ってもちょっと引いてしまう。更に主人公を含め、全ての登場人物に魅力が無く、感情移入できない。好感が持てない。特に主人公が、無口で粗野で、心が狭い。孤独な生活がそうさせたにしても、それがあまり伝わってこない。主人公を好きになれないのは致命傷。世界観は「未来少年コナン」にちょっと似ていると思ったが、主人公がこれじゃあ…。急にいい人になるのも不自然に感じた。また、戦闘シーンは、何だかわけの分からない道具をガチャガチャとやって、もう着いていけない。確かにセットはすごいと思うけど、それが裏目に出てしまった典型。音響、美術、装置、どれも決して悪くはないのだが、駄作と言われてしまうのは致し方ない。 【ちゃか】さん 3点(2004-09-22 09:40:53) (良:1票) |
2.膨大な制作費とエキストラを使った、○○年後の地球という話のひとつですね。「またか」という感じで興味もわかなかったのを覚えている。先日見直してあらためて感じたのは、大海原が舞台なのになんでここまで映像が美しくないのかということ。ただ大量の水があるだけ。デニス・ホッパーはやけっぱちになってノレない仕事をこなしているように見えた。それがかえって面白かったりする。結局住み慣れた海へ戻っていったコスナー、長年の水中生活でミズカキができていた。次に戻ってきたときは確実にウロコで覆われているにちがいない。こんなふうにアホらしいその後が想像できることは評価できる。 【envy】さん 3点(2004-09-08 10:55:01) (笑:1票) |
1.コスナーさん、頭濡らしちゃダメだよぉ~ 【永遠】さん 3点(2004-05-25 14:03:40) (笑:1票) |