4.《ネタバレ》 類似のアイデアの作品がいくつかあるが、そんなにおもしろいアイデアなのかなぁ? 中学生の女の子の妄想みたいだと思うけど。 ともあれ、淡々としたタッチで話は進み、格別大きな破綻はない。韓国でもかなりヒットしたようだけども、果たして1979年を知っている世代の人はたくさん見たのだろうか。というのは、79年の情景が、ぜんぜんそうは見えなかったから。学生デモの光景なども出てくるが、エキストラも少なくて、ごっこ遊びみたいだった。当時の実際のニュース映像なんかと合成しちゃうわけにはいかなかったんだろうか。 それから、キム・ハヌルは確かに純情そうには見えるが、あかぬけすぎてる。ハ・ジウォン演じる、現代の女子大生の行動様式が、「好きなんだけど、ついつっかかってしまう」という、あまりに古典的なものなので、よけい20年の時をへだてたふたりの女の子の差がはっきり出なかったのかも。 もっとも、うんと昔ならともかく、少し昔の感じを出すのはかなりむずかしいから、これは無理な注文なのかもしれないが。日本ならば、ハマトラだのニュートラだの、サーファーだのって、当時の特徴的なファッションなどもあったけど、韓国ではどうだったんだろう。主人公があこがれる大学の先輩が、いつも白いワイシャツを着てるのが、そういう雰囲気なんだろうか。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-24 16:12:07) |
3.巻頭から始まる女の方のエピソードに「何か古い少女マンガみたいな展開だなぁ」と思ってたら、20年前の話だったんですね。そして現在の男の方には、例によって「一昔前のトレンディ・ドラマみたいな設定だなぁ」という印象を持ちました(「未来の出来事で何が一番知りたいか?」という問いに、真っ先に「統一は?」と聞く所がお国柄か)。普通、こーゆー話なら、気弱な女の子が意を決して運命を切り開くってのが常套の展開ですけど、女が気弱なまま運命を受け入れて終わるってのは、ある意味新しいかもしれない。しかし、そんな話が面白いかと言えば、運命通りに事が運んで面白い訳ありません。それに多くの方のご指摘通り、何で老けメイクしないのさ?(「黒水仙」もそう!) 映画的リアリズムは重要ですよ、5点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-09 00:37:55) |
2.時空を越えた無線での会話・・・この設定で「オーロラの彼方へ」のような感じになるのか,無線ではないけど「イルマーレ」のような感じになるのかと期待していたが,思ったほど両者の絡み(会話)に実が無くて,全体的に肩透かしをくった感がある。 【北狐】さん 5点(2004-02-23 13:48:02) |
1.ユ・ジテの気持ちを考えると切なくなりました。キム・ハヌルもいい味出してます。 【たけのすけ】さん 5点(2003-05-26 02:37:08) |