6.ジュードロウのわざとらしすぎる禿げっぷりに、なんだかハンサムだからこそできる嫌味を感じてしまいました。 【バチケン】さん 6点(2004-01-04 10:54:41) (笑:2票) |
5.《ネタバレ》 タイトルを和訳すると「破滅への道」とかそういう意味。 親子が向かう街の名前もパーディション。 なんかアメリカ映画にしては、おや?といった見せ方だったアメリカンビューティーと比べると随分、正統派のギャングムービー。 正直、前半脱落しかけましたが、後半のストーリー展開、ラストの親子のやり取りはグッときました。トム・ハンクスは、なんでもできるナァ。 【バニーボーイ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-11-06 19:24:25) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 親子愛VS親子愛の映画。ポール・ニューマン親分とトム・ハンクスが訣別せざるを得なくなったのは、どちらも「義理の関係より実の息子のほうが大事」であるがゆえ。一見、ハンクス親子による逃避行&復讐劇のように見えるが、ニューマン親分側も同じ親子であることに気づくと、「息子を守るために闘う」という共通したロジックが見えてくる。おとうちゃんは切ないものだ。 ジュード・ロウが、ちょっとイカれた暗殺者を好演(この人、スティーブ・マックィーンに似ていると思うのは私だけ?)、最後のあやつり人形のような倒れ方は、なかなかのもの。ただ、作品を通しての感動はそれほどないし、脚本も水準には達しているのだろうが、突き抜けたものは感じられなかった。ということで、6点也です。 【delft-Q】さん 6点(2004-12-12 11:59:55) (良:1票) |
3.J・ロウが凄い。彼が画面に登場した途端、映画が引き締まった。周りとの調和がとれていないとの向きもあるが、役作りに賭けるその情熱だけでも買いだ。ところで、演出についてだが、死んでいく人間を面白がりながら写真におさめるような描写が本当に必要だったろうか。宣伝では、親子の絆が描かれていることを前面に出していた。家族連れで来館された方も少なくなかったろう。甘い考えとは思うが、ああいったサイコパスを(そういう類の映画じゃないのに)見せられるのは大人でも相当苦痛を感じる。トムが主演の映画でさえも、安心して子供に見せられないような時代になったのかと思うと悲しいものがある。監督は相当に実力のある人。だからこそ安易な「驚かし」に走らず、誰もが楽しめる作品を創っていってほしいと思う。 |
2.ギャング映画を観たのはこれが初めてで、自分は観た後の印象は結構面白かった。ストーリーは王道で派手な銃撃戦がなくてある意味安心して見られたし。ギャング映画に見慣れている人には物足りなさが残って期待はずれだったというのも分かる気がする。トム・ハンクスは他の映画でのコミカルな演技や善人の役のイメージが強くて、今回みたいな暗く腕の立つ殺し屋という役柄は新鮮だったけど、ちょっと無理があるような、いかにも演技をしている感じでなじむのに時間がかかった。個人的には、今後こういう役はもうやらないでほしいなと思ってしまった。ジュード・ロウ演ずる異常性のあるスナイパーはすごくインパクトが強かったけど、彼だけがこの映画の中ではあまりに個性的なキャラになっていて、少なからず浮いてしまっていた気もする。でも、彼が出ていなかったら、平坦な展開がずっと続く退屈な映画になってしまっていたとも思う。 |
1.父と息子の絆がテーマなのだが、色々突っ込みを入れたくなる作品だった。ママと弟が死んだ時もマイケルは冷静だし、後で悲しくなる様子もない。銀行強盗を重ねてもカポネの報復がない。あんなに慎重だったのに何故最後は油断したのか(姉の家が人の気配もなくがらんどうになっているのに不信に思わなかったのか)など。トム・ハンクスは殺し屋のイメージにしてはなんだかホヤーっとしてる感じがあったり、ポール・ニューマンの老け方もショックだった。ただ音は本当に効果的に使われていたし、最後撃たれる時のカメラアングルが息子と自分と殺し屋の3者をガラス越しに一つのアングルから撮られているのはさすがだと思った。最後マイケルが行く場所が有って良かった。 【Meg】さん 6点(2002-12-27 23:26:40) (良:1票) |