131.公開後米国に行く飛行機の中で見た。米国の医療事情はWHO2000年のレポートで総合15位(日本は1位)で、所詮は金持ちのための医療でしかないから、医療に不満を持つ一般庶民たちが父親の取った行動に対しても日本ではありえないような応援をしたくなるのは分かる気がした。米国では個人破産の最大の原因は医療費が払えないことにあるという統計もある。米国は「医学は一流、医療は三流」と言われている。米国に医学留学した私には登場した心臓外科医が患者の背景に捕われず医者として一流の仕事をする姿にむしろシンパシーを感じた。映画としてはデンゼルさんの本当は常識人だけど子供を思う余りにという所を感じさせる父親の演技は○だけどやはり展開に無理があるように思えたからこの点数で。 【rakitarou】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-02 21:17:43) |
130.米国の医療費って日本(保険なしであっても)と比べものにならないくらい無茶高いんですよ。たとえば出産に関する帝王切開4泊5日の入院+手術で300万円近く。保険ないとやってられない。お金ないと死ななきゃならないですよ。ストーリーはいまいちだけど、そういった医療費の問題という意味では、見る価値ありかな。 【ちひろ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-01-27 08:22:52) |
129.なんか惜しい感じ! 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-17 18:52:59) |
128.デンゼル・ワシントンのいい味出していますが、内容は好きではありません。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-11-26 09:24:10) |
127.状況がどうであれ、事情がどうであれここまで全力でわが子を守り通す姿は感銘を受けました。世の中には身勝手な父親なんてざらにいますからね。本当は全く期待しないで観始めたのですが、適当な親が氾濫している現代において結構考えさせられるものがありました。親って本当にすごい。これから親になる人達には自分も含めてきちんとした覚悟を持ってなってもらいたい。 【ちーた】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 09:54:51) |
126.いつどこなんどきでも、世論を見方にすれば人間は強いです。お涙頂戴で世論は動きますから。 映画としてはすごくいいんですけど、やり過ぎかな(笑) 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-03 15:40:41) |
125.私は子供がいないので、「自分だったら果たしてココまでやるかなぁ。やるかもなぁ。でもできるかなぁ。できないかもなぁ…」と、終始そんなことを考えながら観ていた。扱ってるテーマがズルい感じもするが、デンゼルが病室で息子に語るシーンは久々に泣きそうになった。いやー、ズルいなぁ。ともかく、本作のような手段の是非はおいといても、子供のために命をかけるのは当たり前だと迷わず言える親に私もなりたい。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-07-04 18:46:42) |
124.米国の保険制度にはあまり詳しくないのですが、金が無くて、がん等の高度医療が受けられないという例は日本でも多いと思います。それが心配だったら民間のがん保険とかにはいればいい。それに日本は健康保険料が高い。国民健康保険だと普通のサラリーマンレベルの年収で年間50万の負担です。サラリーマンは半額会社負担ですが、結局は給料からひかれているのと同じ。これならはっきり行って10割負担で治療受けた方が全然安いです。今後はもっと負担が増えていくでしょう。私はもう払うのをやめたい気持ちです。このまま病歴に関係の無い年収ベースの共産主義的な徴収制度をいつまで続ける気なのか?まあ健康な時は保険料は払いたくないし、病気の時は格安で治療を受けたいという人間のワガママと献金等で問題になった医師会の思惑とかが複雑に絡み合って今後の制度改革がなされていくんでしょう。(この映画では生体間移植で2000-3000万だったけど、普通は払えない。日本ではどうなってんだろう???誰か教えてください) |
123.この映画、なんで劇場に観に行かなかったかというと予告編でほとんど全てが見えてしまったからだった、ということを今回借りて見てようやく思い出しました。だいたいこうなって、ああなって、こういう展開をして最後はこういうふうに落ち着くんだろうなあ、とわたしごときに見抜かれてしまうようではダメダメだと思います。どこが悪いというのでもなく、きわめて普通に面白いんですけど、こうもきっちり意外性もへったくれもない映画ってわたしはわざわざ観ることないと思うんですよね。これなら期待に反してむっちゃつまんないぐらいの方が何かが学べるというか。あまりにも思った通りの展開に、もしかして前に観たことを忘れているのかと真剣に自分の記憶力を疑いました。(元々あまり自信がないもんで。)加えてデンゼル・ワシントンのあまりの優等生ぶりにも、わたしはちょっと飽きている。娯楽映画として総合点の高い映画だと思いますが、これなら夢でも見てた方がタダだし時間もかからないのでいいんではないでしょうか。どうでもいいけど人質監禁モノで野次馬が勝手に盛り上がっちゃって犯人をヒーローに仕立て上げちゃう展開、「狼たちの午後」からなーんも変わってないですね。水戸黄門とか好きな方にはお勧めできるような気がします。あらゆる意味で安全牌ですが、こういう映画、今さら作る意味あるのかなーと真剣に考えてしまいました。お約束のジェイ・レノ、ラリー・キング、飽き飽き。 【anemone】さん 3点(2005-03-09 02:12:43) |
122.ストーリーとしては、ありえない設定とご都合主義の展開で陳腐なんだけど、そこはデンゼルの素晴らしい演技で救われている。ただ、この映画の意図しているところ、つまりアメリカ医療保険制度の矛盾と欺瞞については、非常に的を得ていて、シニカルに描かれていると思う。アメリカ社会の中で生きていくのには「カネ」と「世間のイメージ」が重要だが、この主人公の場合、カネはなかったけど、最後、英雄となった「世間のイメージ」を武器に、HMOからの医療費と裁判の勝利(陪審員制だからね)も勝ち取ってしまった(それでいいのか?)。なんかそのあたりもシニカルだな。 【あまね】さん 6点(2005-02-26 14:40:01) |
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121.本来なら銃で脅して監禁しているジョンQが「悪」のはずなのに、ラストに至っては「ヒーロー」扱いされるという逆転が新鮮だった。 それでは真の悪とは何だったのか? 映画では一応、「病院」「警察」「マスコミ」等がジョンQとの対立軸にはなっている。 金儲けのためにしか動かない病院、市民を守るとの主張から犯人を撃ち殺してもかまわない、それが選挙のためにもなると考える警察、視聴率のことしか考えずにスクープを狙うマスコミ。 これらもいわば「悪」とも考えられるが、真の悪は役に立たない保険制度であり、金がなければなんともならない世の中に対する怒りが込められている。 この映画には「悪」が実物として存在しない点で実に面白い設定だと思う。 ただし、社会・保険制度への怒りという狙いは感じられても、息子を助けたい一心から来る父親の無鉄砲な行動に対する「答え」にはハリウッド的な甘さを感じずにはいられない。 「大丈夫、血液型が同じで心臓が肥大しているから大人の心臓でもちゃんと適合する」「よし分かった、手術しよう」というのはいくらなんでもムチャクチャだろう。このあたりは上手く処理しようと思えば出来たはずだ。 ジョンQの自殺前に、また息子の死の直前にドナーが現われるという偶然性。 自分の替え玉を利用し手術を見守る二人…確かに感動的だが果たしてそれで良いのか。 彼の行動には非難される点はなかったのだろうか。 自分も結構感動したクチなのだがどうにも脚本の甘さには参る。 自分には真のヒーローは手術を成功させた外科医だと感じる。 自分のキャリアを犠牲しても息子を助けるためジョンQから心臓を摘出しようとしていたし、監禁され疲労があるにもかかわらず最後まできちんと息子の手術を成功させた彼こそが真のヒーローだろう。 ジョンQの息子のことを一言「好きさ」と語ったのも見逃せない。 残酷なストーリーだが、ジョンQには死んでもらって、適合せずに一回目の手術は失敗。 すぐにドナーが見つかり最後にあの外科医が救うというストーリーでも良かったかなと思う。 あの外科医にはもっと光があたっても良かったのではないかという気がする。 【六本木ソルジャー】さん 7点(2005-02-13 23:58:35) (良:1票) |
120.感動した。泣けた。こういうのを映画に出きるのってアメリカならでは。日本映画だとこうはならないんだろうなぁ…と思う。親子の一言一言の会話が「胸に染みる」…気がした。 【epitaph】さん 8点(2004-11-22 20:14:43) |
119.許されないけど、父親が息子へ対する愛情がすばらしい。 【ベルガー】さん 7点(2004-10-07 18:49:37) |
118.エンタテイメントにこだわりすぎだね! 【k】さん 6点(2004-10-07 11:58:13) |
117.良くも悪くもアメリカ的だな~と。日本じゃ絶対無理。親の愛・・うーん実際問題現実に起こり得るなら犯罪さえも省みずに行動を起こすかもしれませんが・・自殺すると決断した時も残される奥さんや子供のことは・・?そもそもこのような事態を起こしてその後の生活とか周囲を気にしなければならないのを無視してますよね。考えてたら行動なんて起こせないのもありますが身勝手さが残るかも。押し付けすぎみたいな。 【HIGEニズム】さん 5点(2004-09-04 16:03:29) |
116.要は「経営方針なんか知らねー保険払えー移植リストの上位にしろーさもなきゃ立てこもるどー」なんですね。あの、アメリカ国内だけで閉じてしまっているテーマのものを買い付けて来られても・・・。世界そして日本もいずれこうなってゆくのなら別なんですが。ですがこればっかりは「閉じて」しまってるテーマだと思います。冒頭の事故シーンも、かなり終盤まで何のことだか良く分からなかった。もちろんある意味アメリカは映画産業国だし、見る映画はアメリカ製が多いと思いますが、買いつけられない映画も沢山あるはず。逆に笑えてしまうUSAばんじゃい系映画ならまあ別ですよ。デープインパクトとかザコアとかハゲマルドンとか(略)もちろん「国」やその地方独特のものが出るのが映画だし、それにへぇ~となるものですが、その「へぇ~」と、「閉じて」しまってるものとは、深い違いがあると思いたい。言いたい。深く考えて買い付けて来たのならちょっといやんなっちゃいますが。 |
115.まったく主人公に感情移入できず。暴れ過ぎですよ、お父さん。(ただ、息子を思う気持ちは買います) 【一番星☆桃太郎】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2004-08-09 01:59:11) |
114.独身なので想像するしかないのですが,主人公の気持ちはなんとなく解ります.彼の起こした行動の是非というよりも,親にとって「我が子」は特別であると言いたかったんじゃないのかな・・・良い意味でも,悪い意味でも. 【マー君】さん 6点(2004-07-11 16:32:36) |
113.この映画は、不平等な社会、そして見ている者に問題を投げかける作品です..主人公の行動に全て共感できるわけではありませんが..お金の有無で、人の命が救えるかどうかが決まってしまう..そんな不条理について深く考させられます... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-09 10:10:38) |
112.親が子を思う気持ちは何よりも強いものでなければならない。その気持ちを強く感じられる映画であった。が、この父親の取った行動は正しいとは思えない。美談としてほしくはない。私は、自分が父親になったら、この父親のような状況に陥ることのないように、安定した堅気な仕事に就いて、保険の制度などについてよく勉強しておくことが必要であると痛感した。よーく考えよー お金は大事だよー。本当にそうだ。 |