4.《ネタバレ》 この頃のラブコメはとても面白かったと思う。何より展開や演出が洒落ていた。この映画の最後のシーンも近隣の住人が気を利かせて音楽を大音量で流すとか、粋で心がほっこりとしてしまう。大人2人の恋愛にも関わらず、可愛らしい2人でハラハラしました! 【lalala】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-21 12:12:31) (良:1票) |
3.♪何故知り合った日から半年過ぎても貴方って手も握らない~♪(松田聖子「赤いスイートピー」)これ観ながら、ついつい懐かしいじれったい歌を思い出してしまいました。ラブストーリーの秀作「追憶」(10点)の夢よいま一度とばかりに、バーブラ自らがメガホンを取った自分の容姿に自信が持てない中年女と、美女を見るとめまいを起こす女運の悪いイケメン中年男ジェフ・ブリッジスとのロマンチックコメディ。まあアレですね、コレも生理的にバーブラが受け付けられないという方以外なら、普通に楽しめる映画だと思います。演技よりむしろこの映画で誉めたいのは、バーブラの破綻のない正統派の演出っぷり。セックスをするのしないのと、下世話なハナシという欠点を除けば、古き良きアメリカ映画の匂いが強く感じられます。初監督作品「愛のイエントル」は未見ですが、評価がやたら高かった「サウスキャロライナ」より、こちらの方が僕は数段面白かった。ローレン・バコールの母親やチョイ役のピアーズ・ブロスナンやら脇役も贅沢。勿論ラストに流れるバーブラの主題歌も◎。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-29 14:21:44) (良:1票) |
2.美醜やセックスなど世の風俗に惑わされない恋愛・結婚を目指すカップルの物語。そういう社会構造を理解しないまま流されるよりはしていたほうが良いとは思うが、そこまで偏屈にならなくてもという二人の関係が面白い。最後は収まるところに収まってしまい、無駄な苦労をしたねとしかいいようがないが。ジェフ・ブリッジズは名演 【Arufu】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-31 18:45:23) (良:1票) |
1.良かったですね~、素晴らしい作品です。ラブコメでこんなにいいと思ったのは「グッバイガール」以来です。同じアダルトで、それ以上に風変わりな関係。ジェフもバーブラもいいですねぇ、バーブラは自信を取り戻してからは実に魅力的な女性像を見せる。表情やしぐさの見せ方が上手なんですね。監督としてもとっても才能があると思う。この話は彼女の実生活をかなり反映している。自伝によると彼女が子供の頃、母親からいつも「鼻が大きくて可愛くない子」と言われ続け、とってもコンプレックスになっていたこととか、長じて鼻の整形をするよういわれたのに、それが自分の個性だからと拒否したことなどがおり込まれている。努力と才能で地位を築き、インテリアなど全てにこだわりを持って生きてきた彼女の生き方そのものが、この作品の主人公に投影されているのだと思う。ラストは、愛に気づいたジェフが夜明け前の窓の下で大声で名前を叫ぶ。「卒業」のダスティンとおんなじ情熱的シーン。もう涙、涙の感激だった。 【キリコ】さん 8点(2003-09-13 21:33:37) (良:1票) |