79.ダークヒーロー好きです。やるせない怒りをセコく解放するあたりも好きです。わけわからんタイムスリップ理論も好きです。簡単に説明できない魅力が満載。人にお勧めすることはないけれど、自分の中では高評価。そんな映画です。 【ひで】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-30 23:23:12) |
78.海外でカルト的な人気を誇っているので見てみたが、これが結構な掘り出し物だった。少なくとも「マルホランド・ドライブ」が好きな人には受けると思う。不気味な雰囲気作りだけでなく、所々ユーモアも効かせているのが小気味いい。劇中でjoyとfearに説明していたファーマー先生のjoyからfearへの転換もお見事。ドニーの周りで起こる不可解な出来事。ラストで伏線を鮮やかに回収していくが、それでもどこかしら謎が残る。幻想小説の読者が自分なりの世界を想像するように、見るものによって解釈が異なるように出来ている。個人的には「ドニー・ダーコ、ヒーローみたいな名前ね」というセリフが印象に残っている。これはある意味青春の心の闇を題材に扱ったシュールレアリスムともいえよう。見る人は選ぶだろうが、やはりラストのオチで全てが綺麗に解決、という映画ばかりではないだろう。独特の世界観を作り上げたリチャード・ケリー、ドニー・ダーコの不安を体現したジェイク・ギレンホール、この作品を発掘したドリュー・バリモアの3人に乾杯。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-29 15:01:24) |
77.言葉では説明しづらい複雑な内容の映画だったけど、少年の身の上に起こるタイムパラドックスの破綻、回避できない壮大な宇宙意思と題材とストーリーは非常に興味深く集中して観ることができた。斬新なストーリーを巧みに描き出したカメラワークも見事だったと思う。ただ主役を演じたジェイク・ギレンホールの少年らしくない陰気臭い雰囲気も作風の不穏な感じに合っていた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-29 10:53:17) |
76.こういう感じの映画は好き。でもこの作品は眠かったな。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 15:18:39) |
75.意味がわからないのでネットで調べました。こういうシュールでドライな話は大好きですごいすごいと思うのですが、難しすぎて自分ではわからず、映画としてちょっとどうなの?(負け惜しみ)と思うのと、もうちょっと若いうちに見てたほうが、より好きだったかなぁと思うので7点。 【るいるい】さん 7点(2005-01-08 23:51:51) |
74.SF的な事は良く分からなかったけれど(まあ別に僕はそういう物語の整合性やツジツマは割とどうでも良いと思ってるので。そういうのは柳田理科雄先生にでもお任せします)、何だか切ない青春映画でしたね。なんつうのかなあ、「“健全”な世界に対する“狂気”の反撃」とでも言えばいいんだろうか。僕は高校時代あそこまで自意識過剰ではなかったと思うけど、あの体育教師や胡散臭いセミナー講師をやり込めるところなんか「そぉだそぉだ!人間はそんな単純じゃねえんだよ、なめんな!」と喝采したし。・・・あ、映画とは関係ないけど今急に思い出したこと。昔中学生位の時「新人類」って言葉がやたら流行って、すっげえムカついたんだよな。当時オトナが、自分には理解できない若者の言動に対して「いやー、新人類のことは我々には分かりませんねー」とかのたまってるのを聞くと「ぶぁっかやろぉっ!アンタに若いやつのことが分からないのは旧人類だからじゃなくて、人間を誠実に理解しようとする努力が足りないからだぁ!それを“新人類”なんてコトバでカテゴライズして、納得してんじゃねぇぞう!(あ、当時はもちろんカテゴライズなんて単語は知らなかったけどね)」とか、よく思ってたものでした。だから、ドニー・ダーコの気持ちがちょっとだけ分からなくもなかったです。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-10-06 19:32:24) |
73.多分Dのかいた本を先に読んでたからかもしれないけれど、深くて良かったと思う。でもなんでこうまで言葉が汚いんだろうな。 【トナカイ】さん 8点(2004-08-22 21:55:44) |
72.マルホランドドライブもそうだったけど、あたしゃ頭が悪いせいかこう言う映画好きでは ありません。観ている途中ずっと眠かった。 |
71.途中でどうしても眠くなってしまう…。少なくとも私には向いてないってことか。アロンソ似(?)の主人公、最近デイ・アフター・トゥモローにも出てますよね 【鈴都丸子】さん 4点(2004-07-21 23:15:25) |
70.面白いとかそういう前に、とりあえず解かり難い不思議な映画だった。宣伝では、反転する映画っていうコピーが付いてたんですが、確かにそうなのかな。ドリュー・バリモアが自ら製作を買って出たというから見たんだけど、ちょっと裏切られた気分です。 |
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69.けっこう語り尽くされてる感もありますが…。とりあえずCM負けしてるのは間違いないです。嫌いな種類ではないのですが、全編通じてあまりにも説明不足です。何度か観れば分かるという意見もあるかもしれませんが、俺は他の、まだ観てない映画を観る時間に充てます。 【金子淳】さん 5点(2004-07-14 18:22:56) |
68.観る方に、非常に「考える」ことを要求する映画。で、どういうことだったの? 【マックロウ】さん 5点(2004-06-14 18:55:00) |
67.かなり期待してただけに、見た後は疲れてしまった 【リーム555】さん 3点(2004-06-11 19:23:28) |
66.たびたび映るデブの子に目がいく自分って・・・ 【ヴァッハ】さん 5点(2004-05-30 16:14:12) |
65.すっきりさっぱりとはいかせてくれない。最後まで見て色々思い返してみてもわかるようでわからない。まあ、はっきりさせてしまったらリピーターいなくなっちゃうからねぇ。個人的に意図的に色んな解釈の余地を持たせているのは、ずるいとか思ってしまう。監督は何か明確な意思(メッセージとかではなく)を映画には込めるべきだと思うから。トリックものがダメてことではないんだけど、この映画は謎解き以外はなんかずっともやもやしてて、結局何がしたいのかよくわからないんだな。SFを取り入れてみたり、青春モノに走ってみたり、思春期のコドモの成長をとらえてみたり・・・いろいろと忙しい主人公で、その上ウサギの相手もしなくちゃいけないし。なんかウサギを前面に押し出したPRしてるけどそれがマイナスのような気がするのはワタシだけ・・・? 【まこと】さん 5点(2004-05-30 00:53:37) |
64.ドニー少年は戦った。この物語は何らかの抗えない大きな力により前提された「彼を取り巻くもの全て」対「彼たった1人」の戦いだった。これは痛々しく壮絶な青春映画だった。ドニー少年のとてつもない孤独な青春。「世界がおかしいのか?自分がおかしいのか?」。彼たった1人の戦い。でもそんなものに答えはない。全ては反転し合い転がって行く。何が正常なのか?いや、何か正常なのか?ラスト、彼は全ての原理に気付いたのだろうと思う。彼の高笑いは全てを悟った彼の心情を如実に表しているのだろう。そして彼の本質的な孤独は、孤独だからこその一抹の清々しさを残して物語を終結させる。心に引っ掛かりを残す、でもそれを如何様にも読み解ける取っ掛かりも残す。そんな不思議な不思議な余韻を残す作品。監督25歳の才能。 【ひのと】さん 9点(2004-05-19 23:20:02) (良:2票) |
63.なんか昔読んだ「ライ麦畑でつかまえて」に雰囲気が似てた。ま~ストーリーは全然ちゃうねんけど、読んでる時の感覚が同じっていうか、なんちゅーか。多分おもろいかもしれんねんけど、観るときの精神状態によっては疲れると思うねん。俺は途中ダレてもた。二回観たいとも思わんし。深いんかもしれねんけど必見ってほどでもないと思うねんな~。 と以前書いて、その後、タルコフスキーの「サクリファイス」を見て思ったんだが、これの一つの解釈に自己犠牲もあるんちゃうかな。まー、タルコフスキーと比べると怒られそうなんやけどね。周りが知らないってところとか、夢かなんだかわからんってとこが似てるような感じだったんで、世界観は全然ちゃうけどね。ちょっと後から思った。 【なにわ君】さん 7点(2004-05-14 15:39:56) |
62.とにかくインパクトがなかった。 【海野やよい】さん 5点(2004-05-05 03:39:14) |
61.哲学的要素、SF的要素、サスペンス的要素がうまくバランス取れてる映画だと思う、ただSF、サスペンス要素に穴の多く分かり難いと感じた。ウサギが「なんで人間の着ぐるみを着ているんだ?」ってセリフが意味深く、哲学的な部分とSF部分に関して、興味を引く所が多かったので、サスペンス要素で納得いかない部分はあれど、わりと楽しめた。
64.IKEKOさん 【六爺】さん 6点(2004-04-30 12:27:35) |
60.よ~~わからん。鈴木清順やデビット・リンチの作品が苦手な私にはチンプンカンプンでした。あれ、ウサギっつーか、悪魔じゃん!!あれをうさぎと呼ぶなんて、ジャイアンツのマスコットぐらい無理あるよ!!本当は1,2点なのですがラスト、ヒロインが自転車に乗っているシーンに胸が揺さぶられたのは事実なので、5点献上とさせていただきます。 |