6.宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」に代表されるように、清貧であること、謙虚であること、そして心を豊にすることがこんなにも肯定されている映画は、自分の中で記憶にありません。四季の風景や音楽もさることながら、人々の心の描き方が素晴らしいです。いかにして老いを、そして来るべき死を迎えるか。これからの高齢化社会になくてはならない映画ではないでしょうか。とても癒されました。<追記>しかし改めて見ると、物足りない部分を感じるばかりか、田舎の良い部分ばかりにスポットライトが当てられている気がしました。前回見たときは、きっと精神状態が良かったのでしょう。1点マイナスです。 【mhiro】さん [地上波(字幕)] 7点(2004-09-24 16:20:35) (良:1票) |
5.信州の自然の中にとけ込み癒しを求める主人公(樋口可南子)像を描くというのに、エルメスのバックを常に手放さない、ロイヤルコペンハーゲンの陶器を使う、時計は多分シャネル、洋服は常に23区(これはやや地味)…これって、四駆で河を汚すBBQをしておいて自然を親しむっていう都会人のパロディなんだろうか。◆試みは分かるが、この映画を2時間以上にしてしまうプロデュースの甘さが、邦画をだめにしてしまうのでしょうね。それに医療面でもう少し、専門家に監修して頂いたほうが良かったのでは?手術に入る場面がきつい。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 1点(2004-02-11 08:33:00) (良:1票) |
4.良かったのであります。 【ゆうろう】さん 8点(2003-12-29 22:22:47) (良:1票) |
3.社民党の選挙演説を、2時間に渡って聴かされてる様だった。なんで映画で説教されなアカンねん。 |
2.各俳優陣の澄んだ演技と信州の美しい四季が見事に溶け込んだ作品。心を病んだ樋口可南子と自然と生きる婆・北林谷栄を比較しながら、他の登場人物すべての生き様を垣間みる事ができるのは、脚本の良さか演技力の高さか。原作とはまた違う味わいがあります。小西真奈美ちゃん、光ってます!日本人のアイデンティティをくすぐるこんな映画がなかなか邦画との縁を切らせてくれない。 【つむじ風】さん 8点(2003-09-23 23:23:03) (良:1票) |
1.なんだろう・・・この美しさは。母、祖母、私の親子3代で見ました。日本映画の良さである四季も美しさ、人間の心の模様を鮮明に映し出している作品です。こんなに美しい映画は初めてです。見る前までは私の母親世代の人にウケる映画なんだろうな~と思っていましたが、高校生の私でもこんなに感動するとは驚きです。お梅さん役の北林さんの存在がこの映画を明るくしています。アカデミー助演女優賞の名にふさわしいですね。これから見る予定の方はぜひDVDで見ていただきたいです。日本ってまだこんなに美しさが残っていたんですね。外国映画ばかりで邦画を小ばかにしてきたことを反省します・・・。いつか私もあんな夫婦になりたいな。 【未歩】さん 8点(2003-07-27 22:15:12) (良:1票) |