4.《ネタバレ》 騒動の張本人アビゲイルが逃亡していなくなっちゃいました。で、最後までもう出て来ません。なんだかなぁ。・・・まあ、いわゆる集団ヒステリーってやつなんでしょうね、これが。一人じゃ相手にされませんが、集団になると厄介。でもこれって「危険な情事」と構造的には同じじゃない? 肉欲に溺れた男が相手の女の常軌を逸した行動によって過剰なほどに理不尽な目に遭わされるっていう・・・。ウィノナ・ライダーの迫真の演技には瞠目しました。ダニエル・デイ=ルイスは頬がこけ過ぎで、何だかヤバイ・・・。これを見たころは、まだあんまり好きじゃなかったんだ、この人。好きになった今見ても、同情できないだろうなぁ、プロクターには。しかし、何と言ってもあの裁判長の顔、これ以上ないってくらい醜悪です。何がイライラしたって、アビゲイルでもその周辺の女子たちでもありません、あの裁判長です。この爺さん、アビゲイルの言を胡散臭いと思っているのに、大量に死刑を出しちゃいます。あ、あんたねぇ・・・。こういう輩が権力握ってるってのが、集団ヒスより百倍怖いです。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 15:23:39) |
3.ウィノナ・ライダーが若手女優とは思えないぐらいに壊れて演技してますね、怖すぎです。実際に中世ヨーロッパで起きた魔女狩りなだけにアメリカでもあったということを初めて知った。裁判中にみんな一斉に驚いたリアクションをしたり逃げたり走ったりしてある意味滑稽な感じがするんだけど救いようがない後半の展開とラストはなんか好きです。 |
2.《ネタバレ》 アビゲイルや裁判に腹が立ってばかりの映画ですが、そのメチャクチャさが面白かったりもします。何よりウィノナ・ライダーの迫真の演技が凄かった(少し笑ってしまうくらい)。プロクターは結局死んでしまいますが、あの二者択一なら止むを得ないと思います、誇りを取り戻したプロクターの方がかっこいいし。 【リーム555】さん 6点(2005-02-04 16:54:31) |
1.思い込みが強い女の物語...ホント、憤りと恐怖が混在した作品。ウィノナは多少オーバー気味に思えましたが熱演でした。理不尽な判決にも最後にはお互いの罪を認め合う程良く出来た夫婦。もっと悔しいハズなのに... 【さかQ】さん 6点(2002-08-11 22:10:21) |