9.作風が受け入れられる事が大前提で批評すると、ラストで賛否別れる作品でしょうね。私は良かったです。ベスの純粋さがたまらない。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-05-14 21:58:42) |
8.エミリー・ワトソンは、「・・・ジャックリーヌ・デュプレ」といい、「パンチドランク・クラブ」といい、こういう狂気の瞳を持つ純真無垢な女の役はこの人以外にはいないんじゃないかと思うほど。私にとって、トリアーの作品の中で唯一許せる映画。なんという空の色! |
7.ドッグヴィルのDVDにこの映画の予告が入っていて、借りてきました。音楽にも惹かれたし。で、実際観た感想は・・・ショック(>_<)ドッグヴィルでショックを受けたハズなのに、やっぱりヤラれた。観終わった後はしばらく何もする気になれなかった。ベスの気持ち・・・ちょっとわかるって言ったら引かれそうだけど(笑)、ベスが神様と話をしている時のセリフはとても身にしみます。ベスはすごく頭がいい子ですね。ただ、ヤンが闘病中にあんなことを言う意味がいまいちわかりません。そこに理由があればいいんだけど、何か無理やりっぽい。納得出来ないわぁ・・・。 【eve】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-16 15:07:52) |
6.『ダンサー』に続き本作を観て、トリアー監督が描きたいものの本質が「無垢な魂」であることに気付いた。 「無垢な魂」は身を守る術を持たない。「無垢な魂」は妥協により周囲と調和する術を持たない。それ故、頑迷なまでに愛を貫く。 しかしそれに触れる、汚れてしまった私はたまったものではない。 「常識」「道徳」「協調」「理性」「良識」といった、大人が持つべきとされる観念を真っ向から否定されたような嫌な気分だ。 監督はまた、そうした「大人の良識」も時として残酷に人を裁いていることを、教会を中心としたコミュニティを描くことで突きつけている。 個人的には、ハンディカメラによる撮影の手ぶれや、編集のジャンプカット、甘いフォーカスなどは、どうも気になる。こうした手法が生々しさを生んでいる面があることは否定しないが、ダンサーでも書いたとおり、撮影者の存在を強く感じさせるというマイナス面もある。 また、真に無垢な魂は、世間と相反する形でしか存在し得ないのか、疑問を覚えるし、ラストでこの残酷な物語をファンタジーに帰着させるというのもやや安易に感じる。 とはいうものの「無垢な魂」に触れた感動に涙を流すか、「理性なき愛の形」に嫌悪を催すか、いずれにせよ私たち観客が目を背けることを許さない吸引力のある映像に、この監督の並々ならぬ力量を感じる。 【poppo】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-20 15:07:31) (良:2票) |
5.汚れの無い純愛の映画。良いです。 【cocooon】さん 8点(2003-01-20 09:40:50) |
4.「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は不快感があったが、この「奇跡の海」は、特に不快感や嫌悪感といったものはなく、なんとなくだが理解できる部分があった。章に区切ってあるのもよかった。終わり方がさっぱりしている分、後で考えさせられてしまう。色々と感じるものが多い映画。 【チャベス】さん 8点(2002-02-14 15:25:40) |
3. 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」同様、好き嫌いの分かれる映画かと思います.主題は「善」なのでしょうが、それでは何か物足りない感が強く、「絶対愛」なのだと自分なりに解釈.そして、そこは精神病も宗教も介在できない領域なのだと思う.E. ワトソンがベスの魂が乗り移ったたような演技で(この人は目の動きなどに特有の癖があるので、ちょっと敬遠していた.)、感情移入してしまった.ラストの CG は、それまで徹底的に写実で進行してきているので、逆効果で残念. 【シャリファ】さん 8点(2001-11-02 09:44:54) |
2.いい作品ですけど、感動はしないですね。主人公は精神病ではないほうが良かったかも。そのほうが愛の為って感じがする。しかし・・・ラストの奇跡はちょっと・・・(笑) 【華敏】さん 8点(2001-03-07 03:01:23) |
1.最後です、最後。本当に奇跡で号泣。エミリー・ワトソンが最初にみせる笑顔も忘れられない。サントラ良いです。 【pimple】さん 8点(2001-01-11 00:21:15) |