145.ユダヤ人迫害のシーンが連続する前半は見ているのがつらかったけど、対照的に後半は素晴らしいシーンの連続で、極限の中にしか生まれない美しさを見ました。最後のピアノの演奏には思わず拍手したくなってしまいました。 【KARIN】さん 10点(2003-09-19 20:56:59) |
144.重いテーマでしたが、私は最後まで飽きずに見ることができました。ホロコーストや戦争を題材にした映画が好きなこともありますが、こんな残虐なことが実際にあったなんて・・・平和な時代・国に生まれた私には映画の中でしか見ることのできない世界です。主人公が最初から最後まで難しい顔をしているのも真実味があってよかったと思います。 【ゆり】さん 8点(2003-09-15 23:30:33) |
143.観終わった後に、感動したとか面白かったという気持ちは残りませんでした。ですが、この映画は素晴らしく、一生心に残ると思います。人を人と思わず簡単に殺してしまう残虐性がとても鮮明に映し出されていました。戦争は絶対にあってはならないものだと再認識させられました。 【銀次】さん 8点(2003-09-08 16:02:32) |
142.よくある戦争映画なら主人公は敵に立ち向かい、勝利するか敗北するかというところを、シュピルマンはあちこちで助けられ、自分は仲間の反乱にも参加せず、実話じゃなければこういう行動はどうかと批判してしまいがちだが、この時代の状況やシュピルマンのその後の生き方を考えると、彼の行動は正しく、意味のあることだと思います。どうしても生き延びたいがための行動、考えさせられました。 【スリーオー】さん 8点(2003-09-07 12:55:21) |
141.シュピルマンの生への執着というか、必死さにはただ圧倒された。しかし、特技って大事ですよね。彼はピアノの才能があったからこそ戦乱の中を生き延びる事ができた。もし、自分があんな状況に陥ったら、果たして生き残れるだろうか。いや、無理っぽい・・・。 しかし、シュピルマンのように最後まで諦めないで生き続ける事がなにより肝心だと思った。 【きのすけ】さん 8点(2003-08-30 22:57:21) |
140.ホロコーストとは、決して映像によって描き得ない。だから私は当事者たちの”証言(声)”によってホロコーストを記録したのだ、とは『ショアー』を撮ったクロード・ランズマン。必ずしも彼のあの作品に対して全面的に賛同するものじゃないけど、確かにアメリカ映画なんかでナチによるユダヤ人虐殺ものを見て、シリアスな問題提起のようでいて、結局は怖いもの見たさの観客の好奇心に訴える「殺人ショー(!)」でしかなかったりして(『シンドラーのリスト』…)、暗たんたる気持ちになるしなあ…。ジャック・リヴェット監督が批評家時代に言った、ほとんどすべてのホロコーストものの劇映画はポルノグラフィーであるという言葉は、まさしく真実だ。もちろん、ロマン・ポランスキーだってそんなことは百も承知だったろう。だから『シンドラーのリスト』の監督オファーも断ったんだろう。それが、本作を手掛ける気になったのは、この映画があくまで「生き残った者(たち)」に捧げられたものだったからに他ならない。ほとんどすべてのホロコースト映画が、殺戮を、つまりは「死んでいった者たち」を対象にしていたのに対し、ここでは、運と成りゆきに救われながら生き延びていく主人公こそを徹底して肯定する。たとえどんなにぶざまで、ひとりよがりであろうと、そんな主人公が生き延びた、ただその一点だけで肯定する本作は、逆説的にホロコーストの核心を照射してみせたといえるだろう。…正直、ポランスキーの最高傑作とは言えないかもしれないけれど、一世一代の代表作であることは間違いない。拍手(ブラボー)! 【やましんの巻】さん 9点(2003-08-27 13:58:47) (良:4票) |
139.正直目を背けたくなるぐらい残酷で冷酷な虐殺シーン。重いです。なのに、淡々と進んでいく。すごいですね、これが実話なんて。ところで、彼はナチスの将校に見つかった時に絶対缶詰を放さなかったですよね。多分、誰しもそうなるように思います。やはり、戦争は嫌です。でも、過去の歴史を直視しないことには戦争はなくならないのではないでしょうか。そう、考えさせる、映画です。 |
138.ドキュメンタリーであるがため、感動作というよりは、ナチの残虐性ひいては戦争の悲惨さの方がクローズアップされている。ちょっと重いね。 【tantan】さん 7点(2003-08-24 19:29:31) |
137.ただただ、記録映像のように残虐行為が繰り広げられる。その背景の中でストーリーが進む感じ。その切り口は私は好きでした。映画館では気が滅入るくらいの体験でした。 |
136.重い映画ですね。友人が、仲間が、ドイツ兵に面白半分に殺されていっても、自分が生き残るために黙って見ていなければならないユダヤ人たちの辛さ。事実を淡々と描いていくことで、それらがいっそう引きたっていると思いました。 【したた】さん 9点(2003-07-21 22:22:38) |
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135.感動する映画として期待して見に行ったけど,自分にはユダヤ人虐殺を露骨に見せる映画としか受取れなかった。主人公のシュピルマンが助かったという感動が少しもなく,気分的にただ重いだけの映画だった。 【北狐】さん 3点(2003-07-17 18:18:21) |
134.正直、微妙でした(-_-;)戦争を描いた『ドキュメンタリー』としてなら素晴らしいものかもしれないけれど、『映画』とゆう観念で観るとストーリーの展開とかがあまりにも淡々としているので・・・ショパンのピアノ曲が素晴らしかったのは確かですが(^^) 【メイ】さん 4点(2003-07-13 16:27:40) |
133. 途中であまりにも残酷の場面を観て耐えれなくなりそうになりました。これが現実にあったことだと思うとなんとも言えない複雑な気持ちが心に現れたと同時に戦争の悲惨さをあらためて実感しました。 とても心に響き学ばされた作品でした。エイドリアン・ブロディが主演男優賞を受賞したのは納得です。 |
132.主演の俳優さんの演技に感動してしまいました。特に最後のピアノシーン、あそこは良い評価悪い評価あるみたいですが、私は圧倒されちゃいました。良い作品です。 【イヌひこ】さん 10点(2003-07-05 21:31:26) |
131.戦争映画ってこういうのが理想じゃないですかね。リアルにできててすごくよかったと思います。そりゃー単に映画としては友情や恋愛で感動がすさまじくあったりしたわけじゃないですけど、戦争を「絶対やってはいけない」って伝えられる映画だったと思います。 【幕末魂】さん 8点(2003-07-05 21:17:54) |
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129.逃げ隠れするしかしょうがない。人にすがるしか生きる術がない。ドラマティックではないが、それが本当のところなんだろう。「ライフ・イズ・ビューティフル」の方が好きだし面白いけれど、あれは言ってみれば“お話”でこっちはほとんど実話だから。余談ながら、銃声がするたびに体がビクッとなるので戦争映画を観に行くといつも明かりがつく瞬間が恥ずかしい。 【山岳蘭人】さん 7点(2003-06-28 21:50:20) |
128. ポランスキー氏は、ひたすらまっすぐに斬り込んだと思う.ピアニストの人生と、生命や尊厳を踏みにじられたユダヤの人々の人生とを見る目が同じなのだ.映画のあちらこちらから彼の慟哭が聞こえてくる.そして、バラードの美しさと強さにうろたえてしまい、声を上げて泣きたくなるほど揺さぶられた. 【シャリファ】さん 10点(2003-06-24 23:33:19) |
127.すごい映画ですね。ナチスのユダヤ人ホロコーストがどうのこうのという映画ではなくて、最後のドイツ人将校と主人公のやり取りを観るためだけの映画だと思います。単純に感動しました。 【すけさん】さん 8点(2003-06-18 22:44:01) |
126.銃殺シーンが怖かった。ラストのドイツ人の立場が見てて辛かった。 【ネフェルタリ】さん 8点(2003-06-17 22:22:43) |