285.予想以上によく出来たいい映画でした。実話なだけに助けたくても助けられない、自分が生きることさえもままならないという当時のどうしようもない現実を見せてくれて非常に伝わるものがありました。ホロコーストものはいくつか見たことがあるけど、この映画はかなり上位に入る映画です。 【A.O.D】さん 8点(2004-10-19 14:43:20) |
284.戦場に放り込まれてもなお音楽を愛し続けた、一人のピアニストによる愛と感動のストーリー。今、劇場が涙で包まれる……! って感じの映画かと思ったら全然違うんでやんの。なんか知らんけどいっつも泣きそうな顔した情けねぇ顔のオッサンがひたすら逃げ回る映画。愛も感動もナシ。「映画史上もっともカッコ悪いヒーロー」とどこかで紹介されていたという話も頷けますね。だが、それが良い。主人公が無力であることによって、あの時代に虐げられていた人々の鬱積とした気持ちが手に取るように伝わってくるワケだ。そういう点で制作側の試みは成功してるんじゃないですかね。エンターテイメント的な要素はあまりないけど、こういう映画こそ後世に残すべきなんだろうな。そして学校の社会科の時間に見せられた学生があまりのダルさに居眠りをする。これはそんな映画になっていくと思います。 【コバ香具師】さん 7点(2004-10-04 11:35:31) (笑:1票) |
283.正直面白くない。おすぎの評論はあてにならんという事を今更ながら気づいた映画である。実話なので派手に脚色できないせいかもしれませんが、全体的に特に盛り上がる部分もなく、劇映画として物足りませんでした。ただ戦争の悲惨さやユダヤ人差別の哀れさなどがよく描けていたと思うので、反戦ドキュメンタリーとして見たら、かなり高得点です。 |
282.戦場にピアニストがいても、全然似合わないし、何の役にもたたない。 何の役にもたたないけど、彼を助けてくれる人がたくさん居た。 ピアニストは一生懸命生き抜いて、助けてくれたたくさんの人は死んで、 家族も失って、だけど、ピアニストだからピアノを弾くんだな。 【mogu】さん 8点(2004-09-20 15:21:51) (良:2票) |
281.戦場の真っ只中でも芸は身を助けますた!(・∀・) 【アルカポネ】さん 9点(2004-09-19 21:30:50) |
280.飽きる 【諸星わたる】さん 3点(2004-09-17 02:52:49) |
279.誇張が無く、リアリティーを空気ごと感じる。冷えきった風景に浮き出る監督の熱意。ラストは無条件に涙。全てが脳裏によぎる。けど長い。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-09-08 16:32:45) |
278.いろんなことを考えさせられた映画でした。 【泉州 力】さん 7点(2004-09-03 23:48:51) |
277.改めて考える機会を与えてくれて、ありがとう。何の力も持たない一小市民だが、戦争やテロを永遠に否定すると歴史の犠牲者に再度誓う私。 【小僧】さん 8点(2004-08-30 02:53:38) |
276.自分だけでも生きよう・助かろう、と、生に強い執着を示す主人公。愛する家族とも別れ、彼には複雑な感情が渦巻いていたはずだが、あえてそれを前面に押し出さず、淡々と進むストーリーが、かえって色々なことを感じさせてくれた。 【ぷっきぃ】さん 8点(2004-08-17 00:52:30) |
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275.私を含め、戦場を生き延びて誰かに会いたいとか、もう一度ピアノが弾きたいとか、主人公にそういう「生きる目的」を期待してしまう人は大勢いるだろうけれど、彼からは全くそういったものを感じ取ることが出来なかった。極限の状況下ではもはや「生きること」そのものが目的であって、「死んだ方がマシ」という甘えた感覚はなくなるらしい。平和に生きてきた私にとってはまったくの未体験ゾーンなため感情移入もへったくれもなく、作品としては(将校とのやりとりを除けば)ドラマティックでも何でもないけれど、こんなふうに「考える時間」を与えてくれる映画というのは好きです。 【ぽめ】さん 7点(2004-08-06 18:48:44) |
274.穿った見方をすると、ホロコースト物は普通に作っても感動的になると思うのだが、その割にちょっと感動が薄かった。あの有名なシーンは、バラード1番じゃなくて2番をやってほしかった。 |
273.これが実話というところに、最大の魅力があるのである。この映画が世界中の人々に訴えかけることはとても大きいと思われる。そして、この映画において一番の主張点となるべきだろう「ユダヤ人」の迫害についてこう見解を示す。小学校では「ベンチ」という物語(一部の教科書)で、中学校ではもちろん歴史の時間に取り上げられるこの事柄。ナチスがアウシュビッツなどで行った悲惨な行為は人類にとって忘れてはならないことである。しかし、第2次大戦中、日本軍(関東軍)も中国の南京で「大虐殺」を行っている事は事実であり、否定できない。そして現在のドイツはこの迫害について学校で半年かけて学習するそうである。さらにこの映画の制作にもドイツは協力している。が、日本はどうであるか考えてもらいたい。一人一人がこの1作の映画から受け取る物は異なるかもしれない。だが、この地球上に生きる人間として、心の中にとどめておきたい一作であることも確かである。 【000】さん 9点(2004-08-05 17:44:38) (笑:3票) |
272.話としては映画なんだから、ある程度は面白い展開になるようには作ってあると思いますが、面白さ云々以前に、この事実を現代に伝えるためにもこの映画は必要だとおオもいます。 【JACK】さん 9点(2004-08-03 23:27:44) |
271.彼は本当に運がいい。観るには痛い映画だった。ドイツ兵の前でピアノを演奏するシーンが一番印象に残ってる。今まで獣のように酷い殺し方をしてきたドイツ兵が唯一人間らしい姿を見せていたから。こいつらも生身の人間なのだなと実感したシーンだった。 |
270.ユダヤ人、ユダヤ人、難しい背景がある。明白には映画のいや戦争の中身は見えてこない。言葉を徐々に話さなくなり、無音と疲労だけが伝わってくる。その中で奏でられるピアノの音こそピアノの音なのかもしれない。 【杉下右京】さん 7点(2004-07-21 05:49:00) |
269.おすぎさんごめんなさい。 【rexrex】さん 4点(2004-07-17 12:52:22) |
268.命知らずにはなれずとも、恥知らずにはなれるさね。ポランスキーが撮ってることがなによりのリアリティー。 【ドレミダーン】さん 9点(2004-07-11 15:05:56) |
267.見飽きることのない、よく整った作品だと思います。、、、、、ただ、見終えて、何か素直に感動できないものが残るのです。、、、どうしてだろう。、、、、前半で最も印象的だったのは、集められた広場で父親がビスケットか何かを家族に切り分けるシーンです。それが家族にとって、いわば最後の晩餐であり、戦争と迫害で、何が失われてゆくのかを痛切に感じさせてくれました。、、、、、しかし、その家族について、その先は映像として触れられていません。シュピルマン氏が、家族をどのように思い、どう追悼したのかが描かれないと、どこか綺麗に話しが完結した感じがしないように感じられます、、、、、、。それとどうしてドイツ人将校が、ショパンを弾くユダヤ系ポーランド人を救おうという気になったのか、それもしっくりきませんでした。、、、、、ショパンといえばポーランドナショナリズムの象徴といっても良い存在です。あの緊張した場面で弾きはじめる嬰ハ短調ノクターンは、ポーランドの人達にとっては、国歌にもきこえるのではないでしょうか。、、、、それをどうしてドイツ人将校が許すのか。、、、ドイツ人将校の命乞いのシーンを重ねると、何か、ポーランドナショナリズムの勝利宣言にも受け取れてしまうのです。、、、、、、、、というか、監督や制作者に、ナチスとそれに荷担した人達を、絶対に許さない、という強い意志があり、その攻撃的な強い意志に、どこか同感できない部分が私にあるのかもしれません。 【王の七つの森】さん 7点(2004-07-08 17:21:27) |
266.戦争映画としてはやや迫力にかけるが,「ライフイズ・・・」と比べれば全然まともでした. 【マー君】さん 6点(2004-06-30 13:48:11) |