《改行表示》 4.小暮実千代が情感たっぷりに生真面目な芸妓を演じ、今が旬の「おちょやん」こと浪花千栄子がドスの効いた貫禄ある茶屋の女将を演じている。 若き若尾文子のまだ青臭いウブな演技、と女優の競演が見所です。 華やかな芸妓の世界も裏に回れば過酷で非情な女の世界である事がよくわかる映画である。 昔の日本映画は、祇園を舞台にした良作が多かった。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-01 23:02:18) |
《改行表示》 3.二十歳の若尾文子の可愛さが印象的です。戦後間もない時代の作品ですが、一見すると時とともに大きく変ってきたように見える人々の価値観も、本音の部分では今も大して変わってないのが伝わってきます。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-19 18:10:32) |
2.新憲法が交付され基本的人権が尊重されるような時代になってもなお残る古くからのしきたり、そして悲しくも切ないさだめ。旦那というスポンサーを持つ持たないなど、一間華やかに見える芸妓の表と裏の世界が垣間見える。この手の女性を描かせたら溝口の右に出る者はない。若尾文子の若さに驚くと共に、理不尽なさだめを強く生きる木暮実千代にうたれる。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-11 06:03:33) |
1.祇園の芸妓と舞妓をめぐる物語. 【ひこ】さん 7点(2002-11-08 10:44:42) |