4.ロレッタを演じるシシー・スペイセクには文句の付けようがないが、時には強引に売り込み、時にはそっと見守るドゥーリトルのトミー・リー・ジョーンズが良い。いや見直してしまった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-02 21:25:08) (良:1票) |
3.シシー・スペイセクはエイジレスで不思議な女優さん。 「キャリー」は26才、これは30才にして13才の幼な妻、ビヴァリー・ダンジェロとともに歌も聴かせる。 歌手ロレッタを生みだした夫トミー・リー・ジョーンズの粗野なようでいて抑制のきいた繊細な演技もよく、結婚早々父との約束を破り妻に手を上げてしまった時は「あ、やっちまった・・・」のがよくでていた。 山アリ谷アリの夫婦愛はベタな邦題とはウラハラに淡々としたシーンの積み重ねで画も美しく、冒頭のヤマの情景は味がある。 ツアーバスの正面に掲げられたCOALMINER(炭鉱夫)のプレートは早すぎる巣立ちを惜しんだ父への愛情と誇りが感じられて。 カントリー・ミュージックは得意ではないけれど、ロレッタ・リンの人生は実りあるもの。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-04 07:00:07) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 シシー・スペイセクの圧倒的名演はいうまでもないが、それを丹念に受け止めてみせたトミー・リー・ジョーンズも称賛されるべきだと思う。映画中のロレッタ・リンと同じく、彼の助けなしではここまでのレベルには到達しなかっただろう。ラブラブなだけでも険悪でもない、笑いも涙も喧嘩もあるごく普通の夫婦のあり方を、絶妙なバランス配分で見せているところが良い。エンディングのメドレーにもびっくりした。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-25 01:29:19) (良:1票) |
1.いやぁーものすごいほりだしものを、見つけてしまいましたよ。例えるなら蔵の奥からピカソの絵みたいな感じですね(なんじゃそりゃ)。なんていい映画なんでしょうか。アメリカのド田舎の家庭の雰囲気が素晴らしくいい、かといって保守的でドロドロしてるわけでなくお母さん、お父さんの優しさが胸を掴んで離さない特にお父さんとロレッタの駅のシーンなんてもう・・・話は変わりますが、この映画の素晴らしいところはそれだけじゃぁないんです。これは一人の平凡な主婦が成功を掴むまでの物語なんですけど、サクセス・ストーリーは、普通どこの国の映画でもほとんど女性が男性を支えるじゃないですかこれは違うんです。その逆、男性が女性を支えるんです。この男性を演じるのがトミー・リー・ジョーンズなんです。これがたまらなくいい子供を風呂に入れてあげたり妻の為に夜遅くまでレコードをラジオ局に送ったりする。いいねぇ~この専業主夫ぷっり!まぁ俺には無理だけど・・・でも、やっぱりこの映画はロレッタ・リンを演じるシシー・スペイセクに尽きる。まぁかわいいは歌メチャクチャウマイはでアカデミー賞は当然の演技でした。100%直球勝負の恥ずかしい邦題も最後まで見ればこの邦題の意味がわかるのではないのでしょうか?笑い、音楽、涙、愛、が洪水のように押し寄せてくる映画。ありがとう!浜村淳!あっ間違えた!ロレッタ・リン!! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-09-23 22:59:32) (良:1票) |