1.しっかし2年で1感想のペースとは、人気のない映画だ。鬼才ルネ・ラルーを味わうという意味では、彼の作品中でベストな映画と言えるでしょう。それまでの2作と違い、テンポにゆとりが出てきて散歩するような感覚で彼の世界を楽しめます(内容は結構アドベンチャーだけど)。これを彼のマンネリ・老化現象と捉える事もできるんだけど、モトがあれだけのヒトなので、老化してやっと天才(うーん、宮崎駿がちょいヘボいあたり?)のレベルになります。神も、やがては老いるのです。 【エスねこ】さん 7点(2004-04-29 01:35:49) |