《改行表示》 6.《ネタバレ》 ナンセンス系のコメディマンガ専門と思っていた喜国雅彦の原作を読んだときは驚いた。文学の香りがしたからです。 描かれるのは高校生男女のアブノーマルな世界。足フェチ・ソックスフェチに始まり、開き直ったように性癖を開示する男子の泰然とした態度に、女子が引きずり込まれる。苛められる快感に目覚める男子と苛める快感に目覚める女子が螺旋を描いて共に沈んで行く様に説得力があります。この二人にSやMという認識は無い。でも、未知の快感を手探りでたぐり寄せる描写には背徳感がビンビン。女子が台詞にする「普通の恋愛がしたい」は本音ですが、言葉には出来ない本音もあって、その誘惑が勝ります。ラストシーンから感じる二人の「絆」は、ノーマルな関係では築き得ない深さがありました。まるで何十年も寄り添った熟年夫婦みたい。かなり凄い映画だと思います。 ちなみに、原作はさらに一歩、深いところへ踏み込んで行きます。未読の方にはおススメです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-30 19:35:40) (良:1票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 普通の恋愛がしたいと涙ぐむ清純女子高生を鬼畜なS女子高生に変えてしまった罪は大きいでしょうや M男君。同じ男子諸君として諸々の諸事情あること分かってあげれないこともないが、あそこまでプライド捨ててしまっちゃ男はお仕舞いだ。変な男子にとりつかれてしまったサツキが気の毒で仕方なかった。変態やるならこっそりやるべし 見つかってしまって嫌われたんだったら潔く去れ!とでも言ってあげたかった 彼の為にではなく 彼女の為。 ところでその つぐみ この時23でしたかね ってことは 6つのサバ読みだったわけだね ふむなるほど。 ではと、一方の水橋研二君ってこの時いくつだったんだい? あらま、24だったですか そうだったのですかね だからなにってこともないが だとしたなら、なんだ ふ~ん、7サバな~。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-18 20:13:29) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 私にとって本作は、水橋研二とつぐみという、(名前を把握したという意味では)邦画界になくてはならない唯一無二の役者二人と出会った思い出の映画である。そして、二人とも、この映画以上にはまっている映画は他にないと思う。二人の実際の性癖がどうなのかは知れないが、水橋の卑屈な目は、Sっ気がない人もそっちに目覚めて、彼をいじめ抜きたくなって然るべきパワーがあり、つぐみの凛とした美しさは、Mっ気がない人もそっちに目覚めて、彼女に傅きたくなって然るべきエロスがある。もうキャスティングの段階で大成功。性別を超えて、つぐみの足に踏みつけられたいと思ったり、水橋研二を縛りたいと思ったり、自分でも気づかなかったアブノーマルな欲望が露呈してしまったりしなかったりで、色々興奮・混乱しながら観るのはなかなか気持ち良いもんです。ラストのスピッツが無駄に爽やかで、何だか食事の後のブレスケア的なわざとらしい清涼感なのも好印象。原作も読んだけれど、なかなか良いまとめ方かと。余談ですが、つぐみは女優としては脱ぎ要員のようですが(失礼!)、本作ではおっぱいを出してません。いつもなら残念に思うはずが、この作品に関しては出してなくてよかったと心から思う。 【よーちー】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-30 01:01:29) (笑:1票) |
《改行表示》 3.これはエロい。 その辺のAVより興奮する。 少年は根っからの変態なのでそれはそれでいいと思うけど、少女の方も次第に変態ワールドに目覚めていくのが素晴らしい。 もうジンジャーエールまで行くと本物としか思えない。 挙句の果てにはマルケンまで巻き込まれてしまうのかと思うと想像だけで気が変になってしまいそうです。 それくらい大変な名作ですね。 でも、この作品に満点を付けたら僕の人間性が疑われるかも知れないので、少し割り引いておきたいと思います。 間違っても家族で見たりしちゃいけない作品なので、お気を付けください。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-02-11 00:03:29) (笑:1票) |
《改行表示》 2.つぐみが「エロ」かった。なかなかいい作品で10年後に観てもきっと同じ感覚で見られると思う。自分的には普通にありそうだなと思って観たけどね。つぐみがエロかった。後半ちょっと失速したか...。久しぶりに最期までどうなるかと思って観られる作品でした。 【たかちゃん】さん 6点(2004-05-14 11:34:32) (良:1票) |
1.スピッツの「運命の人」と共にある作品。 【なおてぃー】さん 6点(2004-02-20 20:59:13) (良:1票) |