18.映画村的なセットといい、ストーリーといい、いろんな意味で、哀しいくらい「日本」な映画。たぶん、外人が観ても納得できないし、面白くないことだろう。あぁ、これが自分の生きている社会なんだなぁ、と実感させられる映画。ただし、そういう映画自体はほかにも数多くあれど、『蒲田~』は、決して不快にさせることなく、哀しく可笑しくさせてくれるから最高。日本人同士で、一杯やりながら語り合いたい映画。 【九寨溝】さん 8点(2003-12-25 23:59:25) |
17.脚本、テンポ、役者とも全てが素晴らしい。もう15年以上前だが、中学生から高校生の頃、夢中になって何度も観た覚えがある。主役3人の生き様、バカバカしくて的外れだったりするけど、そこがまたカッコ良かったなぁ。だって一生懸命なんだもん。役者さんのセリフまわしにも、素直にスゲェって感心した。 【やすたろ】さん 8点(2003-12-24 01:14:06) |
16.今でも年に一回くらいは「銀ちゃん!」「あがってこい!」と蒲田行進曲ゴッコをしてしまう。 最後の「これは映画だ!」的大団円シーン、大好きです。 【あばれて万歳】さん 8点(2003-12-02 22:34:01) |
15.風間杜夫はああいう自己中心的な時代がかった役が似合うね。平田満は情けない役が好演。松坂慶子も魅力的だった。「これがこれですから」って台詞、なんか好きだったなあ。階段落ちのあと、エンディングがああいうのも楽しいですね。「メルブルックスの大脱走」と同じ。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 05:12:31) |
14.映画制作の現場を描いた「もの作り」の楽しさに迫る映画であると同時に、”化け物みたいに長い”階段に象徴される「作り物」の楽しさを味わえる作品。 【伯抄】さん 8点(2003-10-22 23:26:05) |
13.最初見たときは深作作品だとは知らなかった。後で知って、登場人物みんなが輝いていたのは深作監督の力によるところもあるのかなと思った。舞台劇を逆手にとったようなエンディングにはやられました。 【R&A】さん 8点(2003-10-09 15:27:34) |
12.風間杜夫と平田満、良いコンビでした。 【ロカホリ】さん 8点(2003-09-30 00:55:03) |
11.いやあ、平田さん、いいわぁ。階段落ちから這い上がりのシーンにはかなりグっとくるものがあった。邦画としてもっと評価されてもいいんでないかい?と思うが、贔屓の引き倒しかな、やっぱ。 【DeVante】さん 8点(2003-09-17 08:49:56) |
10.銀ちゃんかっこいい。わがままさ。やさしさ。小学生の頃近くの映画館に3回見行ったな~。家に帰ってから、銀ちゃんのまねばっかして怒られたっけ。這って来いヤス!登って来い! |
|
9.実は内容ははっきり覚えてません。なんか古くさい、人間くさい映画だった感じ。ただ、日本一面白いだろうと思ったのだけ覚えてます。あのラストが大好きです。 【鉄男】さん 8点(2003-07-07 22:39:11) |
8.銀ちゃん、小夏、安、みんながそれぞれを思う気持ちが絶妙なバランスで成立っている。自分が彼らと同じような年齢になり見ると昔とは違う思いがあり、自分も年取ったと思う。後半はもうただただ涙・涙・涙。ただあのオチだけがどうしても好きになれない。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-05-17 11:15:18) |
7. 【はっぱ】さん 8点(2003-05-13 05:12:27) |
6.封切後20年も経つんですね.....。果たしてこれを越える日本映画はその後何本あったでしょうか。テンポの良い掛合い漫才と、上質な落語(人情話)をミックスしたかのような、古典的かつ普遍的な作品に仕上がっています。(ネタバレあります) ヤスの「階段落ち」が決まったあと、ライバルの原田大二郎(竜馬役)が、『向こうが階段落ちなら、こっちは天井落ちでも楽屋落ちでもやってやらあな!』と強がりを言うところで、個人的に腹を抱えて大笑いしました。 < 5/4 WOWOW > 【HS2】さん 8点(2003-05-06 18:23:51) |
5.日本映画ってこんなに良い作品もあるんだ~。と高校生の時に感動したことを憶えています。学校でもかなり話題になりました。テレビ放映の後は。。。 【まりきち】さん 8点(2003-04-19 21:49:14) |
4.映画館を出て、思わずテーマソングを口ずさんでしまいました。爽やかな感動作。こんな邦画がまた観たいな。 【poppo】さん 8点(2003-04-17 15:52:09) |
3.よかった。もう20年以上経つけど良かった。落ち目の銀ちゃんのクサイ演技も、ヤっさんの純情ぶりも小夏のけなげさもいい。平田満のヤスはひたすらやさしい。でも階段落ち前の大暴れなど愛する小夏にひどい暴言・暴力はそれまでのヤスの言動からは極端に変貌。いくら不安だとはいえ、ちょっと無理を感じるし違和感がある。池田屋のシーンの風間杜夫は大川橋蔵をホーフツとさせた。大好きな松坂慶子さまはここでもとても美しく、お上手で言うこと無し。ラストシーンはカットの声で本当に映画が終了。舞台のアンコールのように出演者が笑顔で並ぶ。いいシーンです。映画を作る楽しさ、喜び完成した満足感などといったものがひしひしと伝わる。3人による「鎌田行進曲」の歌声や作品中の音楽も盛り上がる。深作監督のはマル暴映画も他のも苦手、でもこれ1本で印象はアップ。階段落ちのスタントさんはほんとに死ぬ気でやったことだろう。見えないスタントさんにも拍手! 【キリコ】さん 8点(2003-03-11 13:37:11) |
2. 角川映画(松竹と合作だが)にして故・深作欣二監督作品なれど、つかこうへい原作&脚本を得た本作は…秀作と言えるデキ。MVPは古き佳き戦後の邦画全盛期を背景にした秀逸なシナリオを提供した原作者つかこうへいだろう。松竹にはメインの大船以外に蒲田にも撮影所があったが、本作の舞台は正に其処であり、そこで巻き起こる役者たちの悲喜劇をユーモラスに描いている。儲け役である大部屋俳優ヤスを演じた平田満は確かにウマイ。「コレ(女房)がコレ(おめでた)なもんで」の台詞と共にズタボロに怪我が増えていく様は思わず笑ってしまうし。だが、個人的には我が儘な大スターだが小心者の「銀ちゃん」こと銀四郎を巧みに演じた風間杜夫の気障なイヤらしさの方を推したい。明らかに損な役にもかかわらず、決してそうなっていないのは風間の力演なればこそ。悪趣味な迄にド派手に装飾した銀四郎の車も爆笑モノ!!松坂慶子の小夏は、まぁ可もなく不可もなし。深作演出も実にテンポ良くエネルギッシュで正攻法を貫いており見事。80年代邦画ではオススメの逸品。ラストのフィナーレは…チト蛇足かな?2点マイナス(^^)。 【へちょちょ】さん 8点(2003-02-27 22:49:54) |
1.これ見て、平田満さん大好きになった。ホントに人間臭くてお人よしで、いかにも大部屋の役者さんって感じで。階段落ちの前の晩に、酒飲んで妻に当り散らすシーンが印象的。翌日自分は大怪我か死ぬかもしれない、その恐怖心が伝わってきたし。最後は「ああよかったよかった」と爽やかな気持ちになる。銀ちゃんのことは好きになれなかったけど・・。サントラもちろん手に入れましたよー。 【いかみみ】さん 8点(2003-02-26 09:21:38) |