12.《ネタバレ》 26作目。またダメダメシナリオに戻ってしまった。 人間側のドラマがあまりにも上辺だけの薄っぺら過ぎて説得力が無い。首相とか閣議とか出しておきながら、なんで、感情をコントロールもできない奴が精鋭部隊で個人的イジメがあって、最後に仲直りなんていう、ドラえもん並みの展開をメインに据えてくるわけ?もう少しまともにしてよ。 DNAコンピュータにゴジラ細胞使ったのは、ゴジラの叫び声で暴走するためだけの伏線で、DNAの塩基を変えるんなら、最初からゴジラ細胞である必然性何もないし。 最後もゴジラが逃げて行っただけなのに、あの喜び様は無いでしょう。必殺兵器が効果ないことが判ったんならもっと深刻になってよ。 社会ドラマにするなら人間の行動はもっと論理的であるべきだし、個人的人間ドラマにするなら、多少感情的でも心理描写とか葛藤とかをもっと深く突っ込むべきで、ゴジラとの闘いが社会的問題なのか個人的問題なのかさっぱりわからんグダグダシナリオ。 子供受けを狙って判りやすくするために安易にシナリオを幼稚にするのは、かえって子供を馬鹿にしてるんじゃないの?子供に判りやすいことと、大人の鑑賞にも堪えうることを両立させるという考え方はできないんだろうかと思ってしまった。 ゴジラとメカゴジラの闘いも、明らかにガンダムとかエヴァのパクリっぽいし、またまた意味の無いプロレスシーンが出てくるし、特撮見せたいがための意味のない戦闘としか感じられない。必殺兵器の破壊力が頼りなんだったら、それを使うまでのプロセスにもっと説得力を持たせて欲しい。 特撮とCGのレベルも、技術的には落ちてはいないが、あまりにも突っ込みどころ満点のシナリオのせいで、迫力が全然生かせてない。 前作がかなりハイレベルだっただけに、粗ばっかり見えてしまいました。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:22:43) (良:2票) |
11.ゴジラ×釈由美子にタイトルかえろ。あるいは「釈と愉快な仲間達~ゴジラも出てるよ~」でひとつ。
【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-06 23:52:54) (笑:2票) |
10.とても面白かったが、大きな問題が一つある。それは同時上映のクソマンガである。しかも私はこのドブネズミマンガのせいで、有楽町マリオンの公開初日の初回上映を見逃した。それに劇場限定商品も取り逃がした。え?なぜ見れなかったって?それを今から話しましょう。なんだか今流行っているらしいミニモニだとか言う15才だか16だかわからんが、そこらの歳の女が集まった歌手団が、馬鹿みてーなドブネズミマンガのハム太郎の声優になったらしく、その女達が有楽町マリオンに舞台挨拶にきたらしく、初日の初回(ゴジラ×メカゴジラ)は、抽選の特別券が必要で、当然それをもってないと、劇場に入れてくれないので、もっていなかった私はみれなっかったというわけです。じゃあ、ちゃんと確かめなかったおめーが馬鹿なだけだろうと思うでしょうが、この場合(私が見落としたのかもしれない)どこにもそんな事書いてなかったんです。大体ゴジラというものはお子様映画ではないんです(旧作にはお子様映画っぽいものもあった)。それを今の企画プロデューサーだかなんだかが、馬鹿みたいに勘違いして、このように陥落した二本立てになったのだと私は思います。この企画者にゴジラファンとして一言言わせてもらいます。このまま、毎年々馬鹿みたいな二本立てやってると、いつか破滅しますよ。この映画はお子様映画ではない! 【フェルプス君】さん 10点(2003-04-18 20:13:02) (良:1票)(笑:1票) |
9.例によって、1954年の第一作以外の作品は「無かったこと」になってます。しかし「無かったこと」になっているのは、本作に登場する人々にとって、であり、我々にとってはむしろ、第一作以降の諸作を観ていることが前提になっている、とも言えます。何しろ、ゴジラがどう強くどう怖いのか、といったことは特に描かれず、「ゴジラくらいみんな知ってるよね」とばかり、ゴジラが当たり前のように登場します。こういう省略が、本作においてゴジラがイマイチ「目立たなくなっちゃってる」原因でもありましょう。もうひとつの原因が、力点がメカゴジラの方に行っちゃってて「ホラ今回のメカゴジラはカッチョいいでしょう」という作品になっちゃってる、ということにもありますが。ただ、こういう割り切りのお陰で、前作『大怪獣総攻撃』で大仰になってしまった路線が、昭和ゴジラの軽いテイストに戻り、気楽に楽しめる作品にもなってます(いや勿論、大仰でも結構だし、本作は「戻り過ぎ」というハナシもありますが)。メカゴジラ「3式機龍」をカッチョよく仕上げた割には、ゴジラとの戦いは、取っ組み合いやらジャイアントスイングやら、プロレス系の懐かしき昭和のノリ。残念ながら、いまさら何でこんな昭和テイストなことをやりたいのか、(“釈由美子”など他の部分とのアンバランスもあり)正直、よくわからないんですけれども。機龍が異常をきたすエピソードなどはなかなか新機軸で、「対」でも「vs」でもなくこりゃ確かに「×」だわい、と思わせるものがあるのですが、その後まったくエピソードが伸びないのが困ったもの(この設定、ホントに必要なのか?)。と言う訳で、イマドキ風のメカゴジラに、昭和風の怪獣対決を登場させたところで、だいたいやいたいことは終わっちゃった、というような作品でした。そうそう、第一作ゴジラ以降は無視されている代わり、過去、別の怪獣には日本が襲われたことになってるのが、これまた昭和な味付けといいますか。モスラとか、サンダとかね。いやガイラか。いややっぱりサンダかな(⇒ガイラです)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-10-21 00:07:24) (良:1票) |
8.エキストラとして参加したので、自分の出ているシーンを確かめるために鑑賞した。ゴジラシリーズはそう滅多に観ないので、評価のしようがないのだが、まぁこんなもんでしょって感じ。釈ちゃんが頑張っていたから5点かな。結局、2回繰り返してよく観たが、自分のシーンは使われてなく、ゴジラファミリー入りは失敗に終わった(悲) 【Keicy】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-21 20:33:25) (笑:1票) |
7.怪獣映画に理屈は不要。軽い気持ちで見てみれば、進歩している特撮技術で派手なドンパチ楽しめる。しかも釈ちゃんの熱演がイイ!「いくよ、機龍!」のキメ台詞が、かなり自分にはキましたよ。ただ釈ちゃん中心の自衛隊い重きを置きすぎ。主役のゴジラがおいてけぼり。そこがちょこっと残念ね。 【ダブルエイチ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-01 22:53:33) (良:1票) |
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6.これを見たときには正直悩みました。ミレニアムからのシリーズと比べれば面白いし、バトルシーンもVSシリーズなんかと比べればなかなか見ごたえのものだと思います。ですが自分の目にはどうみても内容全般、特に機龍隊がウルトラマンシリーズとかぶって仕方がないのです。この作品は良い意味ではかつてビオランテが大きな波紋をよんだように、新しいゴジラを創造したと考えることができるかもしれません。しかし悪い意味ではゴジラがテレビの30分番組と同等にまで落ちた。とも言えるでしょう。昔を知っている自分としてはどうしても後者に思えてしまいました。この作品にはビオランテのような衝撃も独創性も感じられませんでした。 【パンツァー・フォー】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-03-14 11:11:02) (良:1票) |
5.いやあ。監督さん、あなたもエヴァンゲリオン好きですか? という作品。イリスもそれっぽかったけど、 ここまでやると影響というよりパクリに近い。 でも、面白い。実写版エヴァに期待!(笑) しかしエヴァって賛否両論が渦巻いてるけど やっぱ映像製作者達には エヴァショックってすごかったんだな。 【うさぎ】さん 6点(2004-02-24 23:22:27) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 やっとビデオを観終わりました。ゴジラ映画っていうのは、ゴジラが主役じゃないといけないでしょ。主役というのは、厳かに登場して、観客の視線を釘付けにして、傍若無人に暴れ回って静かに去っていくというのが王道ではないのでしょうか。オリジナルはそういう段取りでした(笑)。これは何? 怪獣相撲や怪獣プロレスを観たいんじゃないんだよ。ゴジラがどれだけ凶暴に破壊をするかを観たいんですよ。そもそもメカゴジラが登場したのは、金星人に操られた悪の化身だったわけでしょ。破壊をしなければいかんのですよ。え?暴走して八景島を破壊したって?ダメです。自然に止まっちゃったじゃないですか。ゴジラなら誰にも止められないほど暴れないといけないんです(笑)。”機龍”についても注文がありすぎます。まず、なんであんなフォルムなの? ゴジラの遺伝子を使ったとしても、シッポや背ビレ、目や口がある必要はどこにもないでしょ。それに、移動するとき(後にあれだけ飛び回れるんだったら)自力で飛べ! だいたい、直立二足歩行というのは、不安定極まりないフォームなんですよ。そんなものを戦闘用に選ぶ必然性も合理性もない! 人間対ゴジラという様式を確立するなら、もっと戦い方を考えないとね。それから、もっとも突っ込みたいことは、特自という存在が暴走してるじゃないですか! シビリアン・コントロールが大原則なんだから、下っ端の制服野郎が総理に直訴するなんて、百万年早い! それに、病院などの施設の電源を落とすことを即断するな! 映画の終わり方に関して、最後にゴジラを見送ったところで終われ!あとは蛇足もいいところです。 【オオカミ】さん 5点(2003-12-06 13:24:11) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 やたらに面白く感じてしまった理由を考えてみました。メカゴジラがカッコよかったから。釈由美子が主役だったから。大島ミチル女史の音楽がやっぱり燃えまくりだったから。戦闘シーンがハデだったから。「エヴァ」みたいだったから。上映時間が短くてダレ場がなかったから。宅麻伸の笑いが寒かったから・・・あ、アレだ。「ゴジラが脇役だったから」。単なる障害物として登場した挙句、メカゴジラにさんざんボコられて「今日はこのヘンでカンベンしといたるわ!」と去ってゆく姿に芸人魂を見た私なのでした。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 7点(2003-12-03 16:55:15) (笑:1票) |
2.ゴジラ映画ファンだからこそ、シリーズ中「良作」と呼べる作品が数作品しかないこともよく認識しているのだが、今作は紛れも無くその数少ない良作の一つだと言える。 “ゴジラ”というブランドの低迷が極まった時期に製作された作品のため、その評価はお世辞にも良くない。 しかしこの映画は、ゴジラというモンスターの強大さを描いた「怪獣映画」としても、機龍(メカゴジラ)という対G兵器を描いた「ロボット映画」としても、真っ当で、熱い作品に仕上がっていると断言したい。
何と言っても、“メカゴジラ”というシリーズ既存のキャラクターを、ゴジラの骨と機械とを掛けあわせた人間側の新兵器として再誕生させてみせた発想が見事だった。 厨二病的な発想と言ってしまえばその通りだが、生まれ変わったメカゴジラのキャラクター性は、“兵器”としても“怪獣”としてもドラマがあり、その造形美は最高に格好良い。 厨二病?大いに結構!と開き直りたくなる。
主演の釈由美子は、最初に今作を観た時にはそのあざとい演技に失笑を禁じ得なかったけれど、段々とこの映画自体のスタンスに的確であると思えてくる。 体躯のビジュアルや美貌も含めて、彼女の存在感そのものがアニメチックで、この映画に相応しいヒロイン像を体現してくれている。
「いくよ、機龍!」 というヒロインの台詞を聞くために、僕はこの先も何度もこのゴジラ映画を観ることだろう。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2003-11-11 18:15:34) (良:1票) |
1.ゴジラシリーズもマンネリか。昭和ゴジラシリーズもメカゴジラなるものがでてきてから、駄作に落ちた。もっと原点に返って、ゴジラの出現してきた意味を考えてみようよ。目先だけ、変えても何も変わっていないような気がする。大体、なぜハム太郎と一緒に見せるのか。俺は、映画館でとても恥ずかしい。 【ジブラルタの星】さん 5点(2003-04-15 22:25:27) (笑:1票) |