4.《ネタバレ》 この作品でオリヴィエを発見。なんなのこの人って。驚異のフェロモン全開男。 その後他の作品でも見たけど、やっぱり全開だった。私生活大変だろうなあ。しかし、よくこんなのをキャスティングしたものだ。さすがエイドリアン。しかし、ギアもかなりのものなのに、オリヴィエと並ぶと、フェロモン度には横綱と幕下くらいの差を感じる。見ているだけで妊娠しそうですね。下品ですいません。ダイアンの老けぶりにおどろくが、女の共感を呼ぶタイプへ老けていた。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 23:16:58) (笑:2票) |
3.エロサスペンスの巨匠・エイドリアン・ライン監督によるエロサスペンスということで大した期待もなく見始めたのですが、これが目の覚めるほど面白い映画だったのでビックリこきました。脚本・演出・演技のすべてが高いレベルでまとまっており、大した見せ場がなくとも、それぞれのパフォーマンスの高さのみで2時間を見せきっているのです。。。 本作の脚本を担当したのは、『普通の人々』のアルヴィン・サージェントと、『アポロ13』のウィリアム・ブロイルズ・Jr。トップクラスの脚本家が二人も名を連ねているという、何とも豪華な布陣となっています。人物描写を得意とするサージェントは、主人公・コニーの心境を実に丁寧に描写しており、「不倫妻の自業自得」と思われては元も子もないこの物語において、観客に共感の余地を与えています。他方、複雑な物語の交通整理に長けたブロイルズは、幸せな家庭が徐々に追い込まれていく様をわかりやすい形で観客に伝えています。。。 このジャンルの重鎮であるエイドリアン・ラインによる演出は、抜群の安定感です。若々しくてはいけないが、おばさん臭くてもいけないという難しいポジションにある主人公を、誰が見ても美しいと感じられるように画面に収めているのです。『ナインハーフ』などと比較すると露出度はかなり抑え目であるものの、それでも濡れ場はかなりエロく撮られているし、何気ない日常の風景もいちいち美しく、本作は、彼のフィルモグラフィの総決算とも言うべき仕上がりとなっています。。。 主人公を演じるダイアン・レインは、賞とは無縁のこのジャンルにてオスカーノミネートという快挙を成し遂げましたが、確かに、彼女の演技はズバ抜けています。上述の通り、「不倫妻の自業自得」と思われてはおしまいとなる本作において、彼女はひとつひとつの感情を丁寧に表現することにより、不倫に溺れる主人公の心境を観客に肯定させているのです。彼女の相手役となるオリヴィエ・マルティネスの間男ぶりや、リチャード・ギアの小市民ぶりもそれぞれ板に付いており、登場人物全員が悪いんだけど、本当の悪人は一人もいないという本作の構図が、見事に形となっています。。。 ただし、意味不明な邦題だけは何とかならんのでしょうか。当時のフォックスジャパンは奔放すぎるネーミングセンスにより不評を買っていましたが、作品の本質をとらえない邦題をつけることはやめてほしいものです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-01-08 01:43:16) (良:1票) |
2.ありがちな話ですが、美しく枯れたダイアン・レインが良かった。若い頃よりもずっと色気があります。郊外に大きな家を持ち、ハンサムな夫と無邪気な男の子に囲まれた平凡だけれど幸せな家庭を持つ主婦。カフェのトイレ、映画館、アパートの廊下で若い行きずりの男とのセックスに溺れる中年女。両方を上手く演じ分けていましたね。ダイアン・レインって美人だけど大根だと思っていたので、その体を張った演技に驚きました。ただラストはもう一ひねり欲しかった。残念。 【くるみぱぱ】さん 8点(2003-10-03 06:15:50) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 幸せでいても安定すると・・人間の弱さを思いきり教えられました。肉体面に溺れて、精神面で苦しみ抜く、気疲れしたダイアン・レイン巧すぎ!て、責められない(同情、共感さえした)自分がいました。 さらに映像・哀しげな音楽・フランス風味も私たち中年女性向きでは? 罪深いけどスリリングな、、不倫ってこうなるのかって・・激しく綺麗なエロチックなシーン、あれ以上多すぎても少なすぎても面白くなかったと思います、ダイアンの変貌の様子、すばやく変わる場面がよかった。 ラストもやはりこれしか、、、。 ≪DVDで再鑑賞して≫やっといい主役、取れたねぇ!! ☆ダイアンレインショウ、とも言える前半はホント何度も観たくなる。強風にパンティが見えて「エイドリアン ライン」の名が出たり、親子の日常の様子や消毒場面がほんとリアル、大好きであります。電車のシーンはゴクリ。 ウソをつき通すには不器用なダイアンに肩を持ってしまった、「あるある」場面の多い事。ギア様のオジさん度も意外でした。浮気の代償が大きいことを警告してくれるには良い作品かもしれませんが、夫の浮気ならよくあること、とも取れて少々悔しい気も。 ところで、ダイアンの友人トレーシー役、気になってたらケイト・バートン、そう、お父上リチャード・バートン!渋顔?がそーーっくりでっす。彼女とのクリーニング店での場面も緊迫感あります。まあ話の内容より映像に惹かれっ放しだったかな? 未公開シーンは全部ボツしてよかった、と思うDVD鑑賞でした。 【かーすけ】さん 8点(2003-05-16 10:59:22) (良:1票) |