14.《ネタバレ》 再見。だから、どうせ「10点」だと思いながら見直してみたのだが、あらためて気づいたことが二つある。その1、ラストを知りつつ見ると、初見時にはダルかった前半のコメディパートがものすごくいい。その2、11点を献上できるなら、本作にこそあげたい。 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-03-20 22:37:09) (良:3票) |
13.《ネタバレ》 ウソをつくことはいけないと思います。これは、僕も含めてですけど、他の皆さんも子供のころから、知らないうちに自然に学んできたことだと思います。この映画、父親グイドは、我が子を守るために、ウソをつきます。ジョズエは、父を尊敬して、素直に”ゲーム”のルールを守ろうとします。グイドは、一人でいるときは、ユダヤ人の迫害について、絶望を感じてしまいますが、愛息子ジョズエの前では、決して悲しい顔を見せない。現実の不幸から息子を守るグイドの姿、ウソの中にも、「絶対に信じちゃダメだ」など、さりげなく世間の厳しさを教え込むグイドの姿に、序盤、あんなヘラヘラしていた陽気なおじさんが、父親としての覚悟を立派に努めあげたことに涙が出ます。どうしようもない絶望を、父親グイドのウソをホントに変えた戦車がもたらした希望、そして父からの贈り物に感謝し、立派に成長したジョズエが語るラストに、感動してしまいました。理想の父親像ってのは、友達感覚だったり、厳格だったり、これだ、という理想像は一概に決められないと思います。共通して言えるのは、子供を一人前に立派に育て上げたいと願う、父親としての覚悟にあると思います。ウソをつくことはいけないことです。しかし僕は、この愛に溢れた”ウソつき父さん”の物語がとっても大好きです。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-09-16 13:28:28) (良:2票) |
12.この作品が公開された時、「ホロコーストを誤って伝えている」、といわれていましたが、今作は「偶然」負の時代に「恋愛をし」「結婚し」「子供が生まれた」「愛情深い父親」が主体であり、ホロコーストは世界観でのみ描かれています。「ホロコーストの伝え方」に疑問があれば、自ら進んで歴史を学べばすむ事です。映画一本見て「戦争を理解する」なんてこと自体、不可能なんですから・・・。今作は「どんな時でも、深い愛情を絶やす事無く、素晴らしい人生を・・・」のメッセージを感じる事ができる素晴らしい作品です。それだけは、間違いないと思います。 【sirou92】さん 10点(2003-08-14 18:15:11) (良:2票) |
11.《ネタバレ》 これはもう奇跡の映画としか言いようがありません。「吉本新喜劇」のような底抜けに明るいコメディから始まり、次第に時代のうねりのなかで悲劇の強制収容所へと舞台が変わるところの自然な見せ方にはびっくりさせられました。そして常に笑いを失わない父親の息子への小さな嘘が、どんどんと悲愴感を増していくのにそのギャグがどれもが高クオリティなのも素晴らしい。誰もが指摘しているだろうけど、あの髭軍曹の通訳のシーンにはやっぱり笑わせられました。そして、映画は笑いを失わないまま、とても悲劇的な最後へとなだれ込んでいく。もう、涙なくしては見れません。ロベルト・ベニーニのコメディアン魂が創りあげた、この奇跡の感動作をぜひ多くの人に観てもらいたいと切に願います。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-05-13 20:07:10) (良:1票) |
10.見る者に生きる希望と勇気を与えてくれる素晴らしい映画です。これほど非の打ち所無い作品は久々でした。公開当時、映画館へは2度足を運んだのですが、これを見ずして映画ファンとは呼べないと言っていいくらいの映画です。 【MID】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-04 19:11:33) (良:1票) |
9.素晴らしい作品。テーマは反戦ではなく、意思だと思う。戦争及び収容所を取り上げたのは、絶望的な状況というものを表現するための材料かなと解釈した。戦争が絡むからと言ってあまり大局的に考えずに、一人の男の生き様を描いた作品として素直に泣きたい。 【ラーション】さん 10点(2004-02-03 02:18:03) (良:1票) |
8.私の中でこの映画以上の作品はありません!こんなに素晴らしい映画がこの世に実在するとは・・・これは言葉では言い表せません。ロベルト・ベニーニ、私はあなたを心から尊敬します!あなたは最高です!死と隣り合わせの中、息子に嘘をつき続ける父親の姿に子を愛する親の気持ちが心からわかる気がします。近くにいるのに会えない愛する妻のために思い出の曲を聞かせるシーンが大好きです。最後の息子、ジョズエが「僕たちは勝ったんだー!」と両手を大きく広げて喜ぶ姿・・・思い出すだけで泣けてきます。とにかく生きていることってこんなに素晴らしいことだと感じました。小さなことにクヨクヨしている自分が嫌になりました。エンドロールでは滝のように涙が流れました。たくさんの人に見てもらいたいです! 【未歩】さん 10点(2003-03-04 19:33:18) (良:1票) |
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7.「シネマ坊主」で松本人志氏が10点満点をつけていたので観てみました。松本氏の着眼点とは違ったけど良かったです。「笑いと涙(感動)」を謳い文句にした映画は数あれど、その二つの要素をこんな風にミックスした作品は初めてです。結婚前の、伏線と絡めた絶妙なギャグには感動!後半も、絶望的な状況にも関わらずはじけるギャグ。特にドイツ将校の言葉を無茶苦茶に訳すところはすごいです。最後に父親が殺されたときはショックで、実は生きてるんじゃないかと最後まで期待してたんですが、最後の最後で納得。結局あの主人公は自分の命より、愛する息子と妻の命を守ることが第一だったんだ・・・と思うと改めて泣けてきました。この話はもちろんフィクションですが、実際強制連行されたユダヤ人達は絶望的状況の中でも互いにジョークを飛ばし合い、励ましあっていたという話を聞いたことがあります。なんかこうやってキーボードを打ってると、あのロベルト・ベニーニの素敵な笑顔が頭に浮かんで、泣けてきます。 【ぐるぐる】さん 10点(2003-02-28 22:39:19) (良:1票) |
6.素晴らしい映画。ナチの収容所を舞台にした映画というと「ソフィーの選択」や「シンドラーのリスト」を思い出すけど、この映画を含めて、描かれている視点は全く違うから、単純に比較はできないと思う。<特に「ソフィー」とはすごく対照的だ> この舞台を重々しく扱うことだけが評価されるとは全く思わない。不条理下でも美しく生きること、希望の芽を決して摘まないぞという楽観的意志の切々さ、そのあまりの確信的な心情が逆に気持ちよかったです。でもベニーニはかなり抑えて演技していたんじゃないかな。彼の切ない表情がとても印象的でした。この映画を自分の子供のことしか考えていないとか、戦争を軽々しく扱いすぎているとか、偽善だとか、いう人がいるけれど、そういう知ったふうなこと言う人の方がよっぽど偽善的だと思うし、それって強迫的でつまらない観方なんじゃないかなぁ。。。なんて書くと怒られるか。まぁ映画の正しい観方なんてないんだから、画一化された意見なんか聞きたくないよ。自分の死まで軽々しく扱ったこのベニーニ作品こそ究極の「美しき哉人生」であり、その突き抜け加減が妙に可笑しくて、哀しくて、僕はすご~く心に残りました。 【onomichi】さん 10点(2003-02-12 00:50:38) (良:1票) |
5.本当にベニーニ最高だった。その後、過去のベニーニの映画を見たけど全然つまらなかった。 【HIYO】さん 10点(2000-08-29 17:00:21) (良:1票) |
4.まさに ライフ イズ ビューティフル !! 【Jan】さん 10点(2000-08-04 19:45:45) (良:1票) |
3.見終わって、切ない気持ちになりました。本当に、人生はたからものですね。 【Claire】さん 10点(2000-06-23 14:42:27) (良:1票) |
2.最高!今まで見た中で一番よかったデス。 【sak】さん 10点(2000-06-02 00:18:56) (良:1票) |
1.100年に1本の映画、本当に素晴らしい。 【ダイスケ】さん 10点(2000-04-18 13:08:40) (良:1票) |