100.女優人がパワフルオーラに包まれて圧巻!そんな彼女達を見ているだけで楽しい!小粋で丁寧!高価で洒落たものを見て特した気分です。ストーリーは小説「7人の叔母」的。女性特有の優しさ、いわゆる許容の母性が全く表現されていないあたりは男性視点?小さな心のゆらぎを表現する余裕の無い、舞台的な独特の世界観に徹底した完成度。食べる事を目的としていない観賞用の御菓子といったところでしょうか。 【夢の中】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-08 12:25:59) |
99.この際ストーリーはどうでもいいんです。ミュージカル部分を何回も見ました。全然うまい歌ではないんだけど、魅力的というのはこういう事だと思いました 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-02 20:08:48) |
98.フランス映画には疎いので、この作品に出演している女優さん達に関しては詳しくないのですが、有能な年層の女優が一同に集まっている作品だと聞きました。わたしが知る限りでは、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「星降る夜のリストランテ」のファニー・アルダンぐらいしか見覚えが有りません。 作品のジャンルはミュージカル物として扱われることが多いようですが、果たしてコレは本当にミュージカルというジャンルに当てはまるのだろうか・・・。ミュージカルとしては歌曲が少ないような気もするし・・・。ただ、各パートでそれぞれのキャストが歌う場面がトテモ良くて印象的。流石にフランス屈指の豪華なキャスティングだけ有るなと感じました。それを考えるとやっぱりミュージカルなのかなぁ・・・。 それぞれの役者が独特の魅力を放っていて、全く飽きませんでした。個人的なことで申し訳ないのですが、メイドのルイーズ(エマニュエル・ベアール)の魅力はズバ抜けていた。特に彼女単独で唄うシーンは最高! この作品はサスペンス要素の謎解きも兼ねていますが、そちらの方は期待するほどのモノでは決して無い。とは言え、そんな単純なシナリオも、個性溢れる才能を持った女優陣が演じることにより“華やか”で“愛らしい”作品となっている。舞台感覚で見れば大いに堪能できます。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-09 12:16:32) |
97.ジャンル分け自体が無意味に思える。これは推理ミステリーでもミュージカルでもなく、例えるなら“ひっくり返されたおもちゃ箱”のようなものに思える。つまり、既出ですが「キル・ビル」と同じく、監督のおもちゃ箱の中の、一定の美意識と計算の下に集められたおもちゃの再構成。おちょくっているようなミュージカルシーンや稚拙な推理劇、それらは確信的なものであり、往年の映画や女優たちに対するある種挑発的なオマージュのように思える。それらは一見寄せ集めのお遊びでありながら、一歩引いて全体像を見ると、独自性を持つ立派な1つの世界観を構成しています。これはおフランス版「キル・ビル」です。これはエスプリの効いたおちょくりの映画であり、洒脱な謀略の映画です。これは狡賢く洗練された大人による、瀟洒であり猥雑な、挑発的なお遊戯なのです。 【ひのと】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-11 00:10:17) (良:3票) |
96.揃いも揃っていい女優ばかりで、それだけで贅沢な気分。可愛い家にお洒落な服、ピッタリとはまる美しい女性たちを目で楽しみ、閉じこめられた家の中で「一体誰が?」という緊迫した謎解き、しかし殺人という悲壮感は妙に薄いというミステリの醍醐味を堪能し、その上歌まで!踊りも可愛い!映画とミュージカルと推理小説が好きな私にとっては夢のような詰め合わせだった。舞台っぽい非現実感を出したのは正解だと思った。 【cassandre】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-07 03:51:46) |
95.面白かった。ラストも予想外だし。フランス映画はいい。 |
94.フランスの一流(?)女優がださい歌でださい踊りを踊っているというだけで永久に保存されるべきであろう。これがまた癖になるようなものばかりで非常に困る。頭から抜けない。しかし、皆ブサイクなのに、誰もがちょっとした仕草やしゃべり方だけでフェロモンというか女のオーラが出せるってところがすごい。最高に笑わせてくれたのはエマニュエルベアール。DVDには各々の踊りがピンポイントで見れるみたい。いやホントこれは永久保存版。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-02 23:23:13) (良:1票) |
93.俳優は豪華でしたが、脚本と演出が華奢でした。ミュージカルが肌に合わないのもありますが。 【ダルコダヒルコ】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-05-09 01:50:58) |
92.何気なく観てましたが 結構おもしろかった。ミュージカルは嫌いだけどこれが舞台ならばみてもいいな。セットといい、衣裳といい、あのベタな演技など・・・。独特なセンス。監督さんがいいのでしょうか。おちはともかく、観てソンはなかった。 【のりもちあつあつ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-19 20:35:53) |
91.最初から最後まで画面に惹きつけられっぱなしでした。なんと言うか、監督のセンスの良さに感心させられるところが多かったです。役者一人一人の個性を浮き彫りにしたような配役の妙(ピエレットとオーギュスティーヌは特にハマリ役)、最初は極めて一般的なイメージを持たせておきながら、後半でその真相が暴かれていくのですが、役者たちの熱演も手伝って全く違和感を感じさせないところがすごいです。こういった役者たちの力を最大限まで利用しきれるところがオゾン監督の持ち味でしょう。さらに、それに影響されるファッションセンスも非常によく、とくにルイーズの服装が前半は似合わないのに、後半で崩れていくと似合ってしまうところがうまいと思いました。ミュージカルとミステリはあくまでもこの映画の色付けでしかないでしょう。そういうところに期待して見ていてはこの映画を楽しめないと思います。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-03-31 17:30:52) |
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90.個人的にオゾン監督との相性がよくないんでしょうね、ワタクシ。豪華な女優陣をあんなふうに使うなんて勿体無いと、まず思ってしまいました。なぜあれほどの名女優達がこの人の映画に出たがるのか、どうも腑に落ちない。ドヌ-ブとアルダンのキスシーンなんて、ゴージャスなことこの上ない構図なはずなのに、ちょっとのエロティシズムも感じなかったのは、どう見ても演出の力量不足。「スイミングプール」でサニエ嬢のファンになった夫に懇願されて借りてきたビデオでしたが、ただのこましゃくれた子供だった彼女にがっくりきていました。(結局胸だけが目当てなのね。情けなィ....)ということで、結論。未知の領域へ挑戦した女優陣の役者根性に4.5点。残りは監督のほんの少しの個性に。でもそれだけに頼っていると、墓穴掘りますわよ。 【showrio】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-03-31 15:55:16) |
89.8人の女優が、スクリーンの中、今にも飛び出さんばかりに笑って、怒って、泣いて、叫んでの怒涛の演技。演技。演技をみせる!ベルリン国際映画祭で、8人全員が銀熊賞という快挙をやってのけ、まさに空前絶後のスター女優のアンサンブルだ。この8人の中に、一家の主を殺した犯人が!?…二転三転する推理ゲーム。最後の最後まで観客の心を掴んで放さない。だが、見所はそれだけでは飽き足らない。登場する全ての女優が、皆、一癖も二癖もあるキャラクターばかり。彼女たちのエピソードが、徐々に明かされるにつれて、物語りもいよいよヒートアップしていく。それぞれの見せ場(歌と踊りが用意されている)がほんとに、憎い演出で、無性にやたら面白い。ただ、ハマル人はハマルのだが、嫌いな人は、下手すると終始、観てられないかも。とにかく、皆、飛んでいるから賛否両論、覚悟の上。たまには、ハイになってみるのも、いいんじゃない。サントラ欲しいぞ、必聴!! 【yuua】さん 7点(2005-03-21 21:27:02) |
88.ミュージカル感覚は楽しいんだけど、やってることはドロドロなんだよね。それに結末もミエミエ。サスペンスとして見ると辛いね。 【tantan】さん 6点(2005-02-07 22:25:11) |
87.面白かったぁ!ミュージカル調になってる所が可愛くフランス映画っぽい。8人バラバラの色の衣装の所もいいね~ にしてもドロドロだね↓↓だんなさん何人とできてるの!?って感じ...エマニュエルが可愛かった☆ 【fala70】さん 7点(2005-02-06 17:28:45) |
86.普通に面白かったです。ミュージカルの入り方もバランスがいいし、気軽に女の人とかおばちゃんとかが楽しめそうなお手軽サスペンスかな?と思いました。ただきれいにまとまり過ぎていて面白みはないかも。 【るいるい】さん 6点(2005-01-30 11:56:18) |
85.同じ女として、いろんな女性の心の奥を見るのはおもしろい。鮮やかな色と衣装で画面を見てても飽きないし、ミュージカル部分も素敵。特にエマニュエル・ベアールが良かったなあ。 【ヒョー$】さん 8点(2004-12-29 00:27:56) |
84.一つの空間を使って綴られる舞台ミュージカルのような映画だが、ミステリーとして見るにも弱いし、ミュージカルとしてみるにも中途半端。それに、ネタバレになるので言えないが、不自然で不可解な行動が多くて結末が簡単に読めてしまうのが最大の欠点。今までにあまり見たことのない独特の雰囲気がある映画だけに惜しい。 【A.O.D】さん 4点(2004-12-27 20:48:43) |
83.DVD収録の監督インタビューで、「クリスティー風の推理劇」という表現をされていた。しかし、推理劇と単なる暴露話の区別がついていないのではないか。良質の推理劇では、観客の気付かなかった出来事や矛盾点を後から指摘されて「あぁなるほど」と思いながらその伏線やトリックに感心をする。だけどこの物語では、「実は知っているのよ」と互いに次々に皆の秘密が暴かれていくだけ。推理でも何でもない。ただの家庭内紛争ですね。また、暴かれた女たちの真実も醜いが、それ以上に男の真実ももっと醜い。推理や謎解きのような場面はあるものの、結局何の役にも立たず、全く別の角度から「実はこれが結末だ!」と言われても、推理劇としてのカタルシス・清涼感が全く感じられない。見終わった後に残るのは、嫌悪感のみでした。女優さんたちの歌に2点。 【秋山】さん 2点(2004-12-26 23:57:11) |
82.期待してみてみたがいまいち。演技とかストーリーとか安っぽい感じがする。 【miso】さん 4点(2004-12-23 16:54:30) |
81.この程度の暴露話で自殺するようじゃ生きていけないよ。 |