《改行表示》 7.《ネタバレ》 ヒロインの無自覚な残酷さ、かなりリアルです。あーゆー子いますよねー。必殺「ずっと友達でいましょ」。そういう言葉や態度が、どれだけこたえるかわかってないんだ、あーゆー娘は。悪気はないんだが、結局、イケメンのマッチョがいいんだよな。 反ご都合主義的に、最後までなかなかうまくいかないルーカス君に、かなり感情移入してしまいました。いいっすねー、こういうしょっぱい青春モノは。 しかし、純真なウィノナの美貌は素晴らしいですね。ヒロインがかすむことかすむこと。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-23 21:51:11) (良:4票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 オールアウェイでも、何一つ上手くいかなくても、自分がやると決めたことを最後までやり抜けば、周りから認められることもあるという嘘のような作品。でもその「うそーん」と思う展開が心地良いです。 最初はなんとなくルーカスに感情移入できなかったのですが、がむしゃらで、まったく気持ちのぶれない彼を見ていると、いつの間にか応援しているから不思議です。うん、真剣に生きるってこういうことですよね。 ただ、一言だけ。 リナ(ウィノナ・ライダー)でいいじゃん!贅沢ゆうなよ(笑) 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-22 02:13:17) (笑:2票) |
5.まるでひと昔もふた昔も前の少年漫画みたいなストーリーだけど(頭はいいけどチビで家庭に問題がある男の子が、年上の少女に恋をするが、彼女はハンサムなスポーツマンの別の男の子に恋をしていて…)、実に繊細かつ優しく主人公の日常を見つめる眼差しに好感大。”弱者”に対しての想像力が欠如したものの多いアメリカの青春映画にしては、ハートを感じさせてくれる貴重な作品かな。主人公にひそかな好意を持つ内気な少女役で、あのウィノナ・ライダー(映画デビュー)がとっても可憐な存在感を放ってるのもマル。DVDを買って持っておきたい1本です。 【やましんの巻】さん 8点(2003-06-11 13:49:21) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 鼻がつーんとなるほど青臭い青春序盤のにおいがむせ返っています。まだまだこれからなんだよな、17年後でも31歳と33歳、勝ち組が逆転しているころかもよー!ルーカス少年、痛いほど無茶な行動に出てしまうし、純粋だけど気骨はあるし、ジャパニーズのオタクにはなかなかまねできない!?この頃の若者映画独特な終わり方!スパンッ!みたいな、あれ、照れますが、うれしくなっちゃいます(笑) 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-29 09:47:37) (良:1票) |
3.自分が三十代に突入してから「なんでこんな大人になっちゃったんだろう・・・」と思うことが、よくある。大体、世間体的に見ても三十代と言えばガウンを羽織り、髪にはポマードを塗って、んでもってブランデーグラスを揺らせながらボギーの「カサブランカ」(もしくは裕次郎の「夜霧よ今夜も有難う」)あたりを観るべきなのだ。なのに何だってオレは土曜の夜にジャージ姿でインスタントコーヒー飲みながらこんな恋に恋する少年少女向け青春映画で号泣してんだろう(ハァ~)。でもしょうがないよね好きなんだもん、こーゆーの。それにしてもこの作品のウィノナ・ライダーは良い感じにふっくらしてて、実に可憐。何となく「エル・ニド」の頃のアナ・トレントにもちょっと似てるし(そういえば大人になってからの二人の顔も良く似てる)。さ、ビデオ返す前に、も一回観よ。 【ぐるぐる】さん 8点(2005-01-16 21:27:24) (良:1票) |
2.ずいぶん前から知っていたけど、この邦題にどうもつまらなそうな映画というイメージがあって未見でした。半年ほど前に観る機会があったのでどれどれという感じで。いや~食わず嫌いはいけませんねえ、これはかなりいい青春映画じゃないですか。コリー・ハイムがぴったりのハマり役。初々しいウィノナもいい。個人的にはチャーリー・シーンがスキのない二枚目をまっとうに演じているのがいい意味でこそばゆく、これは貴重なものを観たとうれしくなりました。ラストがちょっといかにもという感じで甘いかなと思ったけれど、ウィノナのアップはよかった。ケリー・グリーンがヒロイン役だったのにラストではその座は完全にウィノナのもの、最初に出てきたときよりきれいで魅力的になっていた。 【envy】さん 7点(2004-10-23 00:21:01) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 人とのコミュニケーションは下手、運動神経ゼロ、ルックスもぱっとしない。変にプライドだけは高いから、友達も少ない。憧れのあの人は、誰が見ても自分より100万倍くらい格好良い彼とうまくいってしまう。そして、気を遣われて逆に反発する。半ば自棄を起こして、前後をまるで考えない行動に出る。このルーカスという少年は、とても他人とは思えない(笑)。葬り去ったはずの私の忌まわしいトラウマを、容赦なく引きずり出してくれる。降参するしかありません。ラストに至る流れも、これ以外にはないというくらい見事なフィニッシュです。話の結論が出た後も、きちんとその後のフォローをしているところに、製作者の優しい眼差しを感じます。●再見して気づいたのですが、ルーカスとマギーの重要な会話は、すべて「暗い場所」で行われているんですね(マンホール下、校庭の木陰、橋の下、病室)。それが作品にリズムと奥行きを与えています。それとラスト、ルーカスとリナがくっつくであろうことを、リナだけをピンで映す画面割りのみで表し切っている。この職人技術! 【Olias】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-07-29 00:13:47) (良:1票) |