キングコング対ゴジラの投票された口コミです。

キングコング対ゴジラ

[キングコングタイゴジラ]
1962年上映時間:98分
平均点:6.88 / 10(Review 57人) (点数分布表示)
SFコメディアドベンチャーファンタジーシリーズもの特撮ものモンスター映画
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タイトル情報更新(2025-04-30)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
橋本幸治
キャスト高島忠夫(男優)桜井修
藤木悠(男優)古江金三郎
有島一郎(男優)多胡部長
佐原健二(男優)藤田一雄
浜美枝(女優)桜井ふみ子
若林映子(女優)たみ江
平田昭彦(男優)重沢博士
松村達雄(男優)牧岡博士
田崎潤(男優)東部方面隊総監
大村千吉(男優)通訳コンノ
小杉義男(男優)酋長
沢村いき雄(男優)祈祷師
堺左千夫(男優)大林
田島義文(男優)第二新盛丸船長
山本廉(男優)爆破責任者
田武謙三(男優)テレビ解説者
千葉一郎(男優)パシフィック製薬部員
根岸明美(女優)チキロの母
小川安三(男優)
草川直也(男優)
松本染升(男優)大貫博士
大友伸(男優)
東郷晴子(女優)
手塚勝巳(男優)
三島耕(男優)海上幹部自衛官
ハロルド・S・コンウェイ(男優)調査団A
堤康久(男優)
桐野洋雄(男優)東部軍陸上二部長
加藤春哉(男優)パシフィック製薬部員
鈴木和夫(男優)
オスマン・ユセフ(男優)調査団B
榊田敬二(男優)ファロ島民/つがるの乗客
勝本圭一郎(男優)
古谷敏(男優)
金子吉延(男優)
加藤茂雄(男優)
緒方燐作(男優)
中島春雄(男優)
橘正晃(男優)
津田光男(男優)
岡豊(男優)
中山豊(男優)第二新盛丸通信係
荒木保夫(男優)
吉頂寺晃(男優)
脚本関沢新一
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(特殊技術 撮影助手)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
美術北猛夫
安部輝明
安丸信行(石膏)
録音下永尚(整音)
藤好昌生
照明高島利雄
望月英樹(照明助手)
スーツアクター中島春雄ゴジラ
広瀬正一キングコング
その他東京現像所(現像)
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【口コミ・感想(8点検索)】[全部]

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1
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11.《ネタバレ》 東宝創立30周年記念映画として7年の眠りについていたゴジラを引っ張り出し、なんとキングコングをぶつけるという高度成長期に入った世相に相応しい作品で、いまで言うと『エイリアンvsプレデター』『ジェイソンvsフレディー』といった感じでしょうか。ユニヴァーサルからキングコングの版権をとるのに苦労したそうですが、この映画のキングコングの不細工さは東宝特撮の中でも最悪の部類です、ユニヴァーサルから文句が来なかったんですかね? 対するゴジラは逆三角形の体型であるコングと対照する意図もあって頭が小さく下半身がどっしりしたスタイルで、ファンからは“キンゴジ”と呼ばれ数あるゴジラ・スーツの中でも人気NO.1を誇っています。また本作からゴジラ映画もカラー化されてこの映画の色合いが後の作品にも引き継がれてゆきます。■実は本作は「怪獣ブラック・コメディ」というジャンルを開拓した偉大な功績があるんです。軽い作風の関沢新一の脚本の中でも屈指の面白さで、それが重厚な本田猪四郎の撮り方と見事にマッチングしています。まだTV放送が始まったばかりの時代に、TVとその本質であるコマーシャリズムのえげつなさをブラックな笑いに昇華させてるからもう脱帽するしかありません。有島一郎の宣伝部長の抱腹絶倒ぶりは、同じ東宝の『社長シリーズ』なんか目じゃありません。ゴジラもコングも彼の商魂に乗せられてプロレスしてる様なもので、ラストで観光施設として建てられた熱海城を仲良くぶっ壊すところなんか痛烈な皮肉になってます。■コングが東京に侵入するシークエンスは、オリジナルへのオマージュが感じられます。浜美枝のスクリーミング・クィーンぶりも堂々たるもので、彼女の悲鳴はほとんど泣き声に近く真に迫ってました(吹き替えじゃないと思いますが)。ただエンパイア・ステート・ビルのオマージュとして国会議事堂に登らせるとは、ちょっとみみっち過ぎました。なんで東京タワーにしなかったんでしょうかね、前年に『モスラ』でぶっ壊しちゃったからかな(笑)。
S&Sさん [映画館(邦画)] 8点(2014-03-22 20:07:06)(良:3票)
10.前作から7年。アメリカからキングコングをゲストに迎え、エンタテイメント作品として復活したゴジラ映画。前作でアンギラスと闘ってますが、今作がその後の怪獣対決もののオリジナルでしょう。圧倒的に強いゴジラ。人間味溢れるコング。その対決に人間ドラマがコメディタッチで軽妙に絡み、大変よくまとまっている。その後の作品も常にこれくらいのレベルを維持してくれたらなぁ…。後にボンドガールを務める女優が二人も出ていて、それを意識して観ると贅沢な気分になれます。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 8点(2008-11-18 22:56:57)(良:2票)
9.キングコングって感電死しないんだね。ラストの城を挟んでの攻防は面白かったです。
M・R・サイケデリコンさん 8点(2003-06-14 00:55:33)(笑:2票)
8.《ネタバレ》  私は、これまで当作品を観たことがありませんでした。子供の頃、頻繁に東宝特撮映画をTVで放送していたにもかかわらず、何故か、当作品は見損ねていたのです。さらに、その後、特撮の専門誌を読むようになって「元祖キング・コング(1933年)の生みの親であるウィリス・オブライエン氏は、フランケンシュタインが創造した怪物とコングが戦う企画をRKOに持ち込んだのだが、いつのまにか日本に渡って当作品になったことを知り、落胆した」という情報を知ってしまったことも影響しました。
 ところが【東京おにぎり娘:1961年(昭和35年)】を観たら、無性に「同時期の作品を観たい!」という衝動に駆られて、遂にDVDをレンタルし鑑賞させていただきました。

 基本的には、素晴らしい作品だと思います。
 まず【モスラ:1961年】も担当した関沢新一さんによるコミカルな味付けの脚本と、それをテンポよく演出した本多猪四郎監督の本編(ドラマ)パートからは「これは世紀の対決だよ!娯楽映画として気楽に楽しんで!」というエネルギーが伝わってきました。
 そして、他のレビュアーさん達もおっしゃっている通り、有島一郎さんが素晴らしいですね。私にとって有島さんは、TBSの子供向けドラマ【ケンちゃんシリーズ】のお爺ちゃん役や、TV時代劇【暴れん坊将軍】の初代の爺の印象が強かったので「昭和を代表する名俳優さんだったんだ!」と感激しました。
 一方、特撮も素晴らしく、しかも、上述した本編(ドラマ)と違和感なくテンポ良くつながり合っているのは、本多監督と円谷英二さんとの信頼関係の賜物では…と思いました。

 ただ、肝心のゴジラとコングについては…まず、ゴジラは良いとしても、コングの造形がどうも…私から見てもお世辞にも良いという印象は受けませんでした。鑑賞後、あらためて特典のコメンタリーを聴くと「アメリカ側から、コングの顔はオリジナル版とは違うものにしてくれ、と注文をつけられてしまった」と知り、相当、作り難かったんだろうな…と、納得しましたけど…。
 また、闘いについても、最後の最後でコングも【落雷のパワー】で互角になるものの、それまでは常にゴジラ側が優勢の展開であり、【ゴジラ映画】としては良くても【コングの作品】という意味ではどうなんだろう…と微妙な気持ちになりました。

 さて、採点ですが…このようなわけで【昭和パワーに溢れた元気な娯楽作品】としては申し分なく、【ゴジラ映画】としては10点にしたいところですけれど…【コングの作品】としては引っかかるものが残りました。このモヤモヤは、この後に観た【キングコングの逆襲:1967年】で解消されるのですが…その【キングコングの逆襲】と比較して8点とさせていただきます。ゴジラごめんね…

*【キングコングの逆襲:1967年】は、別途、レビューを投稿しております。
せんべいさん [DVD(邦画)] 8点(2020-10-11 19:06:49)(良:1票)
7.ゴジラ勝つかキングコング勝つか、世紀の肉弾戦実現成る!これぞ怪獣プロレスエンタメの極致。おーっと、加えてわが日本の“笑撃波怪人”多胡部長の乱入!で面白くないわけがない。コマーシャリズムに対する風刺も上等!
序盤はゴジラ優勢でコング実力を発揮できず押され気味。だが中盤、雷撃を受けパワーアップのコング猛然とラッシュしてゴジラを圧倒。終盤は両者もつれ合いリング下ならぬ海中に没す。プロレス常道の両者リングアウトうやむや決着?はたまた最後、海上に浮上したコングの優勢勝ち?ラストシーンのこの謎には議論ありか。
後の怪獣バトル路線を確立した本作。さすがのゴジラも先輩怪獣のコングに一目置かざるを得ない結末だ。強豪同士の対決はお互い死力を尽くして両リン引き分けか反則がらみで試合終了、というプロレスのお約束と同様の展開で、予想通りドローながら内容は十分満足。コメディー的展開もまた満足。
風小僧さん [映画館(邦画)] 8点(2016-01-31 17:20:17)(良:1票)
6.《ネタバレ》 前々作のシリアスな内容の「ゴジラ」から一転して、有島一郎を起用しブラックコメディに仕上げたゴジラシリーズ。「ゴジラ」では反核をテーマに入れていたが、今回は資本主義もしくは商業主義。この作品によってゴジラシリーズの多様性を可能にしたのではないかと思う。ストーリーを追うと突っ込み所満載なのだが、そんなことどうでもいいと思わせる面白さがある。軽妙であるが、ペーソスもあり面白く見せる。これが結構難しいんだなと思わせてくれる作品。
rosebudさん [映画館(邦画)] 8点(2014-03-30 05:43:16)(良:1票)
5.《ネタバレ》 キングコングとゴジラと誰もが知ってる二代怪獣をどう戦わせるのか?と思っていたら何と眠らされたキングコングが上空を黄色の風船みたいなもので移動。そして、運んでいる途中で薬が切れて眼が覚める。その時の嫌がる姿の可笑しなことといったらない。キングコングを目覚めさせる時のあの島の住民達の変な踊りもやたら可笑しい。これは完全にコメディだと思って観ることにしよう。そうすれば全て笑い飛ばせてしまうほどとにかく変な魅力で笑えて面白い映画として評価も出来る。コジラの後ろから不意打ちのように突如現れるキングコング、ゴジラもまたやはり一番最初のあの大傑作のような恐ろしさも見せてくれる。カラーなのがちょっと残念ではあるが(だってモノクロの方が怖さがより強調されるだけに)キングコングとゴジラの対決を実現させてしまう試みに、そして、ラスト海の中へと消えて行くゴジラに監督がゴジラ映画生みの親である本多猪四郎監督からの全てのゴジラファンへのオマージュを思わせるシーンで締め括る。良い終わり方です。それにしてもこの映画での日本人キャストの面子は何だか「社長」シリーズや「若大将」シリーズや植木等の映画を思わせるし、そんな中でも有島一郎の可笑しさは際立っており、本来なら主役であるはずのキングコングとゴジラをも食ってしまっている。最後にこの映画を初めて観る方へ、これから観る方へくれぐれも食事しながら観るのは止した方が良い。特にタコ料理は禁物です。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-07 21:13:55)(良:1票)
4.《ネタバレ》 テンポが良く無駄のない脚本で、登場人物とストーリーが濃密に絡み合う。テレビ局員桜井はスポンサーの製薬会社宣伝部長に頭が上がらない。部長は関係者である植物学教授から南洋の島の魔神の話を聞く。部長の命令で桜井らは魔神探しにでかけ、キングコング捕獲に成功。桜井の妹はキングコングに捕まる。妹の婚約者は鉄鋼会社社員で、その会社で開発された特殊繊維はキングコングを運ぶのに使われる。桜井は婚約者のある仕草で昏睡作戦を思いつく。部長、桜井、婚約者らは関係者ということで自衛隊に自由に出入りし、さまざまなアドバイスをする。ゴジラの話とキングコングの話が同時進行する。ゴジラは北極で米潜水艦を沈め、米軍の攻撃をものともせず、第二の故郷日本をめざす。キングコングは大ダコを退治したあと赤い飲み物を飲んで寝てしまひ、捕獲されて日本へ向かう。自衛隊から上陸を拒否されるが、目覚めて逃げ出す。ゴジラは東北、キングコングは東京に上陸。動物的本能により両者は出会い、そして激突。キングコングは一度はゴジラの熱線におびえ退散するものの、百万ボルトの電流に触れ、蓄電体質となり、ゴジラと再対決する。城を破壊し、両者海中へ雪崩落ちる場面は圧巻。
◆キングコングは美女捕捉と高い塔へ登るというオリジナルへのオマージュがある。しかし驚くほどユーモラスなキングコングだ。ギャグとしか思えないほど顔がひどい。背中のチャックも丸わかり。米国で酷評されたのもうなずける。ゴジラと較べて手抜きしたといわれても仕方が無い。実に人間くさく、岩陰に隠れるなどの知性を発揮するのが魅力だ。このキングコングを受け付けない人には楽しめない映画だと思う。
◆ゴジラシリーズとしては3作目で前作から7年。久しぶりということで円谷英二の特撮は特に気合が入っている。潜水艦の天井が炎上する場面、ガソリンを川に撒く場面、コングを吊り下げる準備の場面、大波に襲われる熱海の町の場面など、メインにさほど関係ない場面も丁寧に撮られていて好感が持てる。当時は日米夢の怪獣対決という話題で盛り上がり、観客動員数歴代2位を記録。怪獣対決なのに、どうしてユーモア路線にしたのかは疑問だが、エンターテインメント要素はてんこ盛りで、現代人でも十分に楽しめる内容になっている。特に音楽は秀逸で、その後のゴジラシリーズの良い見本となっている。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 8点(2011-10-31 23:31:22)(良:1票)
3.ゴジラ「VSもの」の中では一番面白かったのがこの作品。冒頭の島民女性の巨乳ブルブルダンスは当時としてはさぞかし衝撃的だったろう。下手なアイドルビデオより十分オカズになります。
海野やよいさん 8点(2003-11-22 18:58:34)(笑:1票)
2.《ネタバレ》 ストーリーは基本的にコメディタッチで、ありえない展開(日本にほいほいキングコング連れてきちゃったり)もままあるが、テンポも良く、素直に「面白い!」と言える。個人的には、次のVSモスラ当たりまでが、ゴジラ作品の黄金期だった気がします。この頃の作品は、ゴジラのみならず、当時の生活が恒間見ることができてとても楽しいですね。高島&佐原コンビが非常にいい味を出していました。また、クライマックス、国会議事堂で眠らせたコングを気球でつり上げるシーンのミニチュアは凄い!この時代のゴジラのミニチュアって、そりゃチャチイかもしれませんが、本当に芸が細かくて、作り手の愛と意気込みを感じませんか?「何がなんでも本物に見せてやる!」っていう。
カシスさん 8点(2003-11-17 15:01:53)(良:1票)
1.良いとか悪いとかは超越して、ガキの頃、夢中になった怪獣映画の一本です。あの頃、若大将シリーズと抱合せで来ていたが、ガキゆえに恋愛ドラマに食指は動かず、ひたすら怪獣映画でした。今観れば、そこかしこに穴は見えるけれども、当時、心から感動させてくれた映画として、敬意と思慕を込めて、甘めの採点です。良い時代でした。良い時代に子供時代を過ごしました。感謝です。
すぎささん 8点(2003-08-18 21:04:01)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 57人
平均点数 6.88点
000.00%
111.75%
211.75%
323.51%
411.75%
547.02%
61322.81%
71119.30%
81729.82%
923.51%
1058.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review6人
2 ストーリー評価 7.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 7.71点 Review7人
5 感泣評価 5.75点 Review4人

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